3月20日、僕自身初のフルマラソンとなる、地元板橋開催の、板橋Ctiyマラソンを走って来ました。
初フルマラソンのタイムはネットで4時間24分36秒でした。
初めてのフルマラソン(と言うか距離を問わずレース自体も初)で勝手も分からない事だらけでしたが、一応ヘッポコでもトレイルランナーのはしくれ。タイムはサブ4行けたら・・・と練習してきましたが、ロード42kmは甘くなかった。完走は当然としても、タイムは目標に全然届かず、誠に不本意な結果となりました(´・ω・`)
スタートラインに立つまで、緊張は少し有ったものの、体調は問題なしで準備は万端。天候は曇で気温は12℃、北風が有り立ち止まるとやや寒かったものの、走る上では丁度いい感じ。初レースに臨むには申し分無い条件でスタートを切れたと思います。
序盤、スタート直後のランナーの混雑のモタモタも、初めての給水も、ロスは最小限で行けたと思います。3km過ぎて体が充分温まった所で、防寒で羽織っていた100円ショップの雨カッパを脱ぎ捨て、練習して体に教え込んでいた通り、キロ5分30秒を保って走り続けます。
しばらくすると晴れてきて、ジワジワと気温が上がって来たことを体感。当初給水所が混雑するようだったらロスを避けるため所々スキップと考えていましたが、この気温の上がり方ではダメだな、脱水の危険が高い。確実かつこまめに給水することに変更しました。
少し暑さを感じ、しかも往路は向かい風が有ったものの、晴れ渡った荒川河川敷を心地よーく本当に心から楽しんで走れました。前半は。
中間地点の折り返しまでは全く順調に行きました。充分余力を残しタイムは1時間55分と完全に想定通り。
が、よく聞く「30kmの壁」の前に、自分は26kmで謎の地雷を踏みました。
きっかけは恐らく25km辺りで感じた右足裏の違和感。何かマメが出来そう・・・という感覚が。でもそんな痛みは無いし、このまま放っておいて走ろう!なんて出来事が有ったんですが、無意識でも右足裏を庇うようにフォームが乱れ、これが後の事件のトリガーとなったのかもしれません。(ちなみに完走後確認したら右足裏は何のダメージもなかった(苦笑))
26km過ぎた辺りで、突如腹筋がベキベキベキっと硬直。つったのか?
「ほんごぉお!!?」
「何じゃこりゃぁぁ!?」
痛み的には立ち止まらず堪えて走り続けられるレベルでしたが、腹筋がこわばってしまい思うように走れない。キロ6分、6分15秒、6分30秒、・・・キロ7分。ペースが維持できずズルズルと失速が始まりました。痛みは引いても腹筋がガチガチに張った感じは収まらす、結局最後まで立て直せませんでした。
32kmキロ。残りの距離はふだん練習でもよく走る10kmになりましたが、この腹筋バキバキ状態で、練習で10km走ったタイムの自己ベストを更新しないとサブ4は無い、という段になりました。
こりゃダメだ、でも残り10kmは体調を立て直し、少しでも納得行くように走りたい、と思いきって立ち止まり、ストレッチをすることに。
が、体のどこか1ヶ所曲げ伸ばしすると、別のどこかがビキビキ。新たにどこかがつりそうになって道端で悶絶。腹筋は相変わらずバッキバキ、痛みもぶり返しそう。結局このまま騙し騙し残り10kmを走ることに。
意識はクリア、心肺も全然平気。なのに全然言うことを聞いてくれないみぞおちから下の体を引きずるようにゴールしました(´・ω・`)
タイムは4時間24分36秒。サブ4なんて全然届かなかった。これが今の自分の実力か。
実は今までも練習で走り込んだ後、腹筋張るなー、なんて感覚があり、薄々自分の弱点ではあるとは思っていたのですが・・・。
トリガーとなった25kmの違和感がなくとも早晩失速の原因となった腹筋の崩壊は有ったでしょう。今回の26kmより早いか、遅いかだけで。
ほろ苦い初レースとなりましたが、まず無事初フルを完走した自分を、取り敢えず褒めておきます。酒とか結構我慢したので(笑)。
その上で、舐めてたわけでは無いけど、長距離ロード用の練習が足りてなかった、それ用の体が出来てなかった事は自覚し、また1からトレーニングし直しです。次は5月にまたしても初の、トレイルのレースにエントリーしていますので。
板橋Ctiyマラソンは、来年は節目の20回大会らしいです。また来年、これからの一年で自分がどれだけ走れるようになるか、ベンチマーク的に出たいと思います。
Nao3180
Nao3180さん はじめまして。
日記を拝見させていただいて、やはりフルマラソンにはいろんなドラマがあるのだな〜と改めて思いました。 しばらく養生してください。
okusanさん
こんにちは。コメントありがとうございます。
42kmの長丁場となるとさすがに色々ドラマが起きるものですね〜。最後までランナー一年生の想定通り事が運ぶと思ったら甘くなかった。
でも、ちょっと悔しくも、今回勉強出来てとっても楽しかったですね。
Nao3180さん こんにちわ。
いつも拝見させて頂いております。
初フルマラソン、初レースの完走おめでとうございます。
お腹の痛みと戦いながらのフルマラソン大変でしたね。私は胃痛はありますが、腹筋あたりの痛みの経験はなく、なんでだろう??と思いながら拝見しました。
よくランニングはまさにヘソの下のタンデンを意識すると良いと言われますからそこに意識がいくのは問題ないはずですが、フォームの特性上負荷が集中されているのか、緊張してしまっているのか、気になるところですね。
次回は初トレイルレースですか。
Nao3180さんにとって今年は思い入れの深い年になりそうてすね。
トレイルはまたロードと性格がまったく違うレースなので、怪我されませんように楽しんでください!
kuutarouさん
こんにちは。いつもフォロー頂きありがとうございます。
なんで腹筋つっちゃったのか?レースが終わった直後から自分なりに考えてみています。
(1)単純に腹筋が弱い。
(2)フォームに問題があり(姿勢、力みなど)、腹筋に必要以上の負荷がかかっている。
(3)水分、電解質の補給が間に合ってなかった。
等が考えられると思うのですが、恐らく(2)が主原因で、それに(1)(3)が複合的に絡んでいるのではと考えています。
ここ最近の自分の走りを振り返ってみると、遅いなりにペースを守ろうという強迫観念(笑)と、体幹を意識し過ぎる余り、常に腹筋が緊張している感が有りました。kuutarouさんご推察の通りですが、ある程度の腹筋の緊張は必要だとしても過度だった、と、それでも20km位はそれで押し通して平気だけど、その先は些細なきっかけで爆発、といった所かと思います。
となると、今後はもう少し無駄な力を抜きつつもペースを守って走れるような練習が必要になって来ると思います。って、具体的にどうするかはこれから考えますが(苦笑)
こんな事に気付けたのも、レースに挑戦したからこそですね。
次のトレイルでのレースではどんな発見があるのか?楽しみにしながらトレーニングに励みます!
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