日本百名山 (新潮文庫) 深田 久弥 (著)
http://is.gd/DM9dXb
読了するのがもったいないので、ゆっくり読んでいます。
昨年から百名山を登る機会が増えたことと、周囲で百名山完登を目指している方が増えたので、一度は読んでみたいと手に取りました。
自分は百名山完登を目指しているわけではないけれど、やはりどの山を登ろうかと思ったときに、評判が良い山、また多くの人に登られている人気の山にまず目が行きます。
たいていそうした山は百名山か二百名山、または花の百名山などのリストにあがっていることがほとんどです。
多くの人に知られるようになった、この『百の名山』を深田久弥がどのような思いを持って集めたのか、興味深く読み始めました。
まずは行った山の章を読み進めました。
深田久弥の山の表現は美しく、そこに添えられた山の歴史や地元の想いや、山容をありありと描いていて、新しい視点でその山を知る助けになりました。
そしてこれから行こうとする山の章を読み、また下山して読み返す。
そうしていままで以上に、その山をより深く知ることができた気がします。
気が付いたら24座。しかし読了はまだまだおあずけです。
「日本百名山」は、普通に読んで、面白いものではありませんが(笑)、やはりその山に登る前とか、登った後に読むと感慨深いものがあります。また、深田氏の山に対する思いも、共感できるものもあります。
そういった深田氏の考え方、思いを無視した百名山ブームはいかがなものかと思います。日本百名山を目指すなら、「日本百名山」は読むべきと思います。
もちろん、深田氏の通りに登れということではありませんが、「新しい視点」を知ることで、登山の楽しみ方が増えると思うのです。
NYAAさん、コメントありがとうございます。
私もみんな「日本百名山」を読んだらいいのに!と思います。
新しい視点を得ることでその山がもっと面白くなるのですから。
読んでないなんて、ホントもったいないです〜
ヾ(´▽`)
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