南アルプス 塩見岳から両俣小屋へ

2016年08月25日(木) 〜 2016年08月28日(日)

• GPS: 104:00
• 距離: 34.2km
• 登り: 2,618m
• 下り: 2,595m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:38
• 休憩: 0:27
• 合計: 8:05

8:50 鳥倉林道登山口
11:05 11:05 水場
11:45 11:45 塩川・鳥倉ルート合流点
12:20 12:47 三伏峠小屋
13:01 13:01 三伏山
16:55 塩見小屋

2日目

• 山行: 8:29
• 休憩: 0:00
• 合計: 8:29

3:50 塩見小屋
5:20 5:20 塩見岳
5:43 5:43 塩見岳東峰
8:37 8:37 北荒川岳キャンプ場跡地
10:17 10:17 新蛇抜山
12:19 熊の平小屋

3日目

• 山行: 10:28
• 休憩: 1:33
• 合計: 12:01

3:26 熊の平小屋
4:25 4:25 三国平
5:56 5:56 三峰岳
7:05 7:05 間ノ岳
8:00 8:00 三峰岳
10:54 10:54 野呂川越
11:46 13:19 両俣小屋
15:27 北沢橋

天候

8月26日（金）　曇り時々晴れ
8月27日（土）　曇り後雨、午後晴れ時々小雨
8月28日（日）　曇り時々晴れ、夕方から雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

8月25日　バスタ新宿から中央道松川ICまでは高速バス（4000円）、松川ICから伊那大島駅まで徒歩40分、駅のベンチ泊
8月26日　伊那大島発6：45のバス（2490円）で鳥倉登山口に、第二駐車場は空きがあるが、路方、第一駐車場は満杯状況
8月28日　両俣小屋から2時間林道を歩き北沢橋へ、最終（16：10）前の臨時バスで広河原へ（580円）、17：40発のバス（2050円）で甲府駅へ、甲府からは　20:05発の　かいじ　で帰路に

コース状況／危険箇所等

・松川ICから伊那大島までは迷う事の無い一本道で、コンビニが2軒ある。
・鳥倉口から三伏峠小屋までは良く踏まれた道で問題ないが、木の梯子が濡れている場合には要注意。
・三伏小屋から塩見小屋までは3時間程の登りであるが、長いトラバース道、”塩見小屋までもう少し”の看板が出てからの上りが辛かった。
・塩見小屋から塩見岳へはコースを示すペンキマークも程よく付けられ迷う事もなく先ずは西峰　3047mに、先に見える東峰　3052mは5分位か？
・塩見岳から熊の平小屋へは、急な道を下り、蝙蝠岳との北俣岳分岐に向かうが、稜線から右に出る道よりも、左のガラ場に下る明瞭な踏み跡に入り込んでしまう。踏み跡は途中で消えていたが、何とかガラ場をトラバースし熊の平小屋へ向かう正規の登山道に戻った。（ガラ場には下らない、迷ったらトラバースせずに戻ること）
・快適な稜線を程なく進むと、北荒川岳　キャンプ場跡地に到着する、此処で熊の平までの中間地点、小屋までは3時間のコースタイム。小屋までは殆どダケカンバの林で眺望は望めない。樹林帯の道に飽きた頃、熊の平小屋に到着した。
・熊の平小屋　2500mから稜線への急登に喘ぐこと1時間で稜線に出る、三峰岳　2999mまでは南アルプスでは珍しい岩稜帯だった。
・三峰岳から日本第3位の高峰　間ノ岳　3190mまでは歩き易く気分の良い稜線だった。
・三峰岳　2999mから野路川越　2300mは700mの下りでコースタイムで約2時間を要する。展望は殆ど望めない。
・野呂川越から両俣小屋　2100mまでは可成り急な道で注意が必要。

