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伯父は船乗りで、船長として世界各国を回り、最後は横浜港の水先案内人
として働いた、海の男でした。
葬儀は戒名、読経、線香なしの音楽葬で、主に友人、先輩、後輩達が集まり
ほんとうに故人偲ぶ思いの強いとてもよい葬儀になりました。
昨日、家に帰ると、遺族より香典返しとして土佐の名酒「司牡丹」が届いて、
中を開けるとこのラベルに驚きました。生前に自分で描いた、
横浜港に係留してある氷川丸の水彩画で、故人も氷川丸と同じ会社に勤務
していましたので乗船していたかもしれません。
酒好きの伯父はとくに「司牡丹」がお気に入りでしたので、
自分の絵をラベルにして、なんと粋な香典返しなんでしょうね。
そして「故人の思い出とともに一献傾けて頂ければ幸甚です」と記してありましたので、
今夜は、ほやの塩辛をつまみに、この「司牡丹」を頂こうと思っています。
おはようございます。素敵なお話し
引退してますが、機関長だった、うちの父の時も参考にします。まだ生きてるのに、怒られそう。
でも、絵も描かず、お酒もやめたので。
祖父が88で死んだんですが、60過ぎてから、
遺言書や葬式進行表を何度も書き直し、遺族は亡くなっても、迷うことなく進行表どおりうまくいきました。
生きてるあいだに、お膳、お花注文支払い済み教会の先生にも御礼支払い済みでした。
息を引き取る瞬間は血族ひ孫まで揃ったなかで…なくなり着替えはナースにまかせず私がやりました
祖父の葬儀中、棺のまわりをオニヤンマが旋回し、
自分の葬儀を監督してるみたいでした。
私もみならいたい死に際でした。
kazuhi49さん、こんにちは。
maron9393さんの仰る通り、参考にしたら怒られそうですが、いい年頃ですので、。。
戒名、読経、線香なしの音楽葬。
そういうことが可能、なのですね。
音楽。
いわゆる斎場、葬祭式場で執り行われOKでしたか。
以前、音を出す、演奏する、は葬儀も済んだ『偲ぶ会』『お別れ会』名目ででしか不可能、と聞いたことがありました。
ふるいおつきあいのある檀家でもない限り、葬儀のとき初めて○○宗だった、じゃあその宗派のご住職さまを手配して…
というより、よほどよい見送り方があるのでは、と思います。
それにしてもご自分の絵のラベルで 司牡丹。
忘れられませんね。
こんな素敵な故人を送る会があるなんて、
自分の時はどうするか考えさせられますね。
私の88歳の母は家族葬にすると言っていますので、
参列者は今から紙に書いておいてねと言ってあります。
はい、神奈川県の大和市の斎場で行われ、
それもエレクトーンとフルートの生オケです。
最初にお孫さんがお爺ちゃんを送る言葉を朗読し、
海に関する音楽を中心に演奏し、それに合わせて、
各人から頂いたメッセージをセミプロの司会者が
上手に朗読し盛り上げます。
伯父が商船大学のボート部の顧問を務めた関係で、
ボート部の学生まで参列し、生オケで学歌を演奏し、
ボートのオールを上げて、見送った時は、感動し
本当に素敵な葬儀になりました。
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