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豊島区を隅から隅へと流れていた谷端川も失われた川の一つだ。暗渠を辿りながら痕跡を探した。唯一見つけた。谷端川は文京区に入ると小石川になり、神田川に注ぎ込むことになる。小石川はもはや古い地名に過ぎなくなっているが、立派な川だった。その名残は小石川植物園の中、日本庭園にあるようだった。今回、川跡を求めて訪ねることとした。公園の広さは161,588m2あり、江戸そして明治から現代の東京に幸運にも遺された風景がある。ここには次世代に伝えるべき今の東京の礎が刻まれている。既に多くの美しい風景は失われた。失われたものはもう蘇ることはない。希少でも守るべき風景を如何に後世に遺し、伝えるか、我々に与えられた義務であり、責任でもある。私は自転車で東京の失われた川や神社仏閣、公園を巡りながらそう感じるようになった。
豊島区を隅から隅へと流れていた谷端川も失われた川の一つだ。暗渠を辿りながら痕跡を探した。唯一見つけた。谷端川は文京区に入ると小石川になり、神田川に注ぎ込むことになる。小石川はもはや古い地名に過ぎなくなっているが、立派な川だった。その名残は小石川植物園の中、日本庭園にあるようだった。今回、川跡を求めて訪ねることとした。公園の広さは161,588m2あり、23区内では断トツの植物園だ。小石川は今の礫川公園を経て神田川に注ぐ。併せて小さな礫川公園も行ってみる。
戻りは山手線内で一番高いと言われる箱根山を経て、杉並の蚕糸の森公園を訪ね、この旅を終えることとした。
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