写真

8/25 20:20

2016/08/25 20:20 バスタ新宿4F　待ち合わせ場所です

8/25 20:24

2016/08/25 20:24 4F　C7番から　飯田行に乗ります
松川ICで降ります

8/26 4:59

2016/08/26 04:59 伊那大島駅から朝焼けの南アルプスを

8/26 5:21

2016/08/26 05:21 伊那大島駅とベンチで眠るMさん

8/26 5:21

2016/08/26 05:21 鳥倉口行のバス停です

8/26 6:46

2016/08/26 06:46 6：45発のバスです、乗客は6名です、途中の停留場で4名が乗車しました

8/26 8:51

2016/08/26 08:51 約2時間で鳥倉登山口に到着しました

8/26 8:56

2016/08/26 08:56 登り始めました

8/26 9:28

2016/08/26 09:28 登り始めて30分、苔が美しい

8/26 9:29

2016/08/26 09:29 今回の塩見岳は余り花を見掛かませんでしたが、之が最初の花かな

8/26 9:50

2016/08/26 09:50 最初の休憩です。　荷物が肩に食い込みます

8/26 10:06

2016/08/26 10:06 三伏峠まで2時間の標識

8/26 10:26

2016/08/26 10:26 歩き始めて1時間半、水場が待ちどうしい

8/26 10:32

2016/08/26 10:32 階段状の道が増えてきました

8/26 11:05

2016/08/26 11:05 待ち遠しかった”ほとけの水”
此処で3リットルを追加しました

8/26 11:45

2016/08/26 11:45 塩川小屋への分岐です、現在　通行止めです

8/26 12:14

2016/08/26 12:14 三伏峠まで残り200歩です、ヤレヤレ

8/26 12:17

2016/08/26 12:17 小屋が見えました

8/26 12:21

2016/08/26 12:21 軽く食事です。塩見小屋に泊まれない登山者は此処に泊まります

8/26 12:40

2016/08/26 12:40 出発前に日本一高い峠を撮影しておきます

8/26 12:47

2016/08/26 12:47 冬季小屋ですね

8/26 12:47

2016/08/26 12:47 幕場です。之から更に増えるのでしょうね

8/26 12:49

2016/08/26 12:49 右は、荒川岳、赤石岳方面です、我々は左に

8/26 12:59

2016/08/26 12:59 程なく稜線に出ました

8/26 13:01

2016/08/26 13:01 三伏山　2615mです

8/26 13:05

2016/08/26 13:05 塩見岳が薄っすら見えますね

8/26 14:19

2016/08/26 14:19 此処から展望のない稜線、その後は権右衛門山のトラバースし塩見小屋に向かいます

8/26 14:26

2016/08/26 14:26 未だ稜線の様ですね

8/26 14:36

2016/08/26 14:36 ❓❓

8/26 15:08

2016/08/26 15:08 偶に塩見岳が展望できます

8/26 16:25

2016/08/26 16:25 塩見新道への分岐ですが、今は通行止めです

8/26 16:51

2016/08/26 16:51 晴れ間に浮かぶ塩見岳です

8/26 16:53

2016/08/26 16:53 快晴に浮かぶ塩見岳と新築の塩見小屋です

8/26 16:53

2016/08/26 16:53 単にアップです

8/26 16:58

2016/08/26 16:58 塩見小屋の夕食を盗撮しました。揚げ野菜を乗せたカレーです

8/26 17:29

2016/08/26 17:29 今日は予約で満員、食事を終え、小屋の前で寛ぐ人、既に寝ている人、様々です。
素泊まり、寝具なし　5000円、缶麦酒　350mlで600円です

