編笠山・権現岳 〜雨天決行！今度は南八！

2016年05月09日(月) [日帰り]

• GPS: 11:22
• 距離: 11.7km
• 登り: 1,382m
• 下り: 1,384m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:40
• 休憩: 1:41
• 合計: 11:21

5:45 観音平
6:39 6:39 雲海
7:20 7:21 押手川
9:20 9:25 編笠山
10:11 11:11 青年小屋
11:39 11:40 のろし場
11:57 12:05 西ギボシ
12:21 12:31 東ギボシ
12:41 12:41 権現小屋
12:44 12:44 縦走路分岐
12:48 12:53 権現岳
12:59 13:04 権現小屋
13:11 13:13 東ギボシ
13:27 13:27 西ギボシ
13:51 13:52 のろし場
14:15 14:16 青年小屋
15:36 15:36 押手川
16:10 16:11 雲海
17:02 17:03 観音平
17:06 ゴール地点

DIY GPSを使用しました。
コースタイム、GPXは実際計測したものです。

天候

曇りのち雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

観音平の無料駐車場利用
冬期は閉鎖される観音平ゲートからの道は、よく整備されていて非常に走りやすいです。

コース状況／危険箇所等

観音平登山口の看板横に登山ポストあり
危険箇所はなし
若干の残雪と強風に注意が必要なくらいです

写真

前回の北八に続いて今回は八ヶ岳南端、編笠山へ

鉛色の空
・・・今回は展望はないな

登山口です
登山ポストが設置されています
(どうも義務化されたみたいですね)

丁寧に用意してくれてます
雨に濡れても大丈夫なように・・・やさし〜

まさに本日は編笠山・権現岳を目指します

隊長、登山届けを一生懸命書いて出発です

雲海？

遠くに山陰が・・・

しばらくは笹の道を行きます

木が・・・

倒れてる

おっきな石

「雲海」着

太陽ガンバレ

これは・・・切ってるのかな？？

またもや折れてる木・・・雪の重さに負けて折れちゃうのかな？

何とか踏ん張って成長を遂げたのであろう彼

八ヶ岳な岩道になってきました

白樺だ

どん！

ワーイ

またもや折れた木・・・看板に

「押手川」着
ここから編笠まいて青年小屋にいけますね

ちなみに「おしてがわ」と読むようです

これ？

ふんばれなかった(TT)

どどん！

新しめの看板がいっぱい

ハクサンシャクナゲ
これから綺麗に咲きそうですね

ゴロゴロ・・・

岩窟に雪

お？山陰？

おお！今日は何も見えないと思っていたのに！
雲の上にぽっかりと南アルプス！

右から仙丈、甲斐駒、そして・・・北岳

北岳！

そして遠くに富士山も！

そうそう、今いる八ヶ岳南端の編笠山と全く同じ名前の南アルプス北端の編笠山、右端に写ってるんです
ここから見えるんですね

あ、ガスが・・・でも編笠山はギリギリ見えてます(^^)

