こんな鯖トラ雌子猫を保護致しました。名前は「すず」
翌日には病院へ連れて行って「目薬と飲み薬」をもらい、スポイドでミルクと強制的に餌も口に入れるなどを致しました。
保護してから3日目の夜中から体温低下してきた為、「保冷剤をお湯で暖め」て体温をあげるようにしました。しかし、よたよたではありますが「暖かい所」を嫌がり冷たいところに行こうとします。元々呼吸もヒュウヒュウと音を立てていましたが
、その音のリズムもだんだんとゆっくりと弱くなってきました。嫁さん徹夜で必死に看病したのですが4日目の朝「弱い声で2回」振り絞って鳴き、息を引き取りました。たった4日ではありましたが、嫁さんは助けれなかった事への罪悪感で元気は
なくなり、先住ねこも「病気」が感染でもしたように元気もなくなり、その子猫が寝ていた箱から離れず餌も食べなくなりました。その仕草をみた嫁さんは余計に悲観してしまう始末。見かねた私は、いろいろ悩み新たに子猫を探して迎え入れ
れようと考えました。しかし、亡くしたばかりで余計に嫁さんや先住ねこへ負担にならなるのではないかと散々悩み、そんな中、岐阜ねこを救う会を見つけ拝見しその活動に感銘をうけました。ネコ市ネコ座 “ネコ市ネコ座”とは、2022年2月22日(
にゃんにゃんにゃん にゃん にゃんにゃん の日)までにネコの殺処分ゼロを目指している活動があることも知ることとなり、改めて現代のペット事情を考える事に・・
私としては助けれなかった命を新たな命でつないであげようと思い、嫁さんに相談して今回「岐阜ねこを救う会」様にお邪魔することとなりました。そこで色々なお話を聞くこととなり、動物虐待や無責任な多頭飼からくる破綻など普段は接すること
のない話題に身が震える思いを経験しました。そこで「茶トラの雌子猫」と縁をつないでもらう事が出来ました。自宅に連れて帰り、初対面の子猫を見た嫁さんは「亡くなった子猫」を思いだして最初は中々抵抗がありました。しかし天真爛漫に動き
回る子猫をみていると「子猫てこんなに元気」なんだと・・ぼそり
先住ねこは「生後8ヶ月」くらいの状態でもらい迎えました。ワクチン・トイレ・餌やしつけ等がほぼ出来る状態でしたので全く手間がかかりませんでした。病気らしいものはなく、耳ダニをもらい受けた時に処置してもらったくらいで健康そのもの
。嫁さんも私も子猫からを育てたことがなく、嫁さんは「自分の看病」が悪かった。こう理解していたようです。しかし「リン」のおてんばと餌の食べ方やうんちの姿を見ると、いかに野良で一匹でいるような子猫には「生きる」環境が大変厳しい事
だと理解したようです。
先住ねこも「リン」を対面させてから、すぐに餌も食べ出し鳴くようになり「毛繕い」もしてあげる状態です。
しかし、昔から「猫の子を貰うよう」などのことわざがあります(意味・・簡単に、養子を取ったり、嫁や婿を貰うこと)
ことわざでは人間は、そんなに簡単には貰えないからじっくり考えたり覚悟が必要であると理解しております。
私としてはそんなつもりはありませんが、実際に子猫は簡単に手に迎える事が出来ました。現代は、コンビニごとくペットショップでいつでも購入出来る。しかし片側では暗い影があります。多頭飼による放棄・ブリーダーが体が弱い子を捨てる。
購入したはいいけど、成猫になってきたら飼い主が捨てる・・・命をなんだと思っているのでしょうか・・
賢明に生きようとする命と、それをなんとか縁をつなごうとして活動している方達・・本当に頭がさがります。
私たちも、先住猫の「らんたろう」と新しい家族・茶トラの「リン」を縁でつながった命を大事にして行くこととします。
二匹いれば「山に行っても」寂しくないだろう・・なんて気持ちから保護した「すず」の為にも・・
山とまたまた関係ないですが、最後までお読みくださりありがとうございます。
「リン」8月8日生まれ、3ヶ月と少々。多頭飼の自宅で生まれ、保護に到り我が家へ
はじめまして。
すずちゃん、残念でしたね… (TT)
私の、マックを思い出しました。
ある日玄関前に横たわっていた真っ黒な子猫です。私は初めから助からないと思い、ノミとウジを取り、ベッドを作ってやっただけで、何もせず、ただ祈っただけでした。もし元気になったら飼ってやると、その時はマックと名付けると言ってやっただけでした。2日後部屋の隅で亡くなってました。
けれど、rantarouさんのように医者に見せれば、助かったかも知れないと、こちらの日記を見て思いました。一生懸命助けようと努力してる人達がいるのに、私は努力しませんでした。
もうすでに2匹の猫を飼っていましたが、どこかに「たかが猫」という思いがあったことは認めます。
ごめんねマック。でもウチを選んでくれてありがとう。本当は嬉しかったよ。
rantarouさんごめんなさい、私の懺悔文になってしまいました。m(_ _)m でも、こういう活動している方達を教えて下さり、ありがとうございます。
私ももう少し優しくなれるよう頑張ります。
コメント頂きありがとうございます。
でも、私の日記でつらい思いでを呼び覚ましてしまったみたいで申し訳ありません。
今回嫁さんにしてみれば、私が保護したスズを連れてこなければ「つらい思い」をしなくても済んだと思っているかもしれません・・見かねた私の思い上がりだったのでは・・
などと未だに思う事があります。本当にこの二週間はつらい日々で、天気のよい山を見ても
「さぁ行こう」なんて気にもならない。
でも、活動を続けている方々は毎日のようにもっとつらい思いをされています。そう思うと最後まで共にいる2匹を大切にします。
私もそうでしたが、はじめてこのような活動をされている方々にお会いしました。motoko2014さんも知ることがあの方々の励みとなります。
はじめまして。すずちゃん‥‥‥‥残念でしたね。すずちゃんの話を読んでシロが我が家に来た時の事を思い出しました。シロが我が家に迷い混んで来た時には‥‥‥‥魚の腐敗した様な異臭がして、ふと外縁を見ると‥‥‥‥ガリガリに痩せ細った白猫の腰から緑色の膿がダラダラと流れ落ちていて、肛門からは下痢で便が出ていて、耳は耳ダニでいっぱいになっており、両耳の中は真っ黒になっていて、絶えず痒いので耳を掻いていました。
私は、一目見るなり、心臓がパクパクなり‥‥‥‥大急ぎで近くの動物病院に連れて行きました。傷が完治するまで暫くかかりましたが幸いも元気になりました。我が家の猫達は‥‥‥全て訳ありの捨て猫ばかりです。捨て猫でも何でも猫の可愛さには何ら変わりはありません。我が家に縁のある猫達なので、これからも一緒に暮らしたいと思います。
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