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群馬県沼田市の｢吹割の滝｣を観に行ってきた。前日は同じ群馬県内で、山屋の宴「熊鍋会」に参加したので(筆者の日記参照)、美しい景色で、飲み疲れを癒そうと行ってみた。
この滝は高速道路に置いてある冊子、ハイウェイウォカーの巻頭に掲載されていた。
世の中、大概、評判と実体は食い違うものだが、行ってみると評判どおりの迫力のあるものだ。
当日は紅葉が見頃であり、観光客で賑わっていた。
この滝は、遊歩道で間近まで来て観ることが出来る。
ただしその遊歩道のため、岸をコンクリートの護岸で埋め、本来なら素晴らしい大スラブもコンクリートの遊歩道で分断された上、スラブ自体も一部はコンクリートで塗り固められていた。
この遊歩道がなければ、沢靴を履き、ザイルを使い、岩をへつらなければ来ることはできない。
この様に、誰もが気軽に観ることが出来ないだろう。
観光と景観のバランスの難しさを垣間見た思いであった。
