北又小屋〜(雪倉岳撤退)〜朝日岳〜蓮華温泉
- GPS
- 19:54
- 距離
- 26.8km
- 登り
- 2,619m
- 下り
- 1,872m
コースタイム
- 山行
- 6:46
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 7:07
- 山行
- 5:25
- 休憩
- 0:02
- 合計
- 5:27
- 山行
- 6:57
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 7:11
ピーク:0分
有酸素:9分
脂肪燃焼:401分
<活動量計ログ>2日目
ピーク:0分
有酸素:3分
脂肪燃焼:248分
<活動量計ログ>3日目
ピーク:0分
有酸素:25分
脂肪燃焼:480分
天候 | 1日目:曇のち晴れ(北又小屋〜朝日小屋) 2日目:雨 (雪倉岳で撤退) 3日目:晴れ時々曇(朝日小屋〜蓮華温泉) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
バスタ新宿22:30(高速バス)4:43黒部IC(タクシー)北又小屋5:40 <往路・高速バス> 地鉄バス(東京-富山線) http://www.chitetsu.co.jp/?page_id=743 ・Webで予約。 ・7回乗車で1回無料となるスタンプカード制度あり(スタンプは乗車時に貰える)。 <往路・タクシー> 入善タクシー http://nyuzentaxi.com/index.html ・電話で予約。 ・北又林道は一般車乗り入れ不可。 ・タクシーは黒部ICから北又小屋まで一律料金14000円。但し、タクシーを乗り降りする場合の町の助成金制度あり(1000円/1人)。3人乗車だと3000円値引き。タクシー内で名前&住所記入でOK。 http://www.asahigoya.net/info/taxi.html ■復路アクセス 蓮華温泉15:25(バス)17:00糸魚川駅19:52(北陸新幹線)21:46大宮駅 <復路・バス> 糸魚川バス http://rengeonsen.main.jp/access.htm ・バスは荷物料金込みで2100円。時期により時刻表は変わる。 ・糸魚川駅アルプス口の反対側に商店街あり。夕食可。 <復路・新幹線> ・指定席は取れなかったが、自由席も軽井沢あたりまでは空席があった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■日の出4:41/日の入7:06 ■登山計画書 ・北又小屋で提出。 ■コース状況 ・今年は北アルプス北部も雪が少なく、朝日岳の水平道は既に開通済み。栂海新道も蓮華温泉ルートも雪は残っていないとのこと。 ・五輪尾根は、外れる梯子があったり、木道が傾いていたりで若干荒れ気味。 最新情報は朝日小屋のWebサイトにて確認。 http://www.asahigoya.net/ |
その他周辺情報 | <下山後温泉> 白馬岳蓮華温泉ロッジ http://rengeonsen.main.jp/ ・蓮華温泉入浴料800円。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック(1)
地図(1)
ファーストエイド・リペア類(1)
着替え・予備グローブ(1)
ダウン(1)
保存食・行動食・水(1)
サングラス(1)
ヘッデン(1)
グローブ(1)
ビニール袋(1)
ストック(1)
軽アイゼン(1)
ツェルト(1)
|
---|---|
備考 | ■装備重量 Base/w 3.3kg Pack/w 8.0kg SKINOUT/w 10.7kg <good> ・日傘(兼 雨傘)ユーロシム swing liteflex UV Umbrella 必須装備ではないけど、行程中の雨・晴れと天候が大きく変化しそうなので持って行った。風の強い稜線以外は結構使えた。晴れた日の昼食タイムでの日よけの快適さはかなりもの。雨でも視界が下向きにならないので、転倒防止にも役立ったかも。 当然だけど、体に雨が打ち付けないし頭部をフードで覆う必要も無く、メンバーの会話も聞き取りやすい。気分的にも良い。折り畳みではないので嵩張るけど、簡易ストック替わりに使うことあった。 ・焼きミョウバン 水没した登山靴の臭い消しに。コスパも良いし重宝しそう。 |
感想
7月3連休は、北アルプス北部にあるイブリ尾根の登山道から朝日小屋を目指した。
今回は同行者2人(北アルプスは2回目と、裏表銀座を経験済みで今年は白峰三山縦走が目標)と一緒。
入山前の計画では朝日小屋から雪倉岳を経由し、白馬岳、猿倉登山口へと、北アルプスの横断を予定していたが、実際は2日目が大雨となり稜線歩きを断念。朝日小屋で連泊し、3日目は朝日小屋から蓮華温泉に降りた。幸い3日目は好天となり北アルプスらしい景色を満喫した。
■準備編■
