7:25 駐車場出発 8:20桜坂 10:25六合目の上 12:00前巻機山 14:20桜坂 15:00駐車場
感想
今年は記録の残っている範囲では過去最高の暖冬・小雪だった。殆ど除雪や屋根の雪降ろしをしなくても良かったのは助かったが、その分体が鈍ってしまった。こんな時の山は雪が少なすぎて歩きにくいかも・・・行ってみよう!ということで、比較的歩きやすい巻機山の井戸尾根に。
天気予報は夕方まで曇り、暑くなくて帰っていいか。清水地区の手前の登山口には既に20台位の車があった。そこを通り過ぎて突き当りの橋の所に駐車して。ここにも既に5台程車が。
例によって地区の民家の裏から桜坂への林道に入る。さっそくワカン履いてゴー。途中既にアスファルトの道路が出ているところもあった。例年なら今どきは3m位あるはずが。スキーとかんじきのトレースを進むと、ところどころ踏み抜く。そうだ雪が少ないんだ。
桜坂の一つ手前の沢で下側の登山口からのトレースに出会う。前日は晴天だったので多くの入山者があったようだ。ここでトレースは通常の井戸尾根ルートと正面のダイレクトルートのスキーのトレースがある。いけそうなのでダイレクトを。直ぐに台地状の上にでる。あとはスキーのトレースの太いのを追って・・・左の尾根に移って・・・通常の登山ルートらしきトレースが続く。この後トレースはいくつかに分かれるが、一番明瞭なのを選ぶと暫く尾根伝いを進むが、5合目の手前の急斜面を避けて左にトラバースしながら6合目を目指す。夏道の尾根に出れば見晴らしはいいが少し回り道になるので、皆さん省エネコース (^^♪ を選んでいる。ということで6合目にもよらず7合目手前で本日初めて天狗岩から割引岳を眺める。風はほとんどなく寒くはない。樹林帯を抜ける前に一休みして。
その先は風は弱いとはいえ吹き曝しの中を進む。トレースは幾筋もあるが短そうなのを選んで。
いよいよ急斜面に突入。先行しているスキーヤーの3人パーティーは右側に迂回していった。自分はワカンのままキックステップで直登したが、実は正規ルートはやや左にトラバースしてから登るのだった。
前巻機山に着いたら1人先行者がいた。「けっこうきつかってね〜」という感じの苦笑いを交わす。山頂方面はガスの中で、途中登り・下りのパーティーが合計10人ほど見えた。もう12時だし、天気もガスがかかってきたので今日はここで軽く食事をして帰ることに。
帰りは安全第一なのでピッケル・アイゼンでゆっくり下りた。なぜかスキーヤーが同じルートを降りてくるので不思議に思っていたが、どうやら米子沢は雪が少なすぎて滑るには危険なため井戸尾根を降りているようだった。
スキーヤーは4合目付近の藪で苦戦するようで、ワカンの私より遅いペースであった。
帰り道の米子沢をあらためて見ると、さすがにまだ水は流れていなかった。
以前この時期にスノーシューの時もあった。ワカンは今回初めてだがこちらの方が少し楽かな。
ともあれ、久しぶりに山歩きを楽しめて満足だった。
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