![]() |
![]() |
登山靴にも残雪期対応とかトレッキング用とか色々タイプがありますが、トレランシューズにも色々タイプがあります。
私が知ってる範囲で強引に分類すると、
レース系と(スピードが出る分ソールは硬めで足にそれなりに負担がかかる)長距離又は入門用(ソールは柔らか目で足の負担は少ないがスピードは出ない)に分かれます。
私は比較的膝が弱く、過度な負荷をかけると直ぐに膝痛になってしまうため、ランニングシューズは長距離用を使用しているので、先ずは同じタイプからセレクトする事にしました。
話はそれますが、ランニングで膝痛をかかえている方は、これお勧めです。私は普段履きでもこれを使用しています。
「アシックス ゲルカヤノ21」
http://www.asics.com/jp/ja-jp/gel-kayano%c2%ae22/p/0010247825.5093
全力疾走しようとすると、スポンジの上を走っているみたいで、確かにスピードは乗りませんが、その分足の負担は少ないです。
で、雑誌を読んだり試し履きしたりして色々検討した結果、
最初に購入したのは「アシックス ゲルフジトラブーコ4」
http://www.asics.com/jp/ja-jp/gel-fujitrabuco-4-g-tx/p/0010247838.9007
ネットで¥11,000程度で購入できます。
実際に使ってみると、想像したとおり、走行感はランニングシューズに近いものがあり、また山道では登山靴にくらべて明らかに滑りにくく、下りでも非常に安定して歩くことができました。
登山靴に比べ、ソールのブロックはかなり低いですがエッジは立っていて路面に引っ掛かり易く、またブロックが低い分、接地面積が多いのが功を奏しているのか、特に奥多摩の山系に多い粘土質の滑りやすい地面で威力を発揮します。
ガレ場の突き上げ感は登山靴と同等に抑えられており、前述のスポンジの上を走る感覚もあってショックはむしろ少ないように思いましたが、
かなりごつごつしているところでは、靴全体が変形すると言うか足がねじれるような感が出てきて、この辺りは靴全体の強度の問題もありそうで、ガレ場では登山靴と比較して一長一短でした。
総合的に、一足あたり約300グラムと圧倒的に軽く(普段履いてる登山靴は約800グラム)この違いからくる快適さと山道を走る事を前提とした安定感はかなり大きいもがあり、以降、通常の登山はトレランシューズを使用するようになりました。
因みに、比較対象の登山靴はこれ。
「アク コネロ GTX 」
http://www.ici-webshop.com/products/detail.php?product_id=3637
尚、ゲルフジにはいくつか種類があるのですが、私がレース系に分類した「アシックス ゲルフジトレーナー3 G-TX」を試す機会がありました。
http://www.asics.com/jp/ja-jp/gel-fujitrainer-3-g-tx/p/0010216263.4789
短時間の使用になりますが、気がついた点としては、靴幅が狭目となっているため、同一サイズであっても少々きつい感じがします。
その分、足と一体化するのでまるで履いていないような感覚が味わえます。
山道では路面と直結する感じでダイレクトに力が加わり、確かにスピードは出るようですが、私の体力(膝)では足の負担が大きく、長距離をこなすには難しいように思いました。
それなりの体力(走力)があるトレイルランナー向けと言えそうです。また、走力をつける訓練に良いのかも知れません。
同じゲルフジですが、かなり性質は異なりますので、メーカーから選択するのは要注意です。
次に購入したのは「モントレイル トランスアルプス」
http://www.montrail.jp/items/GM2223/
ネットで¥15,000円程度で購入できます。
ゲルフジトラブーコには満足していたのですが、前述のとおり、ごつごつした岩場ではやや難があったため、他に好みのものが無いか探していたところ、雑誌でモントレイルから新商品が発売された旨の記事を発見しました。
「危険でラギッドなトレイルを走破する為に設計されたマウンテンランニングシューズは、サポート性に優れ、深くハードにグリップするトラクションアウトソールを備える。」との宣伝文句に多いに興味をそそられ、恐らく、長距離用を岩稜地帯用に強化したものであろうと思い、購入することにしました
実際に使ってみると、これも想像通りでしたが、長距離用の要素を残しつつ、全体的にしっかりとした作りになっています。
重量はゲルフジトラブーコと比較して360グラムと1.2倍程度重たくなっているので(持った感じは400グラム位あるように感じる)疲れにくさ快適性はやや後退していますが、
その分強度は明らかに向上しておりごつごつした岩場で足がねじれるような感覚はかなり少なくなっています。つま先も補強されているので、岩にヒットしても安心感があります。
また、ソールのブロックがやや高くなっているのと、よりエッジが立ったパターンになっているので、岩場のグリップも向上しています。
ブロックは柔らか目なので、消耗が早いような気もしますが、これはしばらく使って見ないと何とも言えません。
ソールの画像を掲載しましたが、同じトレランシューズでもかなりソールのブロックが異なる事が見てとれるかと思います。
(左がゲルフジトラブーコ、右がトランスアルプスです)
北アルプスとかガレ場が多いところこはトランスアルプス、奥多摩とか高尾とか粘土質の路面が多いところで快適性を求めるのであればゲルフジトラブーコと言った感じで使い分けていますが、
どちらか一方を選ぶ必要があるとしたら、汎用的に使えるトランスアルプスの方が良いかも知れません。
(その3<トレランシューズのサイズ>に続く)
はじめまして。
私も最近、トレッキングシューズからトレランシューズへ替えました。
モントレイルのバハダ2です。
やはり軽くて負担が減るのが良いです。グリップ力もありますし。
積雪期以外はトレランシューズで山行します。
アシックス系も良さそうですね。
今度試してみます。
こんばんは。
モントレイルのバハダ2はトレランシューズの定番ですよね。
私も、検討したのですが、今の走力ではきつい気がしていて、もう少し走力がついたら是非試してみたいと思います。
アシックスは色々種類があるので、どのタイプをセレルクトするか悩みところですが、ゲルフジトラブーコを除き、モントレイルよりは、やや幅が狭いような気がしますのでご参考まで。
L-Breathのトレランシューズコーナには色々置いてあるので(と言っても、アシックスはごく一部の商品のみですが)モントレイルとの比較検討ができるかと思います。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する