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両神山は山頂に少し木が生えているため、一か所からは360度を見渡すことができません。そのため、山座同定に使用した写真は、南側は両神山の三角点のある山頂から、北側はすぐ北の石碑のある山頂から、武甲山方面は山頂すぐ下の岩場から、撮影しました。
山座同定したツールは、自作のエクセルVBAで2地点から得られる方位角と仰角を計算し、それをエクセルグラフに描写、表示される山頂ポイントに写真を置いていく形で作成しました。特に、画像周辺でひずみが生じるため、1枚の画像でも中心と周囲でピークがずれる場所があります。また、低い場所の仰角の補正がうまくできていないところもあります。完ぺきではありませんが、自分では納得のいく山座同定ができたと思います。
富士山山頂は最高地点としています。八ヶ岳の北横岳は直接見えず、手前の大岳3峰がピークとして見えているようです。北アルプスは百名山を中心に見えているはずの山を掲載しました。
北関東の鳴神山などは両神山からピークが見えたわけではなく、私のなじみの展望の山ということで掲載しています。
大画像は1.1MBほどあるため、こちらのリンクに保存しています。
http://tancro.e-central.tv/grandmaster/tenbou/jpg/ryoukamisan20241109.jpg
素晴らしい展望だったようですね。
同じ日に私は北アルプスの燕岳に登っていました。両神山から北アルプスが見えているので、当然ながら北アルプスからも両神山が見えます。ただし、夏は湿気が多くて空気の透明度が悪かったり、湿気で雲海が出て両神山は雲海に沈んでいることも結構あります。この日は秩父方面の展望は素晴らしく、両神山はもとより武甲山も見えました。その時の記録(展望)は私個人のホームページで公開しています。
http://www.gekiyabu.sakura.ne.jp/public/2024/241109%20tubakurodake/tubakurodake.html
私の場合、地元なので登山口への車道が開いている5月〜11月はほぼ毎週北アルプスに登っていますが、両神山が見える確率は50%くらいでしょうか。夏場は雲海が出る確率が高くて見えないことが多いですが、秋になって空気が乾燥すると見えることが多いです。とは言え、昨日(11/16)の針ノ木岳では背の高い雲海で標高2500m以上の山しか見えませんでした。
北アルプスの山はどこも登山者が多いですが、手近な北アルプスの山々や富士山に目が行っても両神山に目が行く人はまずいませんね
私は出身が栃木県なので北アでも真っ先に奥日光の山々を探します。こちらは両神山よりも標高は高いですが遠いので(150km以上)、見える確率はかなり低いです。当然ながら奥日光の山を気にしている登山者は他にはいません
さくっとページを訪問しましたが、毎週のように北アルプスに登れる環境、すごい、うらやましい、です!!!
私は、山座同定を人任せに(カシミールを利用)するのは好きじゃないので、地形図で山の緯度経度と標高を取り込み、視野角と仰角の点を散布図グラフに表示し、そこに山の画像をはめ込むことで山座同定しております。
北アルプスの絶景には負けますが、こんなページで遊んでいます。VBA・JavaScript・Perlなどで遊ぶのも趣味です。
http://tancro.e-central.tv/grandmaster/tenbou/index.html
袈裟丸山で前・後・中・奥と稜線の山を書けるのは登った人のみと思います。庚申山・鋸山・皇海山もクラシックルートを歩かれた様子がうかがえます。私も北アルプスは西穂高山と焼岳のみ登ったことがあるので、この2座だけは山座同定では特別です。
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