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下川裕治さんの本は昔からよく読んでるんですが先週関空の売店で
見つけて購入。出張中は椎名誠さんの”シベリア追跡”に夢中で帰国後に
この下川さんの”一両列車ゆるり旅”を読み始めました。
まず下川さんがかつて松本の高校で山岳部に所属し北アルプスを登ってた頃の
エピソードから始まり、各地の鈍行列車を乗り継いで『駅前旅館』にこだわって宿泊する旅のスタイルにメッチャ共感。
自分もかつては青春18切符や周遊券を使って汽車旅を繰り返してた頃を思い出す。ユースホステルの会員となる前はいわゆる駅前旅館のお世話になっていました

真冬の北海道、今は亡き深名線(深川‐名寄)の朱鞠内駅。名寄に行きたいが
ここから先に行く列車は既に終了。深川に戻るか朱鞠内で泊まるかしか方法なし。
駅員さんに聞くと駅前に旅館が一軒あると紹介されて飛び込みで宿泊。
気温は氷点下15度、翌朝は氷点下20度以下だと聞いて震え上がりました。
なんでも朱鞠内は日本でも有数の激寒地域らしいと後で聞きました。
その旅館には自分と同様に汽車旅行の方が2名くらい居て食後に何もない駅前を
震えながら歩きました。道路の両側は2m以上の雪の壁

閑話休題、下川さんの今回のスタイルはまさにそれ

九州から四国・北海道まで様々なローカル線を楽しんでる

しかも『駅前旅館』に泊まり歩くんですが、これが中々一苦労(当然か!)。
まさに昭和にタイムスリップしたような鈍行列車の乗り継ぎ旅。
ハザを連結した長距離夜行列車が無くなり、もう昔みたいな汽車旅は出来ないと
思ってたんですがこう言うスタイルっていいよねって素直に感じました。
あ〜鈍行列車に乗って汽車旅したいな〜 山も汽車旅も両方楽しみたい

左:一両列車のゆるり旅 下川裕治著
中:道内時刻表と北海道目前に快速”海峡”車内で書いたメモ
右:真冬の北海道の”一両列車” 何線か忘れました。。。(笑)
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