8/26 17:29

2016/08/26 17:29 小屋は狭いですが、夕食を終えた食堂で自炊が可能です

8/26 17:40

2016/08/26 17:40 この時間は外でビールを飲んでいます

8/26 17:40

2016/08/26 17:40 日暮れ前の塩見岳です、明日の天気に期待してます

8/26 17:43

2016/08/26 17:43 そろそろ小屋で自炊しますか

8/27 3:49

2016/08/27 03:49 前夜は消灯が20時、我々は19時頃には就寝しましたが、マットとカバーでは少々寒かったですね、3時に起床、49分に出発します

8/27 4:51

2016/08/27 04:51 東の空が明るくなってきました

8/27 4:51

2016/08/27 04:51 振り返ると天狗岩の手前にランプの光が

8/27 5:15

2016/08/27 05:15 すっかり明るくなりました、小屋方面です

8/27 5:18

2016/08/27 05:18 朝焼け前です

8/27 5:19

2016/08/27 05:19 荒川岳方面に異様な光景が

8/27 5:25

2016/08/27 05:25 途中で抜かれた方、既に下山です

8/27 5:27

2016/08/27 05:27 塩見岳　西峰頂上　3047mです、Mさんと後方に富士山です

8/27 5:27

2016/08/27 05:27 日の出も併せて

8/27 5:28

2016/08/27 05:28 富士山をアップしました

8/27 5:31

2016/08/27 05:31 一応　私も

8/27 5:32

2016/08/27 05:32 富士山が美しいですが、天候が心配ですね

8/27 5:32

2016/08/27 05:32 朝の荒川岳方面

8/27 5:32

2016/08/27 05:32 朝の仙塩尾根と間ノ岳

8/27 5:43

2016/08/27 05:43 塩見岳　東峰　3055mに在りました

8/27 5:43

2016/08/27 05:43 東峰からの西峰です、数人　居ますね

8/27 5:46

2016/08/27 05:46 再度　富士山です。この時間で、雨がパラパラです

8/27 5:46

2016/08/27 05:46 朝焼けの雲ですが

8/27 5:46

2016/08/27 05:46 再度、今から向かう　仙塩尾根です

8/27 5:52

2016/08/27 05:52 塩見岳を後に、仙塩尾根に向かいます

8/27 5:54

2016/08/27 05:54 塩見岳　東峰を振り返ります

8/27 6:02

2016/08/27 06:02 この後、正規の道を外し左のガラ場に下りてしまいます

8/27 7:11

2016/08/27 07:11 正規のルートに戻りました、この時間から雨が降り出しました

8/27 7:11

2016/08/27 07:11 一応、辿ったコースを残しておきます、中央に残るトラバースの踏み跡です

8/27 7:15

2016/08/27 07:15 何と美しいことか

8/27 7:15

2016/08/27 07:15 之から向かう仙塩尾根とMさんです

8/27 7:18

2016/08/27 07:18 踏み跡がハッキリと残っています

8/27 7:47

2016/08/27 07:47 広くて歩き易い仙塩尾根ですが生憎の天気になってきました

8/27 7:55

2016/08/27 07:55 この様な場所もあります

8/27 8:37

2016/08/27 08:37 熊の平小屋との中間点、北荒川岳（2698m）キャンプ場跡地です

8/27 8:37

2016/08/27 08:37 北荒川岳キャンプ場跡地です。熊の平小屋まで180分です

8/27 8:45

2016/08/27 08:45 稜線を歩いたり、湿原後を歩いたりです

8/27 9:09

2016/08/27 09:09 何の花でしょうか？　

8/27 10:16

2016/08/27 10:16 新蛇貫山　2667mへの分岐です

8/27 11:18

2016/08/27 11:18 もう直ぐですかね？

8/27 11:58

2016/08/27 11:58 阿部荒倉岳　2693mの稜線ですかね

8/27 12:04

2016/08/27 12:04 この辺から下りになります

8/27 12:17

2016/08/27 12:17 もうすぐ着く予感です

8/27 12:19

2016/08/27 12:19 待望の熊の平小屋です

8/27 12:24

2016/08/27 12:24 小屋に着くと雨が上がりました

8/27 12:25

2016/08/27 12:25 晴れていればテラスから農鳥岳が正面に見える、との事、之から昼食です

8/27 15:17

2016/08/27 15:17 昼食、宴会も終わり、小屋の中のストーブの前で寛ぎます

8/27 15:17

2016/08/27 15:17 な何と21名の団体さんが到着しました。三伏峠小屋からです。見覚えのあるガイドさんです

8/27 16:48

2016/08/27 16:48 小屋は外階段から2階で上がり、靴を脱ぎます。トイレは外、食堂、ロビーへは2階から内階段で

8/27 16:58

