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2020年10月29日 20:15IT部門の苦労全体に公開

IT担当者も大変だった2020年

 2020年は様々な業界においてまさに変革を迫られた年だったんではなかろうか。原因は言わずもがな、新型コロナウイルスによるものである。
 医療関係者には頭が下がる思いで一杯で、今現在も見えない敵との闘いで自由は制限され、悲しいかな病院は来院患者が減ったがために収入は目減りし、忙しいだけでお金が入ってこないという状況が続いているようです...せめて来年は、来年以降は何とか報われてほしいと、強く思う次第です。
 一方で登山業界もこれまたコロナ禍の影響を強く受けており、山小屋は人数制限をしなければならないため当然売り上げは減り、加えて衛生環境の改善を必然的に強いられたがために出費もバカにならないほど増えたがために経営そのものが危ういという話がちらほらと...。来季沢山遊びに行きますので、何とか耐えていただければなぁと、身勝手な話で恐縮ですが、思っております。

 さて、当方職場ではネットワーク、サーバー、クライアントPCの整備のほか、およそITに関わる殆どのことについて担当させていただいている、いわゆるIT担当者と呼ばれる身分だったりします。一応プログラミングとかも出来たりするので、なんちゃってエンジニアとしても活躍させていただいています。そんなIT担当者の私からすれば、私含め、多くの企業のIT担当者にとっても今年は激動かつ、あまり報われなかった1年を過ごされたんではないかと思われます。
 まず、コロナ禍が始まって真っ先に話題になったのは「テレワーク」という就業形態。雑な言い方(≒エライ人の良い方)をすれば、「自宅で会社にいるのと同じように仕事できること(ただしデスクワーカーを対象」っていうことなんですが、言葉にするだけなら恐ろしく簡単ですが、実現しようとすると北アルプスを上高地から親不知まで歩く方がはるかに簡単なんではっていう環境の会社も多かったんではないかと。特に大企業なんか考えたくもない感じですね...。当方はまだ中小で、比較的出張者も多い会社なのである程度下地は出来てたので、少ない投資で済みましたが...。
 「そんなの、会社で使っているPCを自宅に持って行けばいいだけなんじゃないの?」と思う方、まぁそれが許される会社も無いわけではないですが、ISOやらナントカ認定やらを当然のごとく取得している会社にとってはとてつもないほど高い壁が立ちふさがっていたりします。特にセキュリティにウルサイ業界(官公庁向け)と付き合いのある会社なんて、死人が出るレベルで大変だったんじゃないかなぁと...。私もかつては都内でそこそこ大きな会社で、官公庁向けに仕事してたりはしてたので、大凡の苦労は想像できます。
 そんな環境から退いて、山が登りたいからという邪な理由で長野あたりの中小にすべりこんだ私ですが、急激にテレワーク人口が増えると色々と冷や汗がでることが起き始めます。

・ネットが遅いんだが(社内外から) →機材のスペックが...。
・自宅から繋がらないんだが →ご自宅の回線を教えてください。え?回線?なにそれ?
・ファイルが開くの遅いんだけど!(自宅から) →すいません、そういうものです。通信暗号化するので。
・変な画面がでた! →何か変なのクリックしませんでした?
・何もしてないけど壊れた! →何かしないと壊れないです...。

などなど、毎日がお祭り騒ぎで、IT部門が最終的にテレワークを開始できるほど落ち着いたのは、9月からでしたね...。長い闘いだった。何気にGWも少し潰してたり。
 しかし、落ち着いたのもつかの間、今度はIT業界にも、あろうことか、ウイルスのパンデミックが始まったのです!
https://securitynews.so-net.ne.jp/news/sec_30299.html
※Emotetというコンピューターウイルスです。
 もうこうなるとIT担当者はコロナとも戦わなければならないし、コンピューターウイルス(マルウェア)とも戦わなければいけないで、そんで偉い人はテレワークの推進だなんだと難題を突き付けまくってくるわけです。いわば、メンドウなニンゲンとも戦っているので、3正面作戦っていう感じですね。
 世の中コロナと戦ってる人は沢山いて、今も第一線で頑張っている人たちが沢山います。しかし、そんな彼らを支えている中には、コロナ以外のモノとも戦っていて、かつ大して報われていない人達が、血反吐を吐きながら頑張っているかもしれません。時々でいいので、そういう人がいることを思い出してあげて、レッド○ル、モン○ターエナジー、ライ○ンなんかを差し入れしてあげてください。
(え?寿命を縮めるからやめろって?)

 かつての世界に戻そうとか考えている方がいるかもしれませんが、個人的にはおやめになった方がよいかなと思います。良くも悪くもコロナ禍は世界の仕組みを大きく変えてくれました。あらゆる業界で変革が強いられるようになり、変化に耐えられないモノは脱落することになるんではないかと思われます。ある意味残酷ですが、人間の真価が問われる、悪いばかりのコロナ禍ではないんじゃないかなと、少しばかりは期待はしていたりします。
 今の会社の廊下に、「強いものが生き残るのではなく、変化できるものが生き残る」という言葉あり、なかなかいい言葉なんじゃないかなと、日々思う次第だったりします。
 2020年も残りわずかですが、少しでも良い年に出来るよう、日々邁進していきたいなというところで、〆たいと思います。
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