こっちの編笠山！もうすぐかな？

まだまだ登ります

振り返れば雲の向こうに富士山

そして南アルプス！
このまま雲の上を歩いて行けそうじゃないですか！

樹林帯を抜けて岩場へ
富士見高原の方から来たときは岩場に入ってから結構長かったんだけど、こっちはどうかな？

おお！中央アルプスが！
ホントに今日は何も見えないと思っていたのに！

山の名称を割り出すことを山座同定と言いますが、空木岳の山座同定は現地では非常に難しい
木曽駒はすぐわかるんですが

いきなり山頂三角点タッチ！
こっちルートは樹林帯を抜けて岩場に入ったらすぐですね

編笠山山頂より広がる雲海と南アルプス

編笠山山頂より中央アルプス

合間から下界も見えます

編笠山山頂より北アルプス

白馬方面です
さすがに遠いですね〜槍とか見えるレベルではないです

蓼科、北横岳ばっちりですね

ガスにけむるギボシと、その後ろに主峰

記憶に新しい天狗両雄

主峰達

晴れろ〜

きた！

すごい！ギボシ、権現！
この後行ってやるぜ！

赤岳、阿弥陀！

やっぱ阿弥陀かっこいいな

赤岳から蓼科まで！
初めて見たときも感動したけど
そう、八ヶ岳を見るなら・・・

ここ編笠山で間違いなし！
以上、山頂からでした

今日はもう一座の予定、青年小屋へ向かいましょう

ここまで全くなかったですが、編笠〜青年小屋は登山道に残雪があります

目指す権現が・・・

青年小屋が見えました

こっちも岩場か・・・

下りてきました

「青年小屋」着

遠い飲み屋？

強風、ガスでかなり寒くなっていきたので中で休ませてもらいます

編笠ブレンドコーヒーいただきました
酸味8苦み1なブレンド

殿下・・・ここにも

昼食をとって、たっぷり休んでしまった

激しく頭痛が発生したので正直、下りようか迷ったけど・・・どうしても行きたい！
そして、いきなりの急登

抜けた！

一個目のピーク「のろし場」

まだまだ先は長そうだ

うお、かっこいい大岩

当然、まけるよね

しかし、なかなかの岩場だ
頭痛がひどいのに

さっきのやつ

まだまだ上が

隊長、鎖場に挑む

登り切ってもまだ先が

北岳の時と同じような展開

鎖場、再び

とりあえず、落ちたら死ぬレベルではあるな

権現小屋、そして権現岳が・・・
ガスにまかれてるせいか秘境感が半端ない

今日はもう見えないと思っていたけど振り返ると、また見れました

その間に権現が見えなくなってるし・・・

しかしスゴイです

残念、主峰は暑い雲の中に

いよいよ権現岳が間近に

「権現小屋」着

主峰は未だ雲の中ですが、あそこを通っていくんだろうな

小屋上の分岐へ
ついに「赤岳」の文字が
・・・感動

振り返ると権現小屋とギボシがカッコイイ

そして目指す頂

ついに、ここまで来ました

「権現岳」着

せまっ！
その先に見えるのは・・・

なんとさっきまであんなに厚い雲に覆われていたのに、赤岳が顔を出してくれました

やっぱり偉大です

もっと堪能したいけど時間がないので急いで戻ります

編笠、青年小屋が・・・
ホントに特徴的なヤツですね
あの岩場が大変なんだ

もしかしたら三ツ頭の方に下りた方が楽だったかもしれませんが

そっちのルートは考えていなかったので

とりあえず落ちたら死ぬであろう道を下り

なんとか青年小屋

すでに降り出した雨の中

ザ・八ヶ岳な道を帰ります

ザ・八ヶ岳な緑たち

雨にぬれていい感じ

・・・熊が折ったんじゃないよね？

ふたたび「雲海」着
雲海は上にあったよ！

いつもながら下りは本当に長い！
ようやく再び笹の道

花に興味のない隊長も気づいたコントラスト

やっとついたね！今日は本当に疲れた・・・

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション 予備電池 常備薬 ロールペーパー 携帯 サングラス タオル ストック カメラ

感想

POCKET2001

今年のGWは天気がよかったので、ほんっとにうらやましかった！
でも休みはGW明けの5／9と5／10！
5／8もめちゃくちゃ晴れて、なんて山日和なんだろう！うらやましすぎるっ！

そして肝心の5／9から天気は下り坂(TT)
でも隊長は行く気マンマン・・・
まあ仕方ないさ、天気が悪ければ悪いなりに楽しいこともある(・・・たぶん)

な、感じでやってきた南八
いや、来て良かったです
雲一つない晴天の日も大好きだけど、今回ほど雲の上にいることを実感したことはなかったです

広がる雲海、浮かぶアルプス
雲海を歩いて、アルプスまで行けそうでした

下から見たら真っ白な空だったけど、上はわからないんだな〜
いーないーな、と思っていたGWですが、青年小屋のご主人によると、GWで天気がよかったのは2日だけで概ね悪かったよ、とのことだったし・・・

でも前の日の5／8はめちゃくちゃよかったらしいから、やっぱちょっと悔しいかも・・・
でも5／8の編笠、権現のレコあげてくれた方、ありがとう！
やっぱり本当に綺麗！！

それにしても、縦走路とはいえ一日2座はきつかった・・・
事前に見させてもらった同コースのレコで5:30→14:10だったのに5:45→17:06というやっぱりなカメさんペース
途中で激しい頭痛も発生してしまったので隊長クオリティよりさらに落ちるという、まさかの事態
17時過ぎるという本当にギリギリの山行でした