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いわゆる霊感と呼ばれる類は全くない私の実体験談です。
夏至の頃、飛騨山脈は裏銀座と呼ばれる山域へハイキングに繰り出した時のこと。
出発時間はやや遅れたが、七倉をスタートし、ブナ立尾根をタイムアタックして登る。2週間後に迫った北丹沢(12時間山岳耐久レース)、そして1か月後に控える富士登山競走のトレーニングとしてもまずまずな坂路調教になった。
稜線へ上がってからの行程は決めていなかった。
北上して船窪を経由するのも面白そうだし、南下して野口五郎へ行くのも悪くない。もちろん、そのまま同じコースを下山したって良い。
他に人は誰も居なかった。山でこんな贅沢はない。やや風は強かったが天気も上々。山脈を丸ごと貸切っている充実感に包まれて、ニセ烏帽子の岩で遊んだり、無人の烏帽子小屋のノートにノーガキ書き込んだり、のんびりと山を満喫する。
やがて進路を南へとる。
進んだら戻れない道、登ったら下りれない雪壁を登攀したりと、ひとっ子ひとり居ない裏銀座の山脈を満喫。槍ヶ岳が近づいてくるのも面白かった。
無人の野口五郎を越え、嫌な雪がついた崩落の激しい真砂の危なっかしい斜面をやり過ごし、迷宮のような残雪の湯俣岳を突破。そして晴嵐荘営業開始日に賑わう湯俣温泉へ下山したところで日没を迎えた。
下界まで残り15キロだが、あとは林道のみである。しかし本当の核心はこの後にあった…
残照に浮かび上がるのは得も言われぬ雰囲気を醸し出す名無小屋…
ピチャピチャと何かが滴り落ちる音が木霊する真っ暗闇の高瀬隧道…
闇夜に異様に妖しくポツンとヒカる高瀬ダムの公衆電話…
連続する不気味なトンネル群には自分の足音か定かではない音が反響し…
そして下界まであと僅かと言うところ。
最後のトンネル(山の神隧道)で出たんです(((*´-`))ヒィィィィイイィ!!
珍しいですね。そして以外にも文才がある
長く山もヤマレコもやって見えるので、
いろんな秘話がありそうです。
自分も次の続きを期待😁
秋名山のドリフトよりも、面白そう🥰
四国の山中で2回、世田谷の老人ホームで1回幽霊に会っていますが、見た目は普通の爺さんでしたよ…
え⁉️😱 ふつうのじぃさん…
えっと、実はこの話はこれで終わりなんです。
続きを期待されている方には申し訳ありませんがorz.
いったい、何が出たと言うのかッ?(更に煽ってすみませんorz.)
結末につながる話は、今後、何らかの形で明かす予定です。
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