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本投稿は、北アルプス、湯俣川沿いの伊藤新道で起こった遭難事故に関する、一連の報告と、それに基づいた考察（その4）です。
その3
https://www.yamareco.com/modules/diary/19423-detail-285434
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・水の流れについて
沢登りにおいて、水の流れを見極め、それに応じたルート選択をすることは大変重要である。
本件の事故現場については、巨大な岩が水の通り道を狭め、水鉄砲の出口のように勢いよく噴出された水流に惑わされたことにより、通れるはずのルートを通れないと思わせてしまった。
後にお二方の山岳ガイドに現場状況について見解を求めたところ、「出口が岩で狭まり、激しく水が流れた裏に澱んだところを見極められるかどうか」「初見で水の流れが止まるポイントを見出すのは相当困難だと思う」と、異口同音に近いコメントを頂戴した。
それらコメントから、今回は水流について考察する。
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※毎々申し訳ありませんが、諸事情により、Instagramに全文と全画像を掲載しております。
https://www.instagram.com/p/Cknt6wuv7Oe/
次回は、本件を例に、長野県における山岳遭難救助方法に関して考察いたします。
その5
https://www.yamareco.com/modules/diary/19423-detail-285599
