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時間が空いてしまいましたが、お話の続きです。
(1話目「幻！のソライロタケ� 廚茲�)
お登りさん2人、何気に久々の都会の刺激と喧騒を楽しみます。
当然、バッグに取り付けたソライロタケのことなど早々に頭から消え去っているのでした。
地下から小雨模様の地上(栄のあたり)に出、MIRAI TOWERやら繁華街周辺を土曜で盛り上がるさまざまな催し物を横目に目的もなく彷徨っていると、目に入るのはやはりスポーツ用品や登山用品店の看板。ファッションや高級ブランドの店のことなど見向きもしない。
松本と違ってブランド単体店舗があり、更に各店の規模が大きいので興奮しつつ乗り込みます。
そんなこんなで店巡りをしていると、これも大好物の某大型本屋さんの看板が見えるではないですか。時間のある本好きな2人には本屋さんなどうってつけの場。
「本屋さん、行こう！」
「楽しー！」
1Fの新刊や話題の本、雑誌などを見て回り、途中でなぜか万博コーナーなんかもあったりして、トコトコと階層を上げて行きます。
そして3Fとか4Fだったかな、その辺まで行くと、建築〜とか資格〜とか、宇宙〜とか、棚が専門ごとにカテゴライズされた階になります。
各書棚の通路側の端にはそれぞれテーブルが設置されており、その書棚のカテゴリーの推し本？が平置き/表面陳列で紹介されていました。
資格かぁ、英検かTOEICにでも挑戦してみようかなとか、うちの娘は英検何級取ったんだっけ、とか。
生物コーナー。
山にいる生き物、ライチョウとかクマの本とかあるかなぁ。
日本産サンショウウオ図鑑、世界は排泄物で循環する、面白そう。きのこ大図鑑、秋だねぇ…。
えっ、きのこ？
きのこ！ソライロタケ！！
ちょっと、載ってるんじゃない？
秋だからか、きのこ系の本が3冊ほどありました。それを1つずつ手に取り、巻末の索引から探そうと試みます。
しかし…、ない。どこにもない。
「まさか、なんでだ？」
ベニテングタケやタマゴタケは割と有名きのこなのか、結構大々的に紙面を割いて載っています。
他のエントリーきのこたちも、きっと網羅されているでしょう。
でもなんでソライロタケだけないのでしょうか？そして、そもそも実在するのか論まで頭に浮かびます。
何だか腑に落ちない感満載で本屋を後にしました。
この時、私の中では著者だけでなく、日本のきのこ協会やきのこ連盟(実在するか知りませんけれど)など、きのこ関係者に対する不信感が募っていたのでした(なんで？笑)。
と、こんな件(くだり)を長々と書きましたが、みなさんお分かりの通り、現在の物知りインターネットには勿論詳しく載っています。
そして後日、地元松本の登山用品店に置いてある本には紹介されているのも発見しました。結構珍しい、"憧れ"のソライロタケみたいな特別コラム枠で。
何気なしにゲットしたガチャポンの「ソライロタケ」フィギュアをきっかけに、きのこに対する興味が少しずつですが湧いてきました。
今では、面白いことに、以前よりもずっときのこ情報が目に耳に入ってくる頻度が多くなった気がしています。
このYamaRecoでも、きのこに詳しい方がたくさんいらっしゃって、その投稿にも注目しています。
今後、私の山旅投稿にもきのこ写真を載せようと思いますので、みなさんも是非見ていただけると嬉しいです！
(残念なことに、松本では今のところあの”きのこガチャポン”を見つけられずにいます。なので、フィギュアではなく山で実物で探すことにします！)
では、また次の日記でお会いしましょう！
ウィキペディア: https://ja.wikipedia.org/wiki/ソライロタケ
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