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通いの赤線繋ぎは9日目、日本橋から157.5km地点の萱ダワまで到達しました。
東京から大阪へ川を渡らずに行く!9日目・小川山からはヤブの連続(瑞牆山荘→信濃川上駅)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8098594.html
この後、12日目までの計画を追加(画像1)。このあたりの計画の確実性は高そうなので、順序にこだわらず気が向いたら足を運ぶことにしましょう。
さて、今日の話題は3つ目のシナリオ、「TJAR選手に走ってもらう(中央分水嶺レース)」です。まずは計画の前提となる数字をどうするか考えてみました。
画像2の表は、2022年TJAR大会優勝の土井陵選手のトラッキング・ログから各地の通過時刻を拾って、標準コースタイム(ロード区間は時速4kmと仮定)と比較したものです。
初日は全く睡眠を取らずに標準コースタイム比平均30〜40%台で走り抜け、槍ヶ岳の西鎌尾根まで到達しています。2日目以降はところどころで休憩しているのが見て取れ、だんだんと標準コースタイム比は平均50〜60%台へと増加していきます。
興味深いのは、4日目の熊の平小屋から先、平均的には速度が落ちていないのですね。これをどこまで維持できるのか?このデータから土井選手は、標準コースタイムで24時間連続行動という仮定と比較して、途中で睡眠を取りながらでも66%程度のスピードで全区間を走破していることがわかります。したがって3の計算は道がある限りは単純に、標準コースタイム×0.66で24時間行動、としてしまいましょう。
本当に眠くなればこの範囲で時間を捻出し、ハイマツの陰にでもシェルターを張って休むことと思います。もちろん、これは5日間だけの実績であり、6日目以降にどうなるのかはわかりません。でも、人間の可能性ってまだまだ先があると希望を持ちたいものです。
この計算だと私が今回到達した小川山を、分水嶺レースの選手は丸2日程度で通過することになります。
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