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とはいえ、まだまだ治安は悪く、レストラン、商店、ガソリンスタンド、企業等にはピストルでなく長い銃をもって防弾チョッキをまとった民兵がいて、レストランに入ってもイマイチおいしく食べられなかった。
山の斜面のうち、海辺の斜度30度くらいまでは民家が密集している。それ以上の山間部はサバンナ風で農作物には適さないようだ。
首都ポルトープランスでは1000人規模のデモに遭遇したが、中にはけっこう陽気なひとも多く、あまり危険な雰囲気ではなかったが、とにかく仕事がほしいようであった。
それに一般民家への電気供給は1日6時間程度で停電も多い。商店や企業はこれでは商売にならないので、日本の工事現場で見るような自家用発電機を使っていた。
北の港町キャパイシェンは静かで、海辺の見晴らしの良いホテルは涼しく、バカンスにも人気があるそう。なお公用語はフランス語だが、片言の英語が通じることが多い。
この後南北アメリカで2番目に貧しいニカラグア国にいったが、この2国の経済状態は雲泥の差だった。ニカラグアは東南アジアではタイ・カンボジアとそれほど変わらない印象だった。やはり農耕地が十分にあり、海辺と湖周辺は魚介類にも恵まれている。そして経済発展もだいぶ進んで、主だった都市では家庭用電気が停電することはほとんどなく、停止中の発電所も結構ある。
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