島田市博物館
https://www.city.shimada.shizuoka.jp/shimahaku/docs/kawagoshi-seido.html
それはさておき、私が俄然気になりだしたのは、では川を一切越えずに行こうと思った人はいなかったのだろうか、ということでした😆
理論上は、出発地や到着地が川の中州でない限り、必ず経路はあるはずです。が、例えば東京から大阪へ行こうと思う場合、予備知識としてまず私の頭にあったのは、天竜川を避けるためには諏訪湖の北側を回らねばならないこと、そのためには奥秩父主脈の分水嶺コースを行くのが手っ取り早そうだ、ということくらいでした。諏訪地区までの道は比較的容易に行けそうだが、その先は?尾根を丹念に追っていかねばならないか、何かうまい方法は…と考えていると、いい情報がありました。
流域図
https://tiles.dammaps.jp/ryuiki/
諏訪湖の北で天竜川水系を回り込むところまでは正解、その後は広大な木曽川水系の北側を通り、大阪のミナミを目指すなら淀川水系の南側を迂回すればよいことがわかります。
…というわけで、いったん分水嶺上に大雑把な線を引いてみました。ルート上には道路や一般登山道もあれば、破線、わずかな足跡のみのルート、そして足跡さえない区間もあります。この後、暇を見つけてコースタイムや通過可能性について、何回かに分けて分析してみたいと思います。
こんばんは。とても面白いテーマですね。流域図も初めて見ましたが参考になります。
我々千葉県民は行く手を海と川に阻まれており、千葉県からは出られません(千葉島説)。
なるほど、千葉県は巨大な中州ですね。
各地の川の詳細はこれから調べていきたいと思っていますが、微妙な分水界を越えて人工的に付け替えられているような川や、用水路もすでにいくつか見つけています。江戸川も歴史的にかなり人の手が入っていますよね。
この後の検討では、そういう人工的な水路は除外して行こうかなと考えています
その時に見つけたのが日本山岳会が踏破した「中央分水嶺踏査」の記録。
東京から大阪のルートは、甲武信ヶ岳から岐阜/福井/滋賀の三国山までは中央分水嶺なので、この記録は何かの参考になるかも知れません。
もし興味があれば、下記のURLにあるDPFの報告書をダウンロードして見ては如何でしょうか。
https://jac1.or.jp/bunsuirei
やはり、ありましたか。しかも日本山岳会の記録とは!
特に乗鞍岳から西、三国山までは、ヤマレコの地図などを見ているだけでは到底通れない気がしてしまいますが、昔はきっと誰かが道を見つけていたに違いないとも思います。
もう、ゾクゾクするくらい興味あります。で、早速ダウンロードしました。
でも、読むのは少し後にしてみようかなと思います
自分なりに調べていろいろ頭に描いてからのお楽しみということで
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