異変はふくらはぎの筋肉痙攣から始まりました。
友達と街をブラブラ買い物した次の日、朝起きると両脚のふくらはぎがピクピクと筋肉痙攣している。脱げやすい浅いパンプスで歩き回ったから、ふくらはぎに余計な力が入ってたかな、とそんなに気にしていませんでしたが、いつまで経っても治らない。水を飲んでも軽い運動をしても寝ても起きても、ず〜っとピクピクしている。痙攣しすぎてふくらはぎはパンパンで、いつも履いているパンツがキツい自覚がありました。揉んだりストレッチをしたり出来ることをやりつつ、ゆるくボルダリングを続けていました。
そんな状態でしたが、天気の良い週末にテント泊をしに出かけました。もしかしたらメンタル不調や運動不足が原因で、登山でリフレッシュしたら良くなるのではないかと思ったからです。しかし、ふくらはぎのピクピクは治らないし、太ももは踏ん張りきれないし、だんだん膝が痛くなってきた。約2年前にボルダリングの着地で左膝を捻って腓骨頭骨折をしてから、左膝はずっと本調子ではない(不安定感、たまに痛む)ので、いつものことかと様子を見ることにしました。
幸い痛みが悪化することはなかったので、翌週は日帰り登山へ。登りは問題なくこなしましたが、下りが全然進まない。古傷の左膝だけでなく右膝も痛く急斜面での踏ん張りが効かない。ぎこちなく降りていたら派手に転んで右手のひらを石に強打し、ようやく膝のおかしさに気が付きました。次の日から両膝の皿の下がジンジンと痛み、左足は引きずらないと歩けず、腓骨頭骨折の直後と同じような状態に。派手に転んだ影響か右腕や腰も痛むので整体に行ったところ、左足を引きずらなくても歩けるまでには回復しましたが、それでも痛い。
ついに観念して、以前と同じスポーツ整形外科の先生に見てもらうことにしました。問診と触診での先生の回答はこんな感じでした。
・靭帯や半月板はおそらく問題なさそう
・左膝は水が溜まっている感じはあるが、すぐにどうこうするほどでは無い
・膝の痛みはジャンパー膝(腱鞘炎)
・大腿四頭筋の筋肉が頼りない
左膝の不安定感や痛みとは一生付き合っていくしかないんですかね?と聞いてみると、ALC再建手術の招待状を書いてもいいけど、10代や20代のための手術という感じが強く、リバビリを経ても効果が薄かった場合を考えると今の程度ではあまりオススメしないとのことでした。まずは、膝の不安定感を補ったり、水が溜まるのを防いだりするために、大腿四頭筋を鍛えてみてはどうでしょうというアドバイスをいただきました。膝の痛み用に、大量の湿布と鎮痛薬を処方してもらいました。
湿布のおかげで今はだいぶ痛みが引いており、先生の言う通り腱鞘炎だったのだと思います。痛みがなくなったら四頭筋を鍛えるトレーニングを取り入れ、少しずつボルダリングや登山に復帰する予定です。そういえば今年は山に行く回数が極端に減っていて、ちゃんとトレーニング出来ていない状態でテント泊に行ったから、ピクピクしていたふくらはぎと痩せた太ももを補おうとして、膝に負担が掛かったのかもしれないなぁ。リフレッシュを期待してのテント泊はオーバーワークだったと反省しています。膝は消耗品、あまり酷使せず、身体を激しく動かさないインドアなリフレッシュ方法も見つけていこう。
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