関西在住の方なら、ダイヤモンドトレール(ダイトレ)の北側の出発地点である「屯鶴峰」はご存知のことであろう。
Wikipediaによると、「二上山の火山活動により火山岩屑が沈積し、その後の隆起によって凝灰岩が露出し、1500万年間の風化・浸食を経て奇岩群となった標高約150mの岩山」とある。画像を見ると、確かに剥き出しの白灰色の断崖が奇妙な列を成し、一種異様な、まるで月面のような風景を描き出しているのが見て取れる。第二次世界大戦中には真下に防空壕が掘られ、今でも一部は京都大学防災研究所附属地震予知研究センター屯鶴峯観測所として使用されているとの事である。
さて、最近山登りを始めたと言っていいぐらい山登りから離れていた大阪在住の俺は、いつかは、ダイトレを縦走したいと思い、とりあえず、最初のスタート地点、屯鶴峯−二上山の辺りのルートを色々と調べてみた。
当初、俺の中では、漠然と、ダイトレというのは北から南に各山のピークを辿りながら歩き進めていくものと思っていた。なので、屯鶴峰が本コースにあるということは、当然、始発地点は屯鶴峰の北側、地図で言えば近鉄大阪線の関屋駅近くにあるものと思っていたのである。ところが、色々調べていくと、起点は関屋駅どころか、そもそも屯鶴峰の北側から登るルートさえよく分からないのである。国土地理院の地図では、関屋駅から屯鶴峰の北側を通って頂上に至る道がしっかりと記されているのだか、ヤマレコの山行記録を拝見させて頂くと、そのルートを辿った方はおられず、ほとんどの方が屯鶴峰南側の入口から頂上をピストンされているのである。そして、尚も調べていくと、ダイトレの起点碑は、その南側入り口のすぐ脇にあるようなのだ。
(ということは、わざわざ屯鶴峯に登らなくても、ダイトレをスタートできるのではないか!?)
どうも、なんとなく釈然としないのである。
(別に、ダイトレコースに屯鶴峰を入れなくてもいいやん。二上山からでええんとちゃうん?)
てな感じである。なんとなく、ダイトレコースに屯鶴峰を入れたのは、取ってつけたような感じがするのは、俺だけでしょうか。
本来なら、屯鶴峰北側に起点碑を置き、屯鶴峰を縦走させるルートにしたかったのだが、大人の事情で断念し、仕方なく今のルートになった、というのは勘ぐり過ぎか。その辺り、詳しい方がおられたら、ぜひともご教授頂ければ・・・と思っています。
屯鶴峰については、他にも2、3気になることがあるので、また、次の機会に、日記にしたためさせて頂こう、と思っています。
関屋からのルートは飛鳥採石場跡を通り抜けるルートですが、行政としては未整備ルートの為に通って欲しくないようです、
このルート上にトンネルが有ります。
藪こぎ覚悟。
カシミールを使って私のホームページで地図を公開しています。
私の山行記録のどこかに記録があります。
kideki さん
コメントありがとうございます。
山行記録、早速拝見させて頂きました。
関屋からのルートは、道標なども無く、ちょっと迷いそうなルートのようですね。別の方の山行記録の写真でも見たのですが、香芝市より「屯鶴峯周辺についてはハイキングコースが整備されておりませんので通行される際、特にご注意願います。尚、国道165号への通り抜けは困難です。」との立て看板もあるようです。おっしゃられるように、行政としてはあまり通って欲しくないようですね。
藪こぎ等、あまり経験したことが無いので、今回は、関屋からのルートは断念しようかと思っています。
(ご教授頂いたのに申し訳ありません)
尚、私の上の日記で、関屋からのルートに関し山レコを検索したが記録がなかった、というような記述をしましたが、原因は「屯鶴峰」で検索したというマヌケなオチで、「屯鶴峯」で検索すると、kidekiさんの山行記録も含めて、何名かの方の記録が検索できました。皆さまに誤解を与えてしまい、申し訳ありませんでした。
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