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2010年11月17日 13:38奥多摩全体に公開

第18回長谷川恒男CUP応援!2010.10.10.〜11.

今年もまたハセツネの時期がやって来た。
昨年はインフルエンザの疑いで大事を取り自宅PC前で夜明かしした。
随時アップされる関門毎の通過選手リストを手に汗握って見守っていた。
2年程前に山で知り合った数名の友人の名前が見つかる度に熱くなっていた。
今年もまた昨年に引き続き、所属山岳会から先輩が出走することになっていたので、二人して幕持参で応援に行く。
輸送部役員に会の重鎮が毎年参加している事もあり、現会長と共に会場入りした。出走1時間前ともなると緊張感が高まっているのか熱気で辺りが暑く感じられた。スタート直前、ゲート前の通りの一角に陣取りカメラを構える。
いよいよスタート!誰彼と無く声援を送る。先輩の姿が見えると声を張り上げる。応援だけでもそこに居るだけでワクワクする。
一団が通過した後も送れてスタートされる数名に声をかけつつ移動開始。
先ずは少し離れた所にある駐車場へ移動(駅前駐車場に入れなかったので)。
街道沿いの信号手前で聞き覚えのある声に呼び止められた。振り向くと、奥多摩駅前の行きつけの餃子屋さんでよくお会いする救助隊のK氏であった。
本も執筆されている有名なあの隊長である。あまりに気さくなのでこちらが恐縮してしまう。非番でスタートを見に来たのだと仰った。

十数秒の短い立ち話の後別れ、それぞれの目的地へ。
廣徳寺近くの駐車場から先ずは7km地点の入山峠へ移動。石段手前で一旦車道に出るこの地点は、渋滞のメッカ。あっという間に数珠繋ぎ状態となった。
スタート時に会う事の出来なかった友人の一人にここで会うことが出来た。
裏高尾の景信山ハイク以来、実に2年振りである。同じチームで何人も参加されていた昨年と違い、今回はお一人で参加しているとのことだった。
エールを送り見送る。
それから更に1時間後、50代で参加されている先輩の姿をやっと見つけることが出来た。体調は良さそうだったが道が悪いと仰っていた。
前日の雨と何千人ものランナーが通過した後ということを考えると、後に行く程更に条件が悪化しそうな予感はした。

通過するメンバーを見送ってから少し早いが日の出山登山口へ向かう。
幕場ではないが車両通行止めとなっている林道の入口附近に2張設営。
谷川沿いで水音が絶えない場所。トイレの横は1張で一杯になりそうなスペースしかなかったためこちらにした。
少しゆっくりし、輸送部のメンバーと選手の先輩と時々メールで状況確認しながら明朝の日の出山山頂へ登る時間を算出する。
3時起床4時半出発と決める。
夕食は林道脇でシートを広げ其々準備したものを摂る。ビールと日本酒を用意していたので当然酒盛りとなる。
夕刻に一時パラパラと雨が落ちたがすぐに止み真っ暗になるまで延々話込む。とはいえまだ19時を少し廻っただけ。下界では宵の口。それでも翌朝の出発を考えると少し早いがお開きとし、其々のテントに潜り込む。
就寝前にランプを消してトイレへ向かう途中夜空を見上げると星だらけで心持明るく感じた。流れ星も3コ、大きな放物線を描き流れては消えた。
ちょっと山へ入るだけでここまで星が綺麗に見えるのだ。山で夜を明かすのはやめられない。

今回はTシャツを2枚着込んでいることで寒いことはないだろうと、ザンターという旧いシュラフにシュラフカバーで充分暑過ぎるくらい快適に眠ることが出来た。
翌朝3時に目覚めると昨夜21時過ぎに連絡があり、昨年度よりペースが上がらないらしく、日の出山山頂に7時到着は難しいとのメールが入っていたとのこと。ゆっくりと朝食を摂り幕を撤収して出発準備に取り掛かる。
では出発しよう!という時、メンバーの携帯に着信があった。
月夜見峠でリタイアして今都民の森に居るとのことだった。
残念である。昨年は完走したので今回は早めに着きたいと仰っていたので日の出山でもゴールでも迎えられる時を想像していた。
出発を取りやめメイン会場となっている五日市会館へと移動する。
トレランはまだ無理!と言っていたカミさんも触発されたのか、アートスポーツのブースへ寄りランニングザックを購入していた。
リタイヤ選手のバスが到着するのを待ちつつ、駐車場に忘れてしまった荷物を取りに駅前駐車場へと小走りに向かう。
と、前方に入山峠で会った友人と再び会う。やはり道は悪かったらしく昨年より時間が掛かってしまったと言われた。だが、あの時間に完走されたのだから凄いと思う。
昨年度の上位選手の数人もリタイアしたらしいことを本部前で聞いていたので悪条件下であったことは事実のようである。お疲れ様でした。
再び会場前に戻るがそれから2時間前後、ようやく先輩とも会えた。
お疲れ様!と言うしかない。帰り際、輸送部テントに寄り挨拶してから駅前で解散となった。
自分でランナーとして参加していなかったにも関わらず、この上なく楽しく過ごせた。また来年も会場へ足を運びたいと思う。
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