ツアー中止：散歩と優雅なお茶

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2021年05月06日 15:35観光全体に公開

５月２日（日）：八甲田ツアー２日目、霧及び強風一時晴れ
　９時に続く２度目の集合で１１時半にスタッフ部屋に行くと、ツアー中止の報告。コロナウイルス感染予防の様々な状況から、講習や観光の
Ｂプランも中止とのこと、止むを得ません。一番心配された雨や雪は降っていませんが、霧で視界が十メートル前後でした。
　昼食後、有志は湯坂で滑ったようですが、私は「毎日８０００歩以上」の目標のため酸ヶ湯温泉から地獄沼方面に散歩に出ました。酸ヶ湯の上の公共駐車場の隅に酸ヶ湯インフォメーションセンターがあり、中に入ったことがなかったので入ってみました。無人ですが、八甲田の登山コースの紹介や動植物の紹介コーナーがありました。外に出ると霧が晴れ日も出ているではありませんか！
　１３時過ぎでした。急いで酸ヶ湯に戻りスタッフ部屋に直行しましたが、ツアー中止は変わらないとのことでした。部屋に寄りカメラを持って再び外に出ました。戻った時は、酸ヶ湯越しに大岳も頂上まで見えていましたが、外に出た時には山頂には既に雲が掛かり始めていました。
　地獄沼に行き写真を撮りました。次いで、インフォメーションセンターで知った「ふかし湯」に行く道が除雪されていて行けそうだったので行ってみました。足湯はよく見掛けますが、ふかし湯は木箱のような長椅子の下を湯が流れていて、座るとお尻から温められるようになっていて、身体が蒸かされるようでした。
　この後、八甲田ホテルの喫茶室でお茶をしようと行ってみました。１４時を過ぎていて軽食コーナーの時間は終了していましたが、喫茶室は営業中でした。２人先客がいましたが、空いていたので６人席に座り、コーヒーを注文しました。書籍コーナーに古いスキージャーナルがあったので広げてみました。そうしているうちに入れたてのコーヒーがお菓子付きで運ばれてきました。良い香りがしました。コーヒーを飲みながら、スキーのツアーコースの紹介記事を読みました。ゆったりした贅沢な時間でした。
　小走りでホテルに駆け込む人の姿があり、外を見るとどんよりとした感じで天気は再び崩れているようでした。コーヒーをお替りしたら、新しいカップでコーヒーが運ばれてきました。値段も安くはないのですが、それに見合うだけの場とサービスを提供してもらいました。
　外に出ると何も降ってはいませんでしたが曇り空で、大岳や硫黄岳は雲の中でした。冷たい風も吹いていて寒かったです。帰り道、地獄沼の下にある噴気孔に寄ったり酸ヶ湯の裏にある鳥居の写真を撮って宿に戻りました。再び雲が降りてきて霧に包まれ始めていました。
画像①：酸ヶ湯温泉越しの大岳
画像②：地獄沼、右が硫黄岳
画像③：ふかし湯

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