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2013年11月18日 12:43オペラ全体に公開

オペラ 「フィガロの結婚」 を見ました。

17日(日曜日)モーツァルトのオペラ「フィガロの結婚」を見てきました。
神奈川県藤沢市民会館開館45周年・藤沢市民オペラ創立40周年記念講演だそうです。
500円で買ったプログラムによると、2年毎にオペラを開催していて、今回が22回目と歴史あるものでした。

合唱団、オーケストラはアマチュアで歌手はプロという組合せです。
3ヶ月前、横浜で「椿姫」をこのような組合せでオペラを楽しみましたが、とてもリーズナブルな価格で、オペラを楽しめます。S席で7千円。普通この金額では、3Fの後の方で見るようです。

なので、前から3列目の真ん中。歌手の顔や舞台が良く見えること。ただ、前過ぎて、両サイドの字幕を見るのが難しい。

何語で歌っているのか・・・?始まる前に、海老澤 敏さん(モーツァルト研究の第一人者らしい)からの解説があり、原作はフランス語だと言われていたが、モーツァルトはオーストリアなので、ドイツ語かと思っていましたが、〜ニョーレといった語尾があったので、変だなと。帰って、プログラムを見たらイタリア語。アリャリャ。何語で歌っていたかも分からなかったとは・・・

舞台は質素そのもの。でも、歌手の方は走ったり、芸人なみの演技をしたりでいろんなところで笑いがありました。そうか、「フィガロの結婚」て、喜劇だったんだ。

事前に、ザルツブルグ音楽祭の録画で勉強してはいましたが、なにせ登場人物がたくさんいらして、内容も複雑。どうやら、「セビリヤの理髪師」の内容が関係していて、フィガロ3部作と言うようだ。登場人物はみんな主役級のアリアを歌うのですから、目が離せない。

 今回特に注目していたのが、ケルビーノ役の青木エマさん。http://aokiemma.blog32.fc2.com/
個人的にほんのチョッとお知り合いで、今年生オペラを見始めたきっかけとなった方。身長170cmを超えて、スレンダーな体型。そしてすごくカワイイ。話す声は低いのですが。
今回は舞台を縦横無尽に走り回り、美少年ケルビーノぴったり。有名なアリア
「恋とはどんなものかしら」もとても素敵だった。将校の衣装を着た姿も、超かっこいい。今年の2月、「こうもり」のオルロフスキー役で二期会デビューでしたが、この時もその身長と宝塚男性役のような、かっこよさで惚れ惚れしたものです。

スザンナ役の半田美和子さんもスマートな体で、透き通る声を聞かせてくれました。伯爵夫人ロジーナ役の谷原めぐみさんは多少太めな方ですが、その分声に厚みがあって、シットリとした夫人役の歌を聞かせてくれました。

フィガロ役の友清崇さんは、まるで芸人のような演技と表情で、色んな声質を使って歌われていました。

ちょっと残念(と思うのだが)なのは、伯爵役の藤岡 弦太さん、後半体力が落ちてしまったのか、ビブラートもかからない、雑な歌に聞こえてしまいました。あとは、ホールがチョッと古くクラシック向けでない事かな。昔の映画館のように、お尻が痛くなってしまいました。

オーケストラはアマチュアとは思えませんでした。合唱団も良く練習されているようで、私のような素人には十分でした。

舞台目の前でオペラが見れるって、すごい事ですね。生声がびんびん聞こえてくるし、歌い出しの緊張感が伝わり、表情もよ〜く分かる。2万円〜3万円近くお金を出して、いい席を取る人の気持ちが少し分かりました。 最後大団円の歌。良かったな。
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コメント

RE: オペラ 「フィガロの結婚」 を見ました。
フィガロうらやましいですね。
モーツァルトのオペラはどれをとっても美しい曲が聴けます。

私、これを生で見たいと思い、2009年夏ザルツブルグ音楽祭へ行ってきました。
音楽祭のDVD、天使が出てくる演出だと思いますが。
それを見てきました。
指揮は、リッカルド ・ムーティでしったかと思いますが。
(ひょっとしたら、ムーティ指揮は、ロッシニーのファラオとモーゼだったかもしれません。)
その時、思ったのですが、やはり当時の貴族の姿でやってほしかったと。

行く前は、四六時中フィガロのCDを聞いていました。
CDは、エーリヒ・クライバー指揮、ウィーンフィル、ウィーン国立歌劇場楽団です。
スザンナ役のヒルデ・ギューデンさんの声が大好きです。
このCDは宇野功芳氏お勧めなので、一度聞かれることをお勧めします。

でも、生はいいですね。
私も、チケット探そう。
2013/11/18 14:46
tanosikuさん
ザルツブルグ音楽祭まで行かれたのですか。
憧れの音楽祭ですよね。
自分が録画したのは、ザルツブルグ音楽祭でなく、エクサン・プロヴァンス音楽祭の2012のものでした。

CDを何度も聞いておられたとなると、きっと頭の中で、メロディーが常時流れていたのでしょうね。

また、最近のオペラは皆時代考証を現在にしたものばかりですね。これも、オペラを見始めて知ったのですが、演出は決まっているのではなく、演出家が自由に表現して良い物なのですね。自分はまだ初心者なので、当時のオーソドックスな演出をまず、見たいのですが。
今回の演出のスタイルは貴族風でした。顔を白くするのもそうなのでしょう。

いつもながら、生はやっぱりいいですね。
2013/11/18 17:20
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