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しかし、毎朝家を出るとどこからともなく香ってくる緑の空気は大変に抗いがたく、特に森に近いところをジョギングなぞしてるとふっと鼻腔をくすぐってくる樹木の甘い香りは心地よいどころか、もはや拷問に等しい状況に...。
そんなわけでこの土日はせめて自転車で山を感じるべく、5月30日はR299の古谷ダムまで、5月31日は八ヶ岳高原（野辺山）までこいできました。出発地は居住地のある佐久市内某所からなので、そこそこの獲得標高です。（31日は1000m弱獲得）
30日は道中は緑色に染まり切った茂来山を眺めつつきこきこと坂を上って古谷ダムまでいってきました。空気は北の高気圧のおかげで大変に澄んでおり、寒すぎず、暑すぎず、まさにツーリングに最高の1日になったわけでした。
道中、秩父まで80�辧�70�劼隆波弔�ちらほらと出てきましたが、R299は2019年の台風の影響により甚大な被害を受け、現在は古谷ダムより先は通行止めとなっていました。
古谷ダムは、信濃川水系の支流上流にあるダムで、いちおうは治水目的で作られています。が、信濃川水系そのものがあまり大きなダムが無い河川なので、ちょっとしたレアな存在だったりします。 小さいながらもしっかりとしたダムで、少し歩けば展望台もあり、ダムを一望することが出来ます。反対側の市中側を見れば、冬であればはるか先に北アルプスが見える感じですかね。この日もうっすらと見えてはいました。特定は困難でしたが...
31日はあいにくと天気は曇りでしたが、昼過ぎまでは持ってくれそうだったので、八ヶ岳を感じるべく、清里まで行くかとなりました。が、八ヶ岳高原（野辺山）あたりまでヒーコラ言いながらきてみたら赤岳に雲がかかってしまったので、これは持つまいということで国立天文台野辺山まで行って折り返してきました。ちなみにこの辺りは標高が1300mもあるため、風が吹くと死ぬほど寒く、この日も二桁温度ギリギリで、短パン＋ぺなぺなの上着でかなりきつかったです。さらに上りで向かい風だったので体力的にも...。
そんな野辺山・南牧エリアは高原野菜（レタス）が有名で、関東近縁であればスーパーで見かけることも多いのではないでしょうか。新鮮でみずみずしい葉物野菜は味と香りだけでなく、音も楽しませてくれること間違いなしです。また、屏風の如く立ちはだかる南八ヶ岳の急峻な山容の麓に広がる広大な、牧歌的な畑の景色は素晴らしいものがあります。
さくっと野辺山まで行って帰る途中、帰還路はほぼほぼ下りで快適なのですが、今日に限って言えば久々のメカトラブル発生でヒヤリと。フロント側の変速機（ディレイラー）が調子が悪く、高速ギア（アウター）に入りにくくなっており、一度だけ噛んでしまい、あと少しで破壊するところでした。フロント側とリア側で使っているパーツグレードが違うので、このせいかなーって思わなくもない感じです。今夏にフロント側をグレードアップし、リアと合わせることを検討しなければ...。
登山がダメなら自転車でってことで、もしかすると状況によっては、今年はずーっと自転車で過ごしているかもしれませんね。
N_tsukachanさん
はじめまして！
日記楽しく拝見させていただきました。
私も山は自粛中で、ご近所のサイクリングでがまんしてます。
自転車走行中のメカトラブル嫌ですよね。
フロントディレイラーの不具合とは、ひょっとして105病ではないでしょうか？
シマノの105のFDによく現れるトラブルです。金属の剛性が弱くて変形してしまうことによるトラブルです。
私はこれで2回FDを交換しました。(T_T)
もしお使いのFDがシマノ製の105なら疑っみてもいいかも。
「105病」でネット検索すると結構出てきますよ。
間違っていたらごめんなさい。
gorozo様
コメントいただきありがとうございます。貴重な情報大変助かります。
なんと、剛性不良でこんな持病があったとは...。全く知りませんでした。
まさにFDが105なので、この病気の可能性は高そうですね。
ブレーキもまだ105なので、下りで剛性が足りなくて毎回ヒヤヒヤしていたりします...
このあたり、やはり105系は全体的に足りてないのかもしれないですねー。
いずれも早々な交換を検討してみます。大変助かりました！
お互いお山も自転車も、気を付けて楽しんでいきましょう！
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