9月は、好きな源流域でのFF釣行も天候と同行予定者との日程が合わず中止にした。
今年の目標である東北遠征を山から温泉に変え、8年ぶりに花巻の大沢温泉で自炊することにした。実は、東北大震災の年の3月下旬にも宿泊予定をしていたが、3.11震災で取り止めていた。今回で5度目の大沢温泉。
今回は電気鍋を持ち込み、炬燵に入って鍋物と日本酒を楽しむ計画。
初日は猊鼻渓で舟下りを楽しみ金色堂を訪ねて、道の駅石鳥谷の酒匠館で地酒2種を買う。石鳥谷は南部杜氏の発祥の地。酒の種類が多くてどれにするか迷ったが、同行者が試飲で気に入った酒を買った。
夕食は水沢牛のしゃぶしゃぶ。寝がけに露天風呂に浸かり浴衣を着ていたら、妙齢な女性が一人で浸かりに来られた。
2日目は、乳頭温泉郷の鶴の湯に入り、昼ご飯は角館のお気に入りの店で稲庭うどん。角館のスーパーで、夕食のきりたんぽ鍋の材料(きりたんぽ、比内地鶏、スープの素、根っこ付きのセリ)を買い、途中の道の駅では、山採りのムキタケ、ヒラタケを買う。今夜も酒がすすむ。
3日目は宮沢賢治記念館に寄り、遠野を通り、大船渡、陸前高田、気仙沼を経由して帰路に付いた。
震災前の三陸沿岸の街を知る者にとっては、震災復興には、まだまだほど遠い整備状況であった。一日も早い復興を願わずにはいられない。
同行者は、初の東北、初の自炊宿だった。
意義のある予算消化の旅であった。
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