奥武蔵ロングトレイルレース105kへの期待

6月17日と18日にかけて奥武蔵ロングトレイルレース105kが開催されるそうです。
105kと言うので距離的には105kmですが獲得標高が8300mだとか。ナニソレ怖い。
http://www.cr9000.com/publics/index/254/

私の身体だと全ルート踏破するのに半月はかかりそうです。何しろせいぜい一日で10km強しか山行出来ないので、単純割だと10日かもしれないですが、10日間ぶっ続けで歩く体力は無くて当然休みも入れなくては歩ききれないからです。これ走り抜ける人はどんな鉄人なんだ。ネットで検索してもエントリーしました宣言してる人は二人しか見つけられなかった。

さてそんなレースへの期待ですが、トレイルレースを開催するので道の整備をしてくれるらしいからです。既に公式サイトでは「サッキョ峠を整備しました」とあります。あそこは刈場坂峠と正丸峠を結ぶ正丸尾根の中でも最悪の状態の区間なのですが、そこがちゃんとした道になるのなら大歓迎です。

105kコースの概要は公式サイトによると以下の通りです。
区間の区切り方は普段奥武蔵をフィールドにしてる私の便宜的なものです。

1.飯能中央公園→飯能アルプス→子ノ権現
昔は道迷いの飯能アルプスとも言われていたものですが、今や間違える方向は完全にバリケードされていて大丈夫でしょう。道幅も広くはないですが、そんなに狭い訳でもありません。アップダウン頑張って。

2.子ノ権現→竹寺→周助山尾根→原市場中学校前
竹寺までは明瞭です。そう太い道ではないですが。
竹寺から周助山尾根はかなり道が細くなります。
ちゃんとした案内があれば道迷いはしないと思います。

3.原市場中学校前→小沢峠→棒ノ嶺→さわらびの湯
ここも案内がはっきりしていれば道迷いしないで済むかと思います。
長久保山付近は尾根道で結構幅があったかと。

4.さわらびの湯→金比羅尾根→蕨山→鳥首峠→ウノタワ
こちらも案内があれば道迷いしません。
大ヨケの頭付近は快調に走れるのではないでしょうか。
一方で蕨山から鳥首峠は結構厳しいですね。

5.ウノタワ→大持山肩→妻坂峠→武川岳→山伏峠→伊豆ヶ岳
ここも案内があれば迷わないでしょう。
妻坂峠から武川岳への登り返しが結構厳しい。

6.伊豆ヶ岳→正丸峠→虚空蔵峠→刈場坂峠
ここも道迷いはしない筈です。
旧正丸峠の先のサッキョ峠への下りが上述の滅茶苦茶荒れてるズルズルの下り急坂だったのですが、今回のレースの為に整備したとの事なので、ここが今回一番期待しています。今後あそこでうんざりしなくて済むのかと。

7.刈場坂峠→ツツジ山尾根→北川集落→岩井沢林道→ブナ峠東
ここがマジかよと思ったルートです。
ツツジ山尾根、大ツツジ山と小ツツジ山の間に大きな岩場があって迂回に悩む区間があります。ここを今回どう案内するんだろう。
ずっと下って三田久保峠に到達しますが、コースはどうもさらに天久保山尾根に突入します。そして正丸駅の真東辺りで突如東に下山します。そんな道、登山詳細図もありません。但しここは昔ルートをGoogle Mapで調べた事があって、どうも作業道が縦横無尽に走ってるみたいなのです。(キャプチャ図)
多分この一つを利用するんじゃないかな。でもそこは恒常的な登山ルートにはならないんじゃないかな。
その後は岩井沢林道を北上します。ここは道は荒れていてもはっきりした道です。

8.ブナ峠東→関八州見晴台→高山不動尊→顔振峠→ユガテ
ここはかなりはっきりした道です。
でも高山不動尊から一旦八徳に下るんですね。傘杉峠経由の方が楽なんですが獲得標高稼ぐ為？もっとも古い地図を見ると顔振峠と高山不動尊の間はこっちの道がメインの登山道だったみたいです。
顔振峠からユガテは素直な道を行く様です。

9.ユガテ→深沢山尾根→愛宕山→長念寺→釜戸山→飯能アルプス→飯能中央公園
ユガテから北向地蔵方向へ行って途中で右に折れて深沢山尾根へ。
ここは深沢山の南にちょっとしたロープ区間がありますが、大丈夫でしょう。長念寺を過ぎた先で高麗川を渡って釜戸山を目指し、さらに飯能アルプスに抜けます。


大体は大丈夫そうな道ですが、上で書いた様に
・サッキョ峠付近
・ツツジ山尾根から天久保山尾根
が綺麗に整備されたら、今後の奥武蔵登山がやりやすくなるので期待しています。

そして105kに参加される方、頑張って下さい。