まずはアクセスの確保。登山口の北又小屋にはバスは運行しておらずタクシーでの移動となる。朝日小屋の宿泊予約時に朝日岳の山開きの日程とも重なるため、早めのタクシー予約を勧められる。以前に同ルートを歩いた時に頼んだ舟見タクシーは、タクシー営業をしていないとのことで入善タクシーさんにお願した。
また、東京からのアクセスは北陸新幹線の始発として、黒部宇奈月温泉駅からタクシーで移動することを計画していたが、山小屋予約時に登山開始時間が遅くなるため見直しを勧められる。以前にも利用した高速バスで富山(黒部IC)に向かうこととした。
3連休は、天気予報サイトでバラバラだけど雨の可能性が高いとのこと。状況を見て停滞も考慮にいれたサブプランを検討することとした。
■1日目■
最初のイブリ尾根では曇。雲は多いけど樹林の隙間から日本海も望める天候。順調にハイクアップする。イブリ尾根は高度差100mごとに1合目・2合目と道標がありリズムよく登れる。イブリ山山頂に到着する頃には雲がなくなり青空へと変わる。森林限界も越えて、強い日差しとなるが、今回は日傘(兼、雨傘)を持参しており、日陰の快適登山となる。
昼過ぎに小屋に到着した後は小屋前のベンチに集合。特に自分は8キロの装備のうち1キロが酒とツマミ。宴会山行ではないけど、夕食まで飲み続ける。特にツマミのブルーチーズと柿の種の相性が良すぎた(これは自宅でも試そう)。ベンチからは後立山の稜線が広がり、朝日岳の開山祭も見られた。楽しい酒盛りとなった。
3連休だけど事前予約を取る山小屋で、1人1枚の快適な寝床。前夜の高速バス移動の疲れも出て、夕食後はすぐに寝てしまった。
■2日目■
朝から雨。好転することを期待して出発するものの、雨中の山行となる。雪倉岳への稜線で森林限界を超えたところで、雨粒が打ち付けて、痛いくらいの強風と濃いガス。雨の登山に慣れていないメンバーで、このまま白馬岳まで稜線で晒され続けながら、さらに標高差900mのハイクアップは厳しいと判断。朝日小屋に引き返し、朝日小屋に2連泊となった。
朝日小屋は2泊目の予約はしていなかったけど、事情を説明し泊めさせてもらう。雨に晒され、ぐったり消沈していた我々。夕食は前夜と同じものもどうかという配慮を頂き、山小屋のスタッフさんや山小屋のヘルパー・常連さん達と一緒に夕食を頂けることになった。
ともあれ、正午前には戻っていたので午後は談話室で過ごす。やることも無くなったので持ち込んだワインも日本酒も、早々に飲み切ってしまい、その後は山小屋で買ったビールと、登山雑誌を片手に、読書という名の宴会を続けた。
18時から小屋の方々との夕食となる。普段の夕食とは違うメニューとのことだけど、内容に圧倒される。次々と焼肉が投入され、こんなの山小屋で作れるの?という豪華なサイドメニューの数々。それから酒。酒。酒。キンキンに冷えたビール缶に加えて、ヘルパー・常連さん方によって一升瓶ごと担ぎあげられた日本酒やワインが、次々と投入される。夕食後は2次会に突入。消灯後もヘッデンの明かりを頼りに深夜12時近くまで飲み続けた(宴会場の隣が、我々の割当てられた部屋だったので、終了後はそのまま爆睡)。
こんなに飲み続けるなんて経験、今まで無い。とっても楽しく、勉強になった。。。そして、次に行くときは、自分も担ぎたい!
■3日目■
前日は、12時間近く飲み続けたけど、朝食は朝5時。だけど奇跡的に二日酔いは無く、目覚めることが出来た。時間通りに食事をすませて(この日は、朝食後にパッキングをしたのでちょっと遅くなったけど^^;)、無事に出発することができた。
天気もこの3日間で最高の晴天。雪倉岳も良く見えるけど、日程的に今回は蓮華温泉へ向かうルートに変更した。こちらは、3年前にも歩いたルートなので状況は抑えている。というか、北又〜朝日岳〜蓮華温泉の1泊2日ルートは、無雪期1泊2日では北アルプス・イチじゃないかと個人的に思っているお気に入りルート。朝日岳の山頂からは雨飾山や妙高山も遠望できた。今回は五輪高原から下のくだりは、雲海となっていて展望は無かったけど、涼しくて、点在する池塘では幻想的な姿を見ることが出来た。再訪とはいえ、楽しく歩くことができた。
帰りは、下山口の蓮華温泉で温泉に入り、そこからバスで糸魚川駅に降りる。北陸新幹線はやっぱり早い。ということで、駅近くの焼肉料理屋で打ち上げ。宴会しまくりの3日間だった。
<朝日小屋(朝日平)拠点の過去レコ>
北又小屋〜朝日小屋〜朝日岳〜蓮華温泉
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-323804.html
朝日小屋ピストン
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-344707.html
日本海へ-北又小屋-朝日岳-栂海新道-親不知-
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-510558.html
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