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と言うことで沖縄へ行ってきた。ワタクシは初の沖縄。
なんくるないさーの南国で、人はみんなのんびりしているという。
酒飲みばかりだという。
マザー曰く、みんなテキトーなので大変だよとのことだった。
ヘイ、頑張るよ私。
まずマザーの兄さんのお祝いがどこでやるのか当日までわからねがった。
何時からやるのかはかろうじて前日にわかった。
誰が把握してんのかも要領を得ずわがらねがった。考えられねぇ。この段階で私のストレスはマッハの勢いで蓄積されていった。
わたしは旅費をレンタカーと高速以外出していないが、それを補って余りある働きをするために沖縄へ連れて行かれたようなものなのだ。
結婚したときにあちらの親戚にほとんどあっていないのもあるので顔見世の意味もあったのだが、存在意義の9割はドライバーであることであった。
那覇空港へ到着、レンタカーを借りる。
約100キロほど離れた名護市へ移動、道路はレナンバーばっかり。レンタカー屋の人は一日400台出たと言っていた。
タクシーはあまり走っていなかった。
目立ったよくないドライバーの特徴は、一般道だろうが高速だろうがおかまいなしに煽る。
びったりくっついて、どかなかったらウィンカー出さずに車線変更しすり抜けていく。危ないなぁ。
こんなパターンを何十台もみた。みんながみんなそうではないが、やはり目立つし危ないよねぇ。
実家の近くにある、親戚経営の民宿にお世話になる。
名古屋の叔父夫婦(マザーの兄さん)もそこに泊まっている。
実家とは直線距離にすれば500メートルほどの距離だが、標高差が300メートルほどある。実家は山の上らしい。
マザーのナビで山道を走り実家到着。
初対面のご挨拶をし、親戚多すぎで誰が何者なのかわからん状況に陥る。
この段階でようやく翌日のお祝いの会が午後六時からであることが判明し、それまでの時間を好きに過ごしていいことになった。
よかった、かろうじて美ら海には行けそうだ。
ここでマザーが、東京のご近所さんが美ら海の近所に引っ越しているので会いに行きたいと言い出す。
ヘイわかった、一緒に行って中途で下ろせば良いんだね。
これで翌日の行動には、マザーの動向を気にしながら水族館という制限がつく。
実家への到着は六時を過ぎていた。
夕飯時で集結した親戚がみなおのおの飲んでいたが、わたしはドライバー。
飲めない。
夕飯をいただくことはせず外に食べに行くというのでまだまだ一日は終わらない。
わたしはすでに何も食わなくていいので宿に戻って眠りたかったが、我慢だ。
引き続きなれない道を走り続けることになるらしい。
なんだかんだで実家を辞したのは八時すぎとなった。
名古屋の叔父夫婦も一緒に夕飯を食べに行くので名護の市街地へ出ることに。距離13キロ、ほぼ山道。
ソーキそばを食べさせてもらい、スーパーでお酒を買って帰ることに。
きた道を戻る。
この区間をわたしは三日間で十往復したのだ。レンタカーのノートちゃんともそりゃあ仲良しになって、ノンブレーキで快適に下れるように最後の方はドライブとロウを切り替えるまでになった。
長くなるので箇条書きにするわたしのストレスゲージが振り切れそうになった出来事
1、お祝いの会の途中でマザーが同窓会へ→会終了は9時、マザーは戻ってこない、連絡もつかない
→叔父夫婦が宿まで送れというので一旦戻る。距離約20キロ
→宿についてシャワーを浴びたところでマザーから連絡が入る
→さっきいたホテルまでトンボ返り。
→山の上の実家から飲みにおいでよと迎えがくることになっていたのだが、見事にタイミングが合わず相手に二度手間をかけさせてしまうことになった。
2、主賓のはずのマザーの兄さんが、親族集結でうれしくなってはしゃいだ結果、熱を出して倒れて入院する。
お祝い会はただのお食事会になった。
自然と翌日の予定には病院への見舞いが入る。
3、疲れすぎて、唯一観光したと言える美ら海水族館で自分の電源が落ちかけた。
前日は朝七時半から夜の十一時まで、ほとんど運転だったから。
大水槽の前でのんびりしたかったが、そのま寝入りそうだったのでサメのよーに動きを止めずに歩き回るしかなかった。
悲しい、せっかく行ったのに。
結局予定を早めに切り上げて、宿に戻って寝た。
嬉しかったこと箇条書き。
1、宿にやもちゃんが出た!(写真)
たくさんいるとは聞いていたけど、まさかこんなちびちゃんに会えるとは!
