仕事の相方が変更となって数回目の勤務。
急に「ハチミツとクローバー」に嵌ったとのこと。いや、LINEでまで報告してこなくってもw
とはいえ、こちらもコミック、アニメ共に看破、そしてサントラまで持っとるし。
何度もみて、何度も泣いて。。。
ハチクロの中での一番の既視感、共感は後半のはぐちゃんの怪我後。
はぐちゃんには開けたい箱(作成したい作品やアイデア)がいっぱいある。
でも人生には限界(時間軸や体力的な)があって、生きている間には全部開けることが出来ない。
彼女はそのことに追い詰められて、その事実に圧迫されてしまいます。
見ていた当初は、まだ山行してないんですが、中学生位の時に、
図書館に行ったときに同じような感覚を覚えていたので、自分の中が覗かれたような、
ああ、同じものを見ていたという既視感を覚えました。
当時、春日部市にいたのですが、結構立派な図書館があるんです。ロビンソンのそばに。
図書館の中で、普段読まないような学術書の棚をちょっと見てみたり、気の向くままに
手に取って開いたりして見てみたりしたんです。
その途中の瞬間に、こう思ったんです。
「ああ、この図書館にある本。自分には全部読みきれないなぁ。絶対に。」
って、急に思った。
すぐに、下っ腹を強く突き上げるような、ぐぬーっと、広がる強烈な圧迫感。
気持ち悪くなった。手で口を抑えてトイレに駆け込んだ。吐いたと思う。涙も止まらなかった。
で、最近。
同僚のハチクロ熱に引かれて再度アニメを見直してたんですが、改めてそのシーン。
今、感じるのは、日本国内全部の山には登りきれないんだな、て思う。
山一つでも登山道の数分行程があるし、トップヒル以外のトレッキングなどの工程を含めれば、ああ。
どうやっても、もう間に合わない。
昔のような圧迫感を感じた後に、中学の時とは違う気軽さ。別にいいじゃん、って。
出きるだけの行程を精一杯楽しめたら、それでいいよ。別に欲しい物は、もう何にもないしね。
時間軸的には失うものばっかり。
ただ、残された後は、行程を楽しめれば、それでいいかなって思う。
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