昨日、所用で東京に出向きましたが、少し早めに移動したので池袋の
秀山荘に立ち寄ると「臨時休業」の張り紙。
では、以前から気になっていた巣鴨の「キャラバン」本社ビルに移動
してお店を見てきました。
私が会社の山岳部に入部した頃、登山靴と言えばキャラバンと認識し
ていました。
お金もなく、都会に買い出しで行くのも大変で、地元の運動具店で手
に入る青のビニールでトリコニーのあるキャラバンを買い求めて、
いそいそと黒戸尾根に行きました。3代前の七合小屋の時代の話・
それ以降は新宿の山幸で皮の登山靴を買い求め、あとはガリビエール
やソロモンなど海外製の靴が続きました。
モンベルは時流に上手に乗って大きくなりましたが、山靴専門であっ
たキャラバンはニッチな顧客と市場で続いてきていると思います。
現在の製品はどぅなのかは知りませんが、もぅ一度キャラバン製品を
買い求めて、応援したいと思う歳になりました はい。
中学校の時は、紺のビニール張りキャラバンを買ってもらったけど、高校生になってバイトして革の登山靴を買いました。大学になったら、夏山では地下足袋でいいんだということがわかり、革の登山靴は冬しか履かなくなりました。その靴も卒業までには底が反って、踵の後ろの縫い目がほどけて雪が入るようになりました。
今思うと、キャラバンの靴は履きつぶす前に「もっとかっこいい靴」に替えられてしまいました。10回くらいしか履いてなかったかもしれません。縫製もしっかりしていたし、今の接着剤靴みたいに靴底が外れることも聞いたことが無かったです。あんまり出回りすぎたせいかな。
80年代の登山道具は、70年代的なものから抜け出したい一心だった気がします。とことん履きつぶすまでつかえばよかったです。
でも高校の女子同級生が、このキャラバンの赤いタイプを感心なことに手入れ良く保管していて、うちの中学生の娘にくれまして、「かっこいい」と履いています。履いていますというほど山歩きはしないんですけど。今ではレトロ的に格好いい、と思います。人間、勝手なものです。
https://www.yamareco.com/modules/diary/826-detail-117365
書き込み、ありがとうございます。
キャラバン・・頑張って欲しいものです。 今の世の中、堅実経営だけでは
なかなか難しいようです。
なんとか1足、キャラバンの靴を買って試してみたいです。
自分の山道具の棚卸と滅却も考えないと・・自戒です。
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