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災害には関心を持っていたつもりでしたが、今回ほど気がかりな事はかつてなく、やはり今まで何処か他人事だったのだな、と思いました。
1週間前ぐらいから、三連休あたりに台風が来そうだとなって、「休みだけど山行けないかなぁ」とかぐらいに思ってたのですが、3.4日前ぐらいから、「ん( -_・)??これは様子が違うな。これ、関東直撃じゃない?規模も桁違い??え?」と段々なって。いよいよ不味い、と慌てて必死に情報集めはじめたのが、ほぼ前日11日。既に、色んなものは売り切れてて、山道具が唯一の救いでした。
備えたものは以下
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窓ガラス防護@近くにホームセンターないので、100均のプラパン組み合わせて、養生テープで外から固定。内側からクモの巣状にテープ張り。危険を感じたら、さらにブルーシート(3畳)を内側から張る。
電気@バッテリー、電池の充電(携帯くらいなら持つ)。ソーラーパフ、ヘッドライト
ガス@固形燃料
携帯のバーナー
モーレリアンヒートパック(加熱なるやつ)5つ(試した事なし)
水(断水に備えて)@水12L。お湯1l。+炭酸飲料、ペットボトル500ml何本か
浴室に水張り。
下水道の逆流に備えて@トイレ、シンク、お風呂、洗濯機に置く水のう準備
トイレも出来ない場合@携帯トイレ(凝固剤10個くらい)
浄水器@ソイヤー、スーパーデリオス(がっつり汚染水は無理だけど)
食料@カップラーメン×2
フリーズドライ米4食、レトルトカレー何食かと、普通のお米3lペットボトルにいれてあるもの×3
ミニパン一袋、食パン一斤、ピザパン×3
生麺5食分
乾麺2袋
果物(リンゴ3個、梨1個)
缶詰め(鯖5、フルーツ2、+α)
避難に備えて@70lのザックに、寝袋や衣類、クッカー、バッテリー類一式詰め。靴は山靴、鉄板の中敷きあり。傘も暴風でも骨が壊れないもの購入済み
情報元@Twitterが一番重くなくて見易かったです。あと、アプリのwindy。テレビが今ないので、映像があまり見れなくて不便でした。途中からradikoでNHKニュースを流し続けてました。私の地域は河川氾濫、浸水危険性が高く、河川事務所のライブカメラ、水位情報が途中から凄く役に立ちました。あとはヤフーのエリア情報。
こんなに川の流れを意識した事はなく、避難勧告レベルとその意味を知る事もなかったように思います(避難といっても、必ずしも今いる場所から離れなさいという訳ではない、とか)
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さて、今回過ぎ去って、無事空振りで良かったのですが、私のした備えが無駄だったかと思えばそんな事もなく。
災害に対する備えの不備を感じたり、今まで自分があんまり知らなかったなぁ、って事を知るよい機会にもなりました。
停電の可能性も充分にあるのに、電気のバックアップが弱いとか。食糧の備蓄を一覧で見えないと把握出来ないな、とか。何より痛感したのは、早めに判断、準備をしないと命とりになる、という事でした。今回、仕事柄もあり、休みだとはいえ待機要員だったので危険区域からの避難は出来なかったのですが、避難していいか職場に確認した程の恐怖を感じました。ただ、今回避難の必要性を強く感じた時には、ほぼ列車は止まっており、自分に車はなく。台風が近くなればなるほど、外への外出も危険になり。今回は大丈夫でしたが、今回は偶然幸運に恵まれただけかと思います。(勿論、治水関係の人達が物凄く頑張った下さったのがあった上での幸運、ですが。)
特に怖いのは、雨が降ってる時だけでなく、その後もダムの放水などで川の水位が上がっており、台風が過ぎ去れば安心ではないという事。また、一級河川のような主要な川だけでなく、むしろその支流の川の方が主流の勢いに押されて(バックウォーター現象と言うそうですが)決壊の可能性があるという事。でも、そんな事は今回になるまで全然知りませんでした。(氾濫と決壊も意味、違うみたいです。また、治水の調整をどうやってるのかも今回勉強になりました)
役所の避難勧告が出る時は、既にかなり遅いです。。自分が心配性な所もあるのでしょうが、備えができる災害の場合は、自分で事前に情報を集め、早めに自己判断出来る目を(もしくはそれを判断できる情報源を持てるよう)養わないとな、と思った今回でした。
最後に。今回や災害被害に遭われた所の復旧が出来るだけ早くすすみますように。
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