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前モデルのPDGよりも少々軽くなり、PDGよりも防水性能が高まっています。
また、ワイズが少し広がり、より日本人の足型にあいやすくなっています。27.5cmで810gの公称値で、フルカーボンのレーシングブーツと比較しても高いコストパフォーマンスなのではないかと思います。
ちなみに、DYNAFITの最軽量レーシングブーツDNA PINTECは、26.0cmで510gという公称値で、価格はオープン。
実売価格では、30万円ほどです。
PDG2は、12万円+税ですので、定価販売なら13万円ほどです。
レーシングギアは、お金で軽さを買う世界です。
日本国内でフルカーボンブーツを所持しているのは、一部のトップレーサーが中心でおそらく15人もいないと思われます。
DNA PINTECは、今シーズンから全く新しいビンディングシステムに更新されたので、DNA PINTECを購入するには、ビンディング、スキーも同時に買い換える必要があります。
参考までに、新しいビンディングP49は、その名の通り49gという信じられない軽さのビンディングです。
価格は12万円+税。
さて、完全防水ではないにせよ、PDG2を超軽量ツアーブーツとしてバックカントリーにも使用することも可能です。
その場合、センター幅が80mmをこえるようなスキーには不向きだと思いますが、春を中心に軽量の細い板と組み合わせることで、ロングコースのスピードツーリングが可能となります。
なにせ、ブーツ単独でランニングが可能なほど足首の可動域があり、登山用のプラブーツよりも登山にいかせる性能があります。
専用設計の軽量、コンパクトなアルミアイゼンもあり、スキルの高いツアースキーヤーにとっては魅力的なギアとなるでしょう。
これからレースに向けて履きならして、昨シーズンよりもよい成績を残せるようトレーニングに励みたいと思います。
今シーズンは、4レースに参戦予定です。
なお、4バックルの滑り重視のブーツしか履いたことのない人には、あまりに華奢なブーツにしか見えないため、滑りは難しくなると思います。
また、すでに国内在庫はほぼ完売に近い状態だと思います。
800gですか(汗)
私は
1200gのブーツで喜んでいたのに(笑)
重量もさることながら可動域が広いのは良いですね(^-^)👍
春にサンプルを触った時にもビックリしましたが、自分のもとに届いたブーツを持ち上げてみて改めてビックリです。
フルカーボンブーツも触ったことがありますが、300gの重量差を感じさせないほどです。
実際、持ち比べたら歴然とした差でしょうが…
可動域の大きさもさることながら、ウォークモードと滑走モードの切り替えもスピーディにできますから、時間短縮や行動範囲拡大に貢献するでしょう。
欠点は、慣れないとテックビンディングは嵌めづらいことでしょうか。
まだまだ降ってはとけて…を繰り返し、雪が安定的にありません。
あと一週間は気持ちを抑えながら過ごします。
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