「一年に一度、名残惜しく過ぎゆくものに、
この世で何度めぐりあえるのか。
その回数をかぞえるほど、
人の一生の短さを知ることはないのかもしれない」
写真家、星野道夫さんの言葉だ。
この言葉を記した5年後、星野さんはカムチャッカでヒグマに襲われ急逝した。
43歳だった。
この言葉に出会ってから、桜が咲く度に
「自分はあと何回、桜が見られるのだろうか」と思う。
そこで、今度は俵万智さんの短歌が浮かぶ。
「最後とは知らぬ最後が過ぎてゆく
その連続と思う子育て」
子育てに限らない。
もし、「これが最後」と心していれば、すべてのことが大切に愛おしくなるのに、
ふだんは、この日常が根拠なく続くような気がして、
慌ただしく、ただ時を過ごしてしまっている。
雨降る花冷えの午後、
そんな思いを抱きながら愛猫との時を過ごしている。
綺麗ですよね。
私はこの花に再生とか活力を感じます。
新しい年度を迎えわくわくしたものです。
満開の時は見て〜と言っているようですし、短い開花期間ですが散りゆく桜も好きです。
散ったあとの詫びしい感じの新緑になる前のガクが残っている桜も好きですよ。
散った桜の花びらが雪のように積もっていたり、それが風で舞い上がるのも楽しいです。
コチラは来週辺りが満開かな?🌸😊
コメントありがとうございます❣️
埼玉はだいぶ早く、家の近所でもあちこち桜が満開になりつつあります🌸
そうなるとウキウキ、ワクワクで桜前線を追いかけてしまうのですが、一方で星野道夫さんの言葉や俵さんの歌が胸に迫ってきもします。一年に一度の開花はどの花も同じなのに、なぜ桜は特別なのかな〜とは思うのですが…🌸
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