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標高
4700m-5895m 山頂 Uhuru Peak
夜の11時にポーターが私達を起こしに来る。
出発前に軽い食事を出されたが、吐き気が強くそれどころではない。
みんなが食べている間、夜の鳩のように身体を丸め椅子に腰掛け、目を閉じて吐き気と闘う。
立ち上がるのも辛い。
歩けるだろうか...
何本歩けるだろうか…
雨が降り出した!
12時、いよいよ山頂に向けて出発
立ち上がるとめまいがした
それでも一歩を踏み出す
風邪も強くなる
強風で何度も身体がよろめく
しばらくして、雨は止んだものの、
そのぶん気温もぐっと下がり、手の感覚が無くなり、鼻水も凍る(笑)
最初の休憩で水を飲むように言われ無理して飲む。
予想通り 吐き出す。
休憩は5分以内、この寒さでは、すぐに凍えてしまうからだ。
私のすぐ後ろを歩いてたチームの一人が泣き始める⁈
「泣いたらダメだ!泣くとエネルギーを消耗してしまうぞ!」とガイドさんが叫ぶ
さらに、彼女は歩きながら眠り出す!
「眠っちゃダメだ〜っ」とガイドさんが叫ぶ。
「泣くな!寝るな!」
の叫び声が響く中、もう1人のメンバーが足を止めて座り込む。
チームメンバーが一人ずつ倒れていく…!映画の中のいるみたいだ。
私も紛れて思う存分?嘔吐する。
2人いるガイドさんは彼女達の世話をしないといけなくなり、
私だけそのまま登頂へ向うべき、との判断がガイドさんから下された。
私はポーターさんと2人だけで先に進む事になった。
あまりにも非日常的な出来事に、アドレナリン出たのだろうか?
私は力強く歩き出し、先を歩いていた他のグループも追い抜いて、一気にステラポイントまで登りつめる。
そこから山頂までの道のりは、まるで別世界。
雪に覆われた銀世界。太陽の光が氷河を照らし、ここまで来れた事に心から喜びを感じた。
山頂では多くの人が写真撮影の順番待ちをしていた。
5分程待って、ササット撮影をすませる。
チームメンバーみんなと記念撮影できくて残念(涙)
動画はこちらSearching for the Cat part 5 Final / Killimanjaro Machame route
https://youtu.be/nCyWa99s3fc
おめでとうございます。
Borav64m さん
ありがとうございます :)
無事登頂おめでとうございます!
poyon Akira さん
有り難うございます :)
クルーズミサイル、山頂に無事到着!おめでとう!
Kickey さん
ありがとうございます!
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