別山(白山)石徹白新道 銚子ヶ峰〜一ノ峰〜二ノ峰〜三ノ峰〜別山
- GPS
- 09:53
- 距離
- 22.3km
- 登り
- 2,107m
- 下り
- 2,093m
コースタイム
- 山行
- 8:39
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 9:46
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
石徹白の登山口までは、どこかの段階で通行規制が入るはずなので、事前に情報を確認したほうが良いと思います。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
初雪の降雪直後なので、今回は特に危険箇所無し。ただし、状況は変わっていくと思います。アイゼン・ピッケルなどは必携になると思います。今回、自分はチェーンスパイクとストックを使いましたが、ツボ足で登っている方も多く見えました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
マフラー
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
サブザック
輪カンジキ
アイゼン
スノーシュー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
---|
感想
ずーと前からどうしても行きたかった、白山禅定道 石徹白道経由の別山。石徹白から銚子ヶ峰、一ノ峰、二ノ峰、三ノ峰、そして別山をまっすぐに結んで登りたい、しかし白山に初雪が降ってしまい、今年もう駄目かとほぼ断念。だが、2016/11/05 土曜日に一日予定があいて、今年おそらく最後、そして初のトライが可能に・・・。朝、3時半から車を飛ばして石徹白に向かったのでした。
意気揚々と登山口を出発。しかし、神鳩の宮避難小屋を過ぎたあたりから既に積雪が・・・。初雪の規模って、結構大きかったのね。改めて気付かされる。
銚子ヶ峰に向けて登る途中で、別山の全景が見える。真っ白けではないですか。おもったより大規模な積雪だったのね。大分予想違いだわ。気弱でヘタレの自分は、銚子ヶ峰山頂で、もう心折れて帰ってお家でビールがのみたくなる。でも、まだ朝の8時だし、帰るのには早すぎるな、ということで、とりあえず行けるところまで行ってみようと決断する。
ここからはアップダウンの連続。銚子ヶ峰を降りて、一ノ峰に登る。一ノ峰をおりて、二ノ峰を見上げる。二ノ峰、結構登らなくてはならんなぁ。まだ三ノ峰もあるし・・・。またも心折れそうになるも、体力任せで突き進む。
大体、石徹白川から登っているのは自分だけ。前にも後続にも全く人影なし。トレースはウサギさんとキツネさんの足跡だけ。なんだか心細い。しかし、頑張って三ノ峰避難小屋についたのでした。
三ノ峰避難小屋まで来ると、人影がチラホラと。そうです。ここでは福井側からの登山道と合流するのです。別山までのルート状況を確認し、おそらく問題なく行けることを確信し、先に進むことを決めます。ここで久しぶりに人にあい、随分心にゆとりが・・・。石徹白から3時間で三ノ峰まで来た自分を賞賛してくれたのは嬉しかった。
元々はこの三ノ峰避難小屋で一泊して、ゆっくりと星を眺めてロッキングチェアで酒と鍋を楽しむグランピング的山行を夢見ていたのですが、もちろんそんな余裕なし。今日は日帰り、明日は山岳会の山行例会なので、先を急ぎます。
三ノ峰到着、なんか別山はまだ遥か彼方のように見える。目の錯覚かと信じたいが、地図は読めるのでまだ先は長いことはわかっているよ。ここからまた一つ試練です。標高が高いので息も切れるし。しかし頑張るのみ。
別山平は吹き溜まりのようになっていて、道を誤ると膝上まで埋まってしまう。トレースとハイマツをうまく利用して、うまく体力を温存しながら抜けていきました。
別山平からもまだしばらく急登が続きますが、危険箇所は無いのでゆっくり上がって別山山頂へ。この日は最高のお天気で、もう360度あらゆるものが見える見える。白山は白い山、美しい。北アルプスも雪を頂いて、槍から穂高まで大キレットを超えた姿が見える。奥美濃の山々も、この独特の山塊と木々の感じが美しい。最高の景色を堪能し、下山したのでした。
帰りは無論、登りより早いけど、峰々の登り返しが厳しい。帰りの体力温存はこのルートを取るなら必ず考えてください。
このルートは長く厳しい。しかし、本当に行く価値のある素晴らしいルートです。なぜなら、銚子ヶ峰から別山までの稜線は、展望が素晴らしく効き、美しい景色をずーっと眺めながら進むことが出来るからです。体力に自信のある方には本当におすすめです。自分も帰りは、ゆっくりと景色を楽しんで下山しました。人と自然ってこうやって一体になるんだなって感じた瞬間です。
大変だったけど、素晴らしい登山でした。次は、三ノ峰避難小屋でとまるか、白山までぶち抜ける計画で、また来年やってきます。別山・白山に感謝。そして自分の念願のルートをとれて大満足の山行でした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する