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ある日、ひとりの見識らぬ客が阮をたずねて来て、式のごとく時候の挨拶が終った後に、話は鬼の問題に移ると、その客も大いに才弁のある人物で、この世に鬼ありと言う。阮は例の無鬼論を主張し、たがいに激論を闘わしたが、客の方が遂に言い負かされてしまった。と思うと、彼は怒りの色をあらわした。』
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写真を撮っていると“オーブ”と呼ばれる、(玉ボケとは異なる)円い影が写り込むことがある
スピリチュアル的解釈では霊魂や精霊が写り込んだものとされ、色によって性質が異なるという
まず左の画像
滝の周りに白いオーブが多数見える
白のオーブは無害な霊魂といわれているらしい
次は真ん中
こちらはなかなか情報過多な画像だ
白いオーブの他に青、ピンク、そして黒い点が見える
青とピンクは高位の霊、黒は邪悪な存在ということなのだとか
・・・種明かしをすれば、左の画像はレンズ保護フィルタについてしまった細かい水滴で、
真ん中の画像は保護フィルタの汚れとレンズフレア、黒い点はイメージセンサーについた微細な埃である(この日に撮った写真には同じ場所に黒い点が写り込んでしまっている)
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さて、見識らぬ客を論破した阮瞻がどうなったか・・・
『「鬼神のことは古今の聖人賢者みな言い伝えているのに、貴公ひとりが無いと言い張ることが出来るものか。論より証拠、わたしが即ち鬼である」
彼はたちまち異形の者に変じて消え失せたので、阮はなんとも言うことが出来なくなった。彼はそれから心持が悪くなって、一年あまりの後に病死した。』
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私個人としてはスピリチュアリズムや霊的な“もの”の存在を否定するわけではないが、この“オーブ”と呼ばれるものに関しては、ほとんどがレンズやセンサーの汚れに起因するものである
画像左:
板山不動尊
2020/7/24
画像中:
仙見川渓谷、長瀞
2019/4/13
画像右:
角田山、クルマユリ
2020/7/26
木漏れ日を玉ボケにして写す
さすがにこれはオーブの写真に見えないだろう
『』内は、
岡本綺堂 訳:捜神記
https://www.aozora.gr.jp/cards/000082/card1298.html
から引用
こんばんワン!
霊やお化けは信じる方デスが、
「オーブ」は、フラッシュをたくと現れるので、
ホコリなどが光に反射してると思ってマス♪
デモお写真には、希に本当に無い物が写る事も↓
https://www.yamareco.com/modules/diary/43831-detail-100794
どうもこんばんはshippokuruさん
F値大きめ+HDRでフィルタの汚れやセンサーダストを拾ってしまってオーブになってしまうことが多いですね
私は機材の扱いが割と雑なほうなんで気が付いたらフィルタ表面が汚れてたということが多いです
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