ホフマン物語（新国立劇場） を見る

今日は長らく楽しみにしていた、オッフェンバックのオペラ　ホフマン物語を見てきました。

自身オペラデビューの３作目。メトロポリタンやパリオペラ座のビデオで事前勉強し、満を持して、生ビューイング。

新国立劇場オペラパレスにて午後2時から5時半まで。休みが25分、20分と2回あり約2時間45分の大作。しかし、オムニバス的なストーリと言うこともあって、あっという間に、楽しい時間は過ぎてしまいました。

新国立劇場は初めてで、わくわく。席は4階の一番後ろ。オーケストラピットは立ち上がらないと、全く見えない。でも、この雰囲気は最高。

舞台は迫力満点。ドデカイセットが、奥からスルスルやってきて、それがぐるぐる回るのですから。金かかってますね。

オペラ新人なので、まだ配役をやられている方の特徴などは分かりませんが、
オランピア役の佐藤さんは元々高い声質のようで、この役にぴったり。高い声をクリアーに響かせていました。拍手が一番多かったのではないでしょうか。

ジュリエッタ役の菊池さんは背が高く、見た目がカッコいい。歌もつやがありました。ホフマンの舟歌、とてもすばらしい。

アントニア役の高橋さんは声量がすごい。どちらかというと、ドライな残響のホールにもかかわらず、隅々まで声を響かせていました。

ニクラウス（ミューズ）役の小林さんは、少々影が薄かったような・・・もちろん上手ですよ。

主役のホフマン役の樋口さんも、がんばっていました。

そして、70人程の合唱団の歌も迫力満点。オーケストラの楽器の音を含め、やはり、生が一番。チケットは少々高いですが、この人数、セット、この場所を考えれば、安いのでしょう。

オペラなどの舞台芸術は山の稜線歩きと同じで、非日常体験。日々の生活のもやもやをリセットしてくれます。

次回は9月15日（日）神奈川県民ホールでワーグナーのワルキューレ。これも楽しみだ。

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新国立劇場に行く途中、新宿の石井スポーツでfinetrackのドライレイヤーを買いました。先週、雨の稜線歩きで、とても寒い思いをしました。これで解消する事を期待します。

コメント

tanosiku

RE: ホフマン物語（新国立劇場） を見る
okusanさん　こんばんは

新国立劇場うらやましいですね。
真ん中の写真を見ると舞台からオランピアのソプラノが響いてきそうです。

休憩時間はワインですか。
いいですね。
ヨーロッパのオペラハウスで、外人さんがタキシードを着てシャンパンを飲んでいるのはかっこいいなと思います。
残念ながら、アルコールが入ると寝てしまう私には飲めません。

次はワルキューレですか。
ワルキューレの騎行が聞こえてきそうです。
次も楽しみですね。

okusan

RE: ホフマン物語（新国立劇場） を見る
tanosikuさん

オペラにシャンパンや、ワイン。 これは至福の贅沢ですよ〜。　

でも、休憩時はコンビニのおにぎりでしたが・・・

ほんとに素敵な時間でした。