2016/08/27 16:58 素泊まりは6000円です

8/27 18:59

2016/08/27 18:59 一応メニューです

8/28 3:26

2016/08/28 03:26 ガスってはいますが出発します

8/28 4:25

2016/08/28 04:25 農鳥岳への分岐標識です

8/28 4:59

2016/08/28 04:59 急登を終え稜線に上がりました、天候は回復傾向です

8/28 5:08

2016/08/28 05:08 三峰岳に向かいます。この後は南アルプスでは稀有な岩稜です

8/28 5:56

2016/08/28 05:08 三峰岳　2999m　頂上に着きました

8/28 6:09

2016/08/28 06:09 間ノ岳、仙丈ヶ岳の分岐点です。此処に荷物をデポし間ノ岳に向かいます

8/28 6:09

2016/08/28 06:09 之から間ノ岳に向かいますが、ガスの中ですね

8/28 6:10

2016/08/28 06:10 ガスの中に間ノ岳が一瞬見えました

8/28 6:26

2016/08/28 06:26 仙丈ヶ岳方面でしょうか

8/28 7:05

2016/08/28 07:05 間ノ岳頂上　3190mです、空身で50分でした

8/28 7:13

2016/08/28 07:13 可成りの人が居ましたね

8/28 7:59

2016/08/28 07:59 甲斐駒、北岳です

8/28 8:00

2016/08/28 08:00 デポ地点に戻りました、天気は良くなりました

8/28 8:00

2016/08/28 08:00 間ノ岳が美しいですね

8/28 8:03

2016/08/28 08:03 今日中の仙丈ヶ岳は諦め、野呂川越から両俣小屋に下ります

8/28 8:25

2016/08/28 08:25 仙丈ヶ岳を正面に進みます

8/28 8:31

2016/08/28 08:31 三峰岳を振り返ります

8/28 8:50

2016/08/28 08:50 鎖場ですが、特に要らないかも（上から）

8/28 8:53

2016/08/28 08:53 鎖場を下から見ています

8/28 9:15

2016/08/28 09:15 野呂川越までは三峰岳から2時間との事ですが、今の我々のペースでは無理の様です

8/28 9:20

2016/08/28 09:20 一貫して下りですが、尾根の右左を歩きます。両俣小屋まで1時間40分の標識が

8/28 9:28

2016/08/28 09:28 元気を取り戻して？？　歩きます

8/28 10:04

2016/08/28 10:04 この風景に飽きてきました

8/28 10:26

2016/08/28 10:26 此処で、熊の平小屋のアルバイトの女性に遭遇しました。一旦　帰宅し、9月の連休に再度入山との事、通勤経路は、両俣小屋、北沢峠橋まで徒歩、後はバスで、戸台口か広河原？？

8/28 10:54

2016/08/28 10:54 3時間かかり野呂川越に到着しました

8/28 10:55

2016/08/28 10:55 中々味わいのある標識です

8/28 11:03

2016/08/28 11:03 急な道を下ります

8/28 11:28

2016/08/28 11:28 程なく平坦になりました

8/28 11:33

2016/08/28 11:33 もう直ぐ両俣小屋です

8/28 11:46

2016/08/28 11:46 到着しました、両義の上、今日帰ることにしました。広河原行最終バスは16:10です

8/28 13:19

2016/08/28 13:19 林道歩き2時間の始まりです

8/28 13:19

2016/08/28 13:19 こんな風景もあります

8/28 13:20

2016/08/28 13:20 長いです

8/28 14:10

2016/08/28 14:10 木の橋が2か所位ありました

8/28 15:27

2016/08/28 15:27 雨の中、北沢橋バス停に到着です

撮影機器：

LUMIX DMC-XS3 パナソニック

iPhone 6 Apple

感想

s-mochi

憧れの仙塩尾根でしたが年齢による体力低下、荷物の重さに耐えかねて、仙塩尾根を仙丈ヶ岳まで行く気力が萎え野呂川越から両俣小屋に下りました。私は46年前の高校2年の山岳部の夏合宿で歩いた仙丈ヶ岳から野呂川越と併せると仙塩尾根を走破した事にはなりますが心残りです。
しかし、バスタ新宿からのバス、松川ICから伊那大島駅までの徒歩、駅での野宿、島倉口までのバスは、登山口までの経路は今までにない楽しい物でした。
帰路は、両俣小屋から林道を2時間歩き、広河原、甲府まで2.5時間を要する普通のルートでしたが、甲府までの2時間は乗り合わせた奥様方の会話が止むことはなく中々寝付けない時間でした。
2016年7月に新築開設された塩見小屋は定員40名で満員状況、泊まれない多くの登山者が三伏小屋泊か、テント泊だったようだ。
塩見小屋では宿泊客に携帯トイレ1個が配られ、使い方のビデオを見せて頂く、排泄物は木箱に捨てヘリで回収との事。
熊の平小屋は南アルプスの中の数ある山小屋の中で登山口から可成り離れた小屋に属する、最短が北沢橋から林道を2時間で両俣小屋、1時間で野呂川越、此処から3時間で三峰岳、1.5時間で熊の平小屋に到着です。
他には、光小屋、百間洞山の家、荒川小屋だろうか？