|
|
|
そんな時は、読書?ビデオ鑑賞?
最近、繰り返し読んでしまう本がこれです。
安野光雅さんの絵が大好きで、旅の絵本シリーズやふしぎな絵も持っています。
子供のころTVで見ていた「大草原の小さな家」の大草原に引っ越す前の大きな森に棲んでいた頃の、あのインガルス一家のお話しです。
アメリカ開拓時代当時の自給自足生活が全編にわたって詳しく描かれています。
雪に落としてつくるメープルキャンディ、燻製の作り方、麦わら帽子の編み方、バターの型抜き、メープルシロップの収穫道具等が安野さんの素敵な絵で図説されていて、とても面白いです。森の生き物、熊やオオカミやパンサーとの共存。
あとがきに
「これは150年程昔のアメリカの物語です。その国に生まれなくては分からない程微妙な事や専門的な事も多かったので、専門家の知恵を借りました。先込め式銃の事が分からず、とうとう鉄砲専門店に聞きに行きました。今は聞いた事もない生活の知恵については、当時のアメリカの新聞を探してきました。
生活のありかたと生き抜くための知恵と、そこに芽生えた文化には頭が下がります。」
とあり、大変詳しく図解されていて、文字だけでは解らない部分も理解できました。
以前、Eテレの日曜美術館に安野さんが出られた時のお話が印象深かったです。
「私は電気がやっと点いた時代、40ワットの電球で勉強をしました。それより前の人はランプの明かりでした。電気が来たことで、便利になったという人はいるけど、電気が無かったことを不自由だったという人はいないのです。
洗濯機が無ければ、冷蔵庫・エレベーターが無くなったら困る、生活が出来ないという。原子力を止めては困るという。
私はそんなことはないと思う。余儀なくされても生き、その中から掴み取るものがあって、楽しさがあって、生活が成り立って行くんだと思います。」
小さな家のローラ 単行本 – 2017/3/9
ローラ・インガルス・ワイルダー (著), 安野光雅 (監修, イラスト, 翻訳)
2052円
便利なことは良いけど無ければ無いでどうにかなるし。
昔が懐かしい、洗濯板から洗濯機になり洗濯物をしぼるのもローラー、お風呂もマキで沸かしていたりなんて。
安達太良山から移動して磐梯山の登山口からです。
これも便利なことです。
daikentaさん、こんばんは〜^^
明日は磐梯山ですか!?
私が初めて登山中に熊に遭遇した山です。ものすごい速さで目の前を横に走ってました。
その翌年、熊に襲われたとニュースになってましたから、お気をつけて。
山から下りると、いろんな便利がありがたいです。
蛇口をひねれば水が出る。
24時間アイスクリームが食べられる。
24時間ケーキが食べられる。
24時間プリンが食べられる。
登山の良い所の一つに、いろいろな事に感謝の気持ちが持てる事もありますね。
casumin さん、今日は。
安野さんが津和野の出身だ位は知っていましたが、未だ生きておられるとは知りませんでした。
未だに、そんな本を出されておるとはびっくりです。
ローラと云ふ人も知りませんが、南北戦争から1930年代、所謂開拓時代のアメリカはそんなに豊かでは無かったですよね。
私が若い頃は、この時代を描いたアメリカ映画、いはゆる西部劇(インディアンとの闘い)が一番の娯楽でした。
しかし、その実情は、数百万人の原住民、インディアンの虐殺があったのです。
人間の歴史は悲しいですね。
mesnerさん、こんばんは^^
「その実情は、数百万人の原住民、インディアンの虐殺があった」
そうなんですか。知りませんでした。
うまく共存していたのかと思っていました。
ほんと悲しいですね。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する