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関東近辺でいうと好きな場所をあげると三箇所ある。
一つは、中央自動車道の勝沼トンネルを抜け、勝沼IC近くの場所である。
眼前に南アルプス鳳凰三山らが迫ってくる場所だ。
ここを通過すると山梨に来たという感じを強くする。
以前、満月近くの夜、その場所を通った時に、目の前にある南アルプスは、自分をあたかも
覆い尽くす「壁」のような印象を受けた。
「自分もここの場所が、好き」という人に出会う機会は多い。
二つ目は、上武国道。右正面に赤城山、左には浅間榛名の山々があり、上州を実感できる場所だ。
特に、赤城おろしのからっ風の中を、突き進んで運転しているときには、川上に登る「鮭」になったような錯覚を受ける。
三つ目は、埼玉県の行田市と羽生市の間の道。関東平野の真ん中上。
ここからは、日光・赤城・浅間・両神は勿論、富士や恐らくは筑波山(?)までが見渡すことができるお気に入りの場所だ。
元旦の朝、関東平野は好天に恵まれた。三番目の場所に行ってみた。
多分富士山が見えるだろうと思って行ってみたら、思いの通り、にょきっと顔を突き出す富士を見ることができた。
元旦の荒ぶる赤城おろしの中、名山を眺めるのはまた格別なことだ。
生憎、上州方面は悪天候らしく、赤城や浅間は雲に隠れてしまったが、写真を撮って、後でじっくりと酒を飲みながら「カシミール」で山座固定するのも、楽しみの一つだ。
(写真では富士は、アップ容量の関係もあり、左端にかなり薄くしか見えていないが、肉眼でははっきりと見えていた。あと、榛名、筑波山やら色々見えていたが都合で2枚のみアップ。)
子供のときは高速道路が勝沼ICまでしかなかったので
全車が勝沼ICで降りていました。(無駄知識)
僕もあの景色がみたいがために勝沼ICではなく
1つ先の一宮御坂ICまでねばってしまうのです。
あの満月の夜、薄灰色の空を背後に従えた石墨に染まる
南アルプスは、また見てみたい私の風景の一つです。
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