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2010年11月18日 18:23奥多摩全体に公開

奥多摩小屋秋の大宴会参加!2010.10.23.〜24.

奥多摩周辺だけでお一人の方に何人もの人が会う度に仲良くなり人数が増えてしまったのが今回の仲間内の宴会である。
自分は初参加だったが、2名の方を除いて他28名の参加者全員と初対面であった。
其々のルートで奥多摩小屋を目指し宴会に参加し、近況を話し合ったり山行計画を練ったり、秋の味覚収穫の報告と共に収穫の交換等、楽しい会話で盛り上がる。一夜明かした帰りはまた其々のルートで下山する。奥多摩駅前の餃子の旨い店で最後の締めをして帰途につく。いつもの流れである。

そもそもこのメンバー、山岳会所属の数名と山岳渓流ガイド、奥多摩・雲取山を愛する会トップなど多彩な方々がお互いの知人を連れて来ることも多く年々宴会参加者が増えているようである。
自分も奥多摩によく行くというだけで知り合った方も多い。そのうちのお二人がここの宴会の常連だったことがこの宴会を知るキッカケとなった。
二人の内のお一人は、鷹ノ巣山避難小屋で何度かご一緒した山菜の師匠(といっても向こうは一回り程お若い)である。
今回も誰も入らないレアな尾根の情報を頂いた。現在は破線ルートにもなっていないが、昭和40年代の地図には破線が残っているらしいので以前は歩く人もいたのであろう。春先には一度行きたいと考えている。
この方、甲武信ヶ岳でも会い、ハセツネでも第三関門に居らした。
今回の宴会に誘ってくださったこともあり長野から先日送られて来た初物クリタケの醤油煮をお持ちした。樅の林によく出ているアカモミダケをお返しに頂く。これが美味しいのだ。塩茹でした後炒め物にしたりシチューに入れるのがお薦めの食し方である。長野でも時々口に入る。
もうお一人は一度山でお会いしてワラビの話で盛り上がっただけの顔見知り。お互いに記憶力が良く、先方も覚えておられた。
この方は役所の指示で鷹ノ巣山避難小屋の清掃を任されているようである。

また、中々面白くタメになる情報が多く自分はよく観に行っているホームページの主催にもお会い出来た。
山岳渓流ガイドのK氏であった。他にも山岳ガイド数名や鍼灸師をされている方など多彩な顔ぶれが揃う。

奥多摩小屋前に少し遅れ気味で到着し、一度小屋へ挨拶した後一旦幕へ戻り、早々に夕食を済ませてから再び小屋内へ。既に始まっていた宴会に急いで参加。それから延々6時間強、小屋の中と外で飲み喋り続けた。
風は無く穏やかな夜であった。やけに空が明るいなと感じて見上げると満月からひと欠けだけだったので納得。綺麗に敷き詰められたような雲海がやけに美しく見える。富士山も裾野まで綺麗に見える。余り無いことだ。
夜11時前にお開きとし、其々の幕に潜り込む。幕は10名未満、小屋内に泊まる方が殆どであった。
いつもザックに入れっぱなしだったツェルトを広げインナーポールを併用すると意外に広い。寝付くまでに少し時間は掛かったが後はぐっすり、快適に眠ることが出来た。この時期、シュラフさえしっかりしていれば、カバーをつけて完璧。充分温かく過ごせる。それでもこの時期は低山までだろう。一応奥多摩小屋で標高1,700m以上ある。風でもあればもっと寒かったと思う。

朝はゆっくりと起き出し其々に出発するメンバーを見送りつつ「後で天益で!」を合言葉のように言い合う。
この日、自分は初めて辿るコースを行く。石尾根を通して歩いたことがなかったのだ。
三峰口から雲取山、鷹ノ巣山、六ツ石山から奥多摩湖へ抜ける所までは何回かに分けて歩いているが、六ツ石山分岐から稲荷神社を経て奥多摩駅までのルートは未踏でいつか歩きたいと思っていた。
雲取山荘から歩き通すと8時間コース。自分には長過ぎる。奥多摩小屋からでさえ6時間程という行程。下り中心といえど長丁場である。
駅前での締めには顔を出せないかも知れないと内心考えていた。
結果その通りになり稲荷神社到着は暗くなる寸前の16:10頃。ここから更に駅前通りに出るまでに林道を跨ぎながら20分程掛かる。駅前に16:30頃到着し店に顔を出すと15分前に出たとの答えだった。
女将さんと常連のお一人に挨拶し店を出る。

駅前ベンチで列車時間を待つ間、バス停を横切る見覚えのある歩き姿を見る。・・・?目で追うと会のメンバーではないか!その日予定されていた月例山行で古里駅〜鉄五郎新道経由・大塚山〜丹三郎尾根経由で鋸尾根へ。奥多摩駅に戻るという超レアな長丁場を歩いているはずだった。
幾らなんでもこんなに遅い時間に駅前に居る訳がないと思っていたが、結局休憩時間含む9時間掛かったそうだ。
駅前のお蕎麦屋さんへ寄りお疲れ会に飛び入り参加した。
同じ奥多摩に居るということは聞き及んでいたようで、メンバーからどのルートで帰って来たのか聞かれる。
隣にイスラエル人の一家が居て、卵が駄目なので卵抜きの料理は無いか?をしきりに尋ねられて店員が困惑していたが、メンバーの一人が会話に入り、流暢な英語で説明され事無きを得たようである。
小一時間程でお開きとし帰途に着く。

今回の個人山行、石尾根の長さと厳しさを改めて知らされた旅であった。
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コメント

RE: 奥多摩小屋秋の大宴会参加!2010.10.23.〜24.
shamrockさん・こんにちは。
「後で天益で!」が山仲間の合言葉とはいいですね。
私も11月21日(日)に鳩ノ巣渓谷に紅葉見物に行き、ご推薦の奥多摩駅前の居酒屋「天益」に立ち寄り、焼き餃子と烏賊のげそ揚げで1杯やってきました。小さいが感じのよい料理も美味しい店でした。奥多摩山行のときはこれからも寄らせて頂きます。ainakaren
http://www.yamareco.com/modules/diary/8042-detail-14901
13:27字句訂正
2010/11/23 10:50
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