かわいいな、とってもかわいいな!
ミナミヤモリのベビーかな!
沖縄の親戚たちはやもが身近すぎるようで、手に載せているのが珍しいようだった。
自分がヤモリ回しの自覚はあるけど、こんなに驚くことかと逆にびっくりした。
これまでもこれからも、素手で手に乗せてしか捕獲はしないと思う。
この子は離したが、とても可愛かったので連れて帰りたかったなぁ。
2、コオロギの素揚げを食った!(写真)
タイから帰国している親戚の人がおみやげに持ってきたという謎の素揚げ。
手にとって見るとどこから見てもヨーロッパイエコオロギの素揚げです。
本当にありがとうございました。
なんだよ、タイの土着の昆虫じゃないじゃん。しかももっとプリプリにしないと栄養がさ…!
あとイモムシの唐揚げみないなのもあった。
まぁ、コオロギはスナックみたいなもんだから食うかなということで、ぺろちゃんたちの気分を味わうためにもボリボリたべてみた。
けっこうイケる、ピーナッツみてぇ。
これをツイッターでつぶやいてみたら、爬虫類クラスタの皆さんからは
「自宅で作れる手軽なスナックですね!」
「足をもいであって、とても丁寧な調理ですね!」
など、とても落ち着く見解が寄せられた。
あ、いいねこのノリ。
3、沖縄のゴキブリつかまえた!
キレイなワモンゴキブリの成虫(雌雄不明)
手の中で動いていたけど、噛むこともせずおとなしかった。たまーに、キュッとはむはむされることがあるんだけどそういう抵抗もなく。
マザーの実家は開け放たれているので侵入し放題のようだ。
ヨロイモグラゴキブリのよーな、巨大なやつが見れなくて残念だ。
4、友達に慣れそうな親族がいた事!
東京にきたらうちはおいで!
そう言いたくなるような趣味の合いそうな人がいて嬉しかった。
あとは、沖縄にチャーン氏おいて一人できていいから!虫取り網持っておいで!とめてあげるよ!ってそういうふうに気に入ってもらえたことは嬉しかったなぁ。
三枚目は美ら海の大水槽です。
美しいなぁ。
というわけで、終わってみたら楽しかったなぁと思う沖縄ドライバー日記でありました。
pipotanさん、こんばんわ。
楽しそうな沖縄漫遊の旅お疲れ様でした。
なんくるないさーで適当に動くのが
よさそーな親戚づきあいですね。
そうでもない?(笑)
赤ちゃんヤモの愛らしいつぶらな瞳がかわいい。。
ps名護っていったら昔、仕事で行ってて、
最終日に乗ってたトラックがひっくり返って、
正面から対向車が突っ込んできたから、
思わず走馬燈まわしちゃったとこです。。
k-yamaneさんこんばんわー!
なんくるないさのおつきあいで良さそうな感じ、現地では流されるまま動いてましたが、これまで人に合わせる旅行をしてなかったのもあり。
子供の頃以来かなぁと思う程度に好き勝手旅してきたからやっぱりしんどかったです(笑)
山も一人で行ったほうが気楽だし!
あ、沖縄の豆知識をひとつ!
お祝いはいくらでも包んでいいけれど、香典は五千円以内!
どんなに近い身内でもそうなんですって。
たくさん包むとおめでとう、と解釈されるからなんだそうです。
マザーが教えてくれました。
やもはこの子だけしか見つけられませんでしたけど、触れ合えてよかったですよ!
かりめろの子供の頃を彷彿とさせる小ささでした(*´艸`*)
ところで、横転から生還されてほんとうに良かったです。走馬灯走るとか相当な状況ですもの。やまねさんの人生、色んなお話が出てきそうでミミックの箱みたいでワクワクします!
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