10月21日(快晴)
紅葉が気になり柏原新道を通り霊仙山にもしかして登れたらいいなぁ〜と出かける。
朝3時間寝坊するが、行く気が削がれず必死こいておにぎりを拵え出発する。柏原登山口に着いたのが8時30分、自宅から1時間で来た。飛ばしたつもりはないが・・・
1合目の二本杉まで1時間、順調だ、足の調子もよい。5合目で女性ソロの方に出会う。
年齢は私よりも上か?見かけは若いが私より顔の皺が幾分多そうだ。その歳でソロで歩くとはベテランかな?気を付けないと叱られそうだわ……いやいや、声を掛けると気さくに優しい方でした。しかし足が速い。かなりのキャリアがあると感じとれた。山岳会に入っているかと尋ねると無所属との事。常にその方を追うように歩いた。7合目を過ぎた所で90度向きを変えママコ穴に登って行く。看板見ると「ここを是非行くべき」と書いてある。疑いもなく登る。するとその先道がない。稜線を歩いていると勘違いし、尾根筋を歩けど道がなく一気に下りになる。道迷いだと気づきここで初めてGPS を出す。GPS を頼りにバリエーションでその女性を誘導し何とか避難小屋に出た。一安心する。ここで12時15分、昼食を取り山頂巡りをし、同じ道を引き返す。出会った女性は、初めて霊仙山に来たとの事でいたく霊仙山に感動されていた。道に迷いGPS も持っていないから帰りも一緒に歩いてくださいと頼まれ同行する。その女性の足は早いが・・・2合目を道標で確認し1合目の二本杉までは、もう少しと安堵した矢先、その女性がまた違う方に自信を持ったように歩いて行く。私は、何か違う?不安になり、ここを歩きましたか?と尋ねるとその淵を通って来てるから大丈夫と言う。私は、歩いた記憶のない景色(杉苗が植樹したばかり)だったので位置を確認するため地図を出すがザックにない。忘れてきた。その女性に地図を見せてと言うと何と略図のパンフレットを出す。はぁ〜(๑´ㅂ`๑)それを見て、今いる場所が分かりますか?と聞くと黙る。よってGPS に頼り2合目まで戻り確認する。登りでは気づきにくい分岐になっていた。ここで軌道修正をし、無事登山口に着いた。その女性は、初めて霊仙山を登るのに、柏原新道を選び、地図も持たず、GPS も持たずソロで来た。この道は、今はマイナールートで歩く人が少ない事も知らない。人が歩いてない事に驚いたらしい。道は、一本道になっているから大丈夫と思ったと言う。私は、道迷いしてる事に気がつかない女性が恐ろしくなってしまった。私は、帰り道、「鈴鹿は、あ〜でこ〜で、色々云々説明し、地図とコンパス、GPS を持って来ないなら鈴鹿に来ては駄目ですよ。」と言ってしました。その女性は、また、来たいと言っていたが、勝手にしろ!
こんな事があったが、リハビリ第3弾で霊仙山に登れた事が嬉しかった。避難小屋に着いた時は足も疲れびっこになってしまったが・・・・・リハビリは、続く。
いやぁ、その時の情景、ハレヤマさんの心境が手に取るように感じることができた名文でした。
霊仙山登れたらもう大丈夫ですね。
横山岳行きますか?
Yoshikun1 さん、こんにちわ!
日記に思いの丈を書けたのでスッキリしました。これも経験の備蓄の一つになりました。霊仙山は、雲一つなく、素晴らしく良かったです。何とか登れました。
横山岳、ご一緒したいです。ゆっくりペースで帰りは、きっとびっこになるでしょうが、よろしくお願いします。
11月3日ですよね。(^-^)/
初めまして、land-raiderと申します。
私も霊仙で道迷い遭難者を案内したことあります。
西南尾根上で小雨が降っている日でした。
ガスっていて展望が効かず、濡れた石灰岩は踏み跡が不明瞭でした。
出会った遭難予定者は地図は持っていたものの、コンパスを持たず
「下山方向はあっちですよね?」と指したのが南東方向。
支谷に迷い込むところでした。
ダメダコリャって事で連れて帰りましたが…。
鈴鹿山域はアプローチが良いので人気エリアですが、場所と条件によってはルートロストし易いと思います。
GPS必携ですよね。
しかし、大事に至らず良かったですね。
Hareyama2さんはリハビリ中とのことですが、山復帰へがんばってください。
実は私もリハビリ中でして、霊仙で遭難者リード、リハビリ、と同じような経験をされているなぁと気になり、コメントさせていただきました。
Iand-raider さん、はじめまして!
お互い同じような境遇ですね。私は、ロッククライミング練習中に滑落し、右足首を骨折しました。ボルト2本入れました。このため足首が思うように動かず、歩きにくいです。登山靴に守られて歩けている状態です。霊仙山(鈴鹿の山)は、登山道と言っても複雑ですよね。ガスがかかれば視界が無くなり、方角を見失います。この時点で地図が無意味になりますね。コンパス出しても今いる場所が正確に読めなければ遭難です。残るはGPS が頼りになります。
GPS を持参するのは常識ですよね。
でも初心者は、一人ではまず来ませんね。
なまじっかの登山者が危険です。今回の場合、いつも人の後はかりを頼りに歩いてきたのではないでしょうか?困ったものです。これからも、そういう人に出会うかも知れませんが、知らない人には、言いたくはないが忠告はすべき事ではないかと思います。後はお互い様で事故なく無事に下山することが必定ですね。
お互い、リハビリ頑張りましょうね。
私の知り合いに「なんとかなるさぁ!」が口癖の人がいる。雪山でルートから外れても「なんとかなるさぁ!」と言ってどんどん進んでいく。この人いつか遭難するなと思った。
この人はGPSがあれば安心という。ではもしGPSが使えなくなったらどうするのだろうか。故障やバッテリー切れはあり得る。
人はだれしも始めた時は初心者だ。いきなりGPSを買って持っていく人はいないだろう。それに一般登山者は持っていないのが普通だ。問題はソロであることと、下調べをしてこなかったこと。調べていればこのコースが自分には向いていないと気付くはず。
人を非難したくなったら自分自身が初心者だった頃を思い出すといい。そうすれば的確なアドバイスと広い心で対応できる。私自身、今思い返すととんでもない無茶をしたものだと反省することが多々ある。とても他人を非難することはできない。
「他人を見て己を知れ」
な〜んてね。足治ったらまた一緒に雪山行こうね〜。
ていうか、私が無理かも。
そうですか?あの時は、自分の位置をflatwell さんから見失わない位置を確認しながら、つい遊び過ぎました。
骨折して、なるようになるさは、死語になりました。それではいかん。
ソロで道迷いするようになりGPS を購入しました。これも電池が切れると使えません。携帯のGPS と両使いしてます。
GPS は、誰でも持ってないと思いますが携帯のGPS なら比較的大勢の方が使っているでしょう。
なるほど自分の初心の頃を思えば私も同じような事をしていたなぁと・・・・
言ってしまったからもう遅いです。
しかし悪い行為ではないかと・・・
次回気をつけて来て下さることを祈ります。
下調べや情報集めは、重要素ですね。
身の丈にあった事をしましょう。
また、雪山行きましょうね!
膝の可動域の範囲内で・・・
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