三つ道具

開発が進む裏六甲の中で駅近にも関わらず我が家の周辺だけは太古の森が残されている。六甲には「地獄谷」が数あるがここも近所からはそう呼ばれているらしい。

適度な野趣を残したまま生活に必要な空間を森の中で確保するためには最低限カマ・ナタ・ノコの三つ道具は必要だ。雑草、小枝を刈る為のカマ、灌木の幹にはナタがいいし喬木は目の粗い林業用大ノコが最適。

ヤマレコ拝見すると遠方から地元の山に来られている方が多数おられるよう。昨日の山行からナタを持参し、登山路を塞いでいた、タチの悪いイバラや小倒木をカタしながら登山を楽しみ、山頂も展望が開けるように少し伐採作業を行った。

ナタだけでは大きな倒木の片付けは出来ないので大ノコも要るだろう。町中でザックにナタ・大ノコさしてたら通報されそうだが山中ではその心配はなし。コソコソと密かに伐採を続け郷土の大好きな山で360°展望開けた山頂を提供できれば嬉しい。人の頭と一緒で山も散髪してやると気持ちがいい。

※ナタの赤色はヤブに落とした時に発見しやすいよう着色したものでヤバい事には使っていません