記録ID: 893702
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ハイキング
奥多摩・高尾
御堂指尾根から三頭山
2016年06月10日(金) [日帰り]
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 06:41
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,432m
- 下り
- 1,446m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:06
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 6:41
10:02
30分
スタート地点
10:32
10:35
61分
取付地点
11:36
11:41
34分
1072峰
12:15
12:15
53分
露岩
13:08
13:11
12分
御堂指尾根終了点
16:43
ゴール地点
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
御堂指尾根は一般登山道ではありません。トレイルが薄く急な箇所もあります。特に下降ルートとする場合は困難が予想されます。以下、注意点を書き留めてみました。 ・擁壁の上に上がるとすぐにパイプがある。明瞭な踏み跡がパイプ沿いに続いているが無視して尾根に取り付いた。 ・取付きは道形のない急斜面でずるずる滑るが、滑落して怪我をするような場所ではないので大丈夫。 ・枝尾根に乗ると切り開かれていて歩きやすい。見下ろすと切り開きは下の方まで続いているようだが急斜面。うっかり下ると擁壁を転げ落ちることになりそうなので下降時は注意。 ・標高760mで主尾根に乗る。主尾根は北東方向に下っていて、その方向にも赤テープと太いケーブルがあったので、下降時は誘い込まれないこと。 ・1072mピークは平坦で広い。ここで一旦右(西南方向)へ曲がる。直進方向の踏み跡もありそちらにも赤テープがあったので注意。なお、ピーク手前にロープが張ってあり、「テープは森林調査用であり道の目印ではない」旨書かれていた。変な方向にテープが付けられていたことには合点がいったが、これは危険だと思う。もちろんコンパスやGPSで確認しながら歩くのが登山者の義務ではあるのだが…。 ・守屋マップ(奥多摩登山詳細図・西編)には1072ピークに石柱2080があると記入されているが間違いだろう。2080石柱はずっと手前、標高880mあたりにある。 ・標高1100〜1150mあたりが急な露岩帯。最も急な岩場は右側を巻き気味に登ったがいろいろルートは取れると思う。さほど危険な気はしなかったが、下降時は注意が必要。 ・標高1250mあたりから藪が出てくるがたいしたことはない。しばらく行けばヤブはなくなる。刈払いがされたのかも。 |
写真
撮影機器:
感想
梅雨の晴れ間、以前から気になっていた御堂指尾根を登ってみることにしました。愛読の奥多摩山岳会編「奥多摩の尾根と沢」によると、三頭山はそもそも御堂山と呼ばれていたそうで、その名が残っているこの尾根は、由緒あるルートと言えるでしょう。
取り付きはかなりの急斜面でしたが、稜線に乗ってからしばらくは歩きやすくなります。自然林が多く、静かな尾根歩きが楽しめます。1072m峰から下ったコルからは一気に急傾斜となり、露岩混じりの登りが続きます。心配していたのはこの露岩帯でしたが、それほど危険というわけではありませんでした。しかし下降路としては要注意です。また、森林調査用のテープがあちこちに巻かれてあり、それが正しいルートを示すものではないため、これも下降時にはリスク要因となります。GPSがあればともかく、そうでなければコンパスと地形図でこまめに現在位置を把握する必要があるでしょう。
下山は月夜見山を回って大ムソ尾根を下ってみようと思っていましたが、時間切れとなってしまいました。出発時間が遅かったせいもありますが、後半の急登でかなり疲れてペースが落ちました。登り応えのあるいいルートです。
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