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出勤しようと家を出たら、庭から一羽の鳥がウチの屋根に羽ばたいていった。とくに気にもせずそこを通ると、可愛がっていたトカゲが尾を失い仰向けになり、口をﾊﾟｸﾊﾟｸし何かを訴えるようにその無惨な姿を晒していました‥
トカゲの身に起きたことは容易に察知されたので、そっとひろいあげて負傷程度を観察‥背中に傷があり、頭から下はピクリとも動かない‥脊柱をヤられているもよう‥もう助からない‥
私がいなくなるのを屋根の上で待っている鳥に、静かに憎悪と殺気に満ちた無機質な眼差しを送る‥飛び立つ鳥‥
私がタバコを吸いに庭に出ると、きまって水をねだりに出てくるグランドカバーの葉の下にそっとトカゲを置く‥仕事から帰る明日の朝にはもう、旅立ってしまっているだろう‥
低いテンションで出勤したが、哀しい性で、自席に着いたところであえなく忘却‥仕事が一段落した今になって自責の念に囚われることになり、何となく日記にしてしまいました。この過ちを二度と起こさないためにも‥
結局のところ、懐くトカゲに癒されたいがために、中途半端に飼い慣らし、中途半端に自然に放置した結果、中途半端な野生の哀れなトカゲがこうなったのは私のせい‥しかも二回目‥鳥を恨むのはお門違いもいーところ‥あのトカゲ‥口をﾊﾟｸﾊﾟｸしてたのは、「中途半端なのはオマエだけにしとけよ！」と言っていたのかもしれない‥
本当にごめんなさい‥
写真1: マッチ棒ぐらいの今年生まれたばかりのコ。誰に教わらなくてもちゃんと狩りが出来ます。あるべき姿。
写真2: コレがウチの庭‥だったらいいのにな（笑）
こんばんは。
よく懐いていたのですね。
いつも珍しい場面の写真をとっていらっしゃる
外で暮らす生き物の世界では1年生きられたらすごいことなんですって。野鳥先生にお聞きしました。そうやって強い子たちが子孫を残すの繰り返し。
元気出してね
トカゲがなつくとは初めて知りました！
中途半端に飼い慣らしたとは思いませんよ！自由にstroheimさんのお庭で生まれて生きて、たまに現れるstroheimさんの所へ遊びにきて、たまたま野生の厳しさに直面して逝って、野生をまっとうしたのではないでしょうか。庭木に野鳥のために餌箱を置くのと同程度に思います。
山の動物に餌付けするのは良くないと思いますが、庭先の野生動物と適度に交流できるなんてステキだと思います。
家でゲームばっかりしてる子供にも経験してほしいです。
どうぞ責めすぎないでください☆
こんばんは！アイーさん。
コメントと優しい言葉をありがとうございます。
ウチの庭って、なぜだかやたらと乾燥するんです。ある時庭に水を撒いていたらトカゲが出てきて水を舐めてるのを見て、水の皿を出してあげるようにしてみたら人を怖がらなくなりました。懐いているようでも、感情は酷薄そうなので、ただ人が出てくれば安全に水が飲めるからよってくる程度に過ぎないのかもしれません。
私の方こそタバコを吸う時の暇潰しだったはずが、可愛らしさに感情移入していたのだろうとおもいます。ではでは。
こんばんは！アクビさん。
コメントありがとうございます！
トカゲの寿命ってどのくらいなのか良く解りませんが、だいたい3年ぐらいでその個体は姿を消すので、そのぐらいなのかと思います‥あのコは一年半ぐらいだったかな‥アクビさんの「一年生きられたらすごいこと」という言葉に救われたような気がします‥ありがとうございます。
今月、新しいコ達が生まれたのですが、関わらずに見守るようにします。ではでは
ストロさん おはようございます
コオロギやトカゲやヤモリが家に入ってきて
猫に捕まる・・・そんな季節です。
野生もののドキュメンタリー番組もそうですが
どちらが主人公かで応援したり憐れんだりします。
どちらも悪者ではなくて
もちろんストロさんのせいで
トカちゃんはお亡くなりになったわけではないです。
昨日、義母の法事だったのです。
病院は辛かっただろうか、
中途半端な介護だった、など色々
ストロさんの小さな命の日記に通じる思いがありました。
朝起きると気持ちが晴れて（怖いほど天然）
へこたれないでたくさん卵産んでくださいね
と思っています。
こんにちは！ホビット夫人。
コメントありがとうございます。
「喰うか喰われるか」そうですね〜。それが自然の摂理ってことは充分承知はしています。（人も同じですね。）
しかし、後悔と反省が出来るのも人間だけでしょうから、日々何かを憐れむようなことが何も起きなくなってきたので、この機会にその特権を利用させてもらい、サイコパス化しないようにしたいとこです（笑）ではでは。
こんばんは ストロはん
唯一無二の親友だったんだね。
うちの猫さまは、子猫時近くの神社に捨てられてました。
放置すれば神社に住んでいる烏に食べられると思い保護して今は我が家の一員
でも助からない野良猫なんて たくさんいるのでしょう。
それを想像するといたたまれない気持ちになります。
野生の世界は厳しいな。
てせも今のストロはんの気持ちを考えるとと
同じようにいたたまれない気持ちになっていまいます。
あれ？バコ姐さん？今日はヤケに優しいですね（笑）
先日どなたか（ホビット夫人だったかな？）の日記のコメントにも書いたんですが、実は小学生の時、私もコネコを拾いましてね、長いことネコと生活してたんですよ！意外でしょ！？飼い始めて2〜3ヶ月ぐらいの頃がいろんな女の子が入れ替わり立ち替わりウチに遊びに来てくれて、まさに「黄金時代」であった‥（サッカー少年だったんだけど、試合には誰も応援に来なかった‥）
今でもネコ拾って良かったなぁ‥ありがとう‥ってしみじみ思います。ではでは。
ストロはん
妖怪だって、人の心はあるのです(*´Д｀)
山奥の洞くつで美味しいお菓子もお茶も用意して お話を聞いてあげています。
では、ばははーい💛
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