テント泊を快適に過ごす（その１）アイテム編

2017年09月04日 20:33未分類レビュー（テント・タープ）全体に公開

テント泊を快適に過ごす（その１）アイテム編

今年の夏は不安定な天候で雨が多く、必然的にテントで過ごす時間が長くなってしまいました。
（即ち、通常はテントを張ったあとにピークを目指すのですが、そうせずにテントでうだうだ（景色を眺めたり料理を作ったり酒を飲んだり）している。）
そうしている内に、天気が悪そうな時は、最初から山行を主の目的とせず、テントで過ごす時間を快適なものとするための、色んなアイテムを持ち出すようになりました。
と言うわけで、最近、私がテント泊を快適に過ごすために持ち出しているアイテムをご紹介させていただきます。

１．キャンプ用タープ付テント（若しくは通常の山岳テント＋大型タープ）
雨の日を快適に過ごすには、やはり雨に濡れない事が前提となり、タープが必須となります。タープがあればテントの入口が濡れることが無いのは勿論、雨具を着けずに景色を眺めたり食事を作ったりすることができます。また、晴れた場合も日差しを遮ることができるので涼しく過ごすことができます。
私は、次の２種類から状況（設営場所）に応じて使いわけることにしています。

①ノースイーグル　リップツールームドーム200
いわゆるキャンプ用タープ付テントです。先にドーム型のタープを組み立て、中にテント本体を吊るす形式です。設営を終えると、半分が寝室、半分がタープの状態になります。
タープは充分に広く、雨が降っても、椅子とか机を設置した状態で入口を空けたまま過ごすことができます。通販で20,000円程度で購入できるので、コスパ高いです。
難点は重い事。山岳テントにべ、約４.５kg増となります。
一人だと広すぎる気もしたが、慣れると山小屋の個室みたいで、贅沢な気分が味わえます。
http://210.255.93.10/ne/products/01/ne171.html

②ビバークタープＬ＋タープ用ポール２Ｍ（２本）
通常の山岳テントに山岳用のタープを組み合わせる形式です。先にタープを組み立ててしまえば、山岳テントであればスッポリ中に入れる事が可能なので、雨に濡れること無くテントの設営及び撤収ができます。タープは充分に広いので、椅子とか机を設置するスペースもとれます。山岳テントに加えて、約１.２Kg増となります。
http://www.arai-tent.co.jp/lineup/shelter/shelter3.html

①②いずれも、雨の場合もテント本体は乾いた状態で撤収できますが、タープは濡れたままなので別途乾かす必要があります。私は帰路の高速で雨が降っていないパーキングで乾かしたりしています。

２．椅子とテーブル
地面にシートを敷いて座っていると、激しく雨が降った場合など、タープの下であっても、どうしても周りから浸水してくるのと、靴を脱がないといけないとか、あまり快適とは言えないため椅子とテーブルがあった方が良いでしょう。お酒を飲みながら景色を眺める際の快適度が格段に高くなります。

上高地の小梨平キャンプ場など、椅子に座って雨にけむった岳沢あたりの雲の移り変わりを眺めていると、いつまでたっても飽きません。
難点は、やはり重量がかさむことですが、あまり小さい椅子だと快適度がおちるので、最近はやりのアルミポール組み立て式の椅子がお勧めです。
私が使用しているのはこちら。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B071W2ZDQL/ref=oh_aui_detailpage_o04_s00?ie=UTF8&psc=1
Helinoxのコピーかと思われますが、値段が１/３で機能も大差ないです。（多分）

テーブルは調理台も兼ねるため、アルミテーブルが必須です。私が使用しているのはこちら。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B01HA1RLYE/ref=oh_aui_detailpage_o05_s01?ie=UTF8&psc=1
私はＭサイズを購入しましたが、このシリーズは現在Ｓサイズしか販売していない模様です。

椅子とテープルあわせて、約２kg増となります。

３．超小型炭火コンロ
日が暮れてくると、どうしても明りがほしくなりますので、超小型炭火コンロも必須アイテムとなっています。
山の景色と同様、火が燃えている様は、いつまで眺めていても飽きないというか、火が消えないように炭火を調整する作業は楽しいものがあります。
また、どんな食材でも炭火で焼くと凄く美味しいです。夕焼けを眺めながらワインを飲みつつ焼き鳥を作ったりするのは至極の時間でもあります。
気温が下がった時は暖房替わりになります。細い枝木を拾ってくれば、焚火もでき、明りの替わりにもなります。

私が使用しているのはこちら。これだけで結構楽しめるのでコスパ高いと思います。通販で3,000円程度で購入できます。
http://www.captainstag.net/goods_UG-34.html
超小型炭火コンロ＋炭で約１.２Kg増となります。

総合すると、持ち出すアイテムの重量増は、キャンプ用テントの場合は約７.８Kg増、山岳テントの場合は約４.５Kg増となってしまい、快適化と引き換えにザックの重量は重くなる一方なのでした。（＾＾；
まぁ、今は夏仕様であるため他の荷物が軽いので何とかなっているのですが、寒い時期はちょっと無理かな。

また、通常のテン場ではスペースがとれないので、上高地とか、金峰山とか広めのキャンプ場でないと厳しいものがあります。

写真１：キャンプ用タープ付テント
写真２：机と椅子
写真３：超小型炭火コンロ

長くなったので（その２）料理編に続く～

2017-03-06 新穂高温泉～ちろり庵に泊まって

2017-09-05 テント泊を快適に過ごす（その２

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