奉仕なしで無臭のホスピタリティ？〜酉谷山避難小屋

4/29
5/ 3

6/ 6
6/ 8

6/21
6/25
6/25
※[汲み取りトイレバイオ消臭]の投入が隣接している日をピックアップ　

トイレに置かれたバイオ消臭の投入メモを見ると、上記のようになっていて、甚だしい時は1日に2包投入されています。ちょっとやり過ぎではないでしょうか。もったいないような気がします。6月21日には2包、その4日後の25日にも2包入れられています。

28日に酉谷山避難小屋を利用した際、トイレは全く臭いがしませんでした。これほど大量に入れられたら微生物も活発に活動しなければならなかったのでしょう。「汲み取りトイレバイオ消臭」を節度をもって一定の期間（1週間）に1包使うことでほぼ臭わなかったのですが、完全な無臭を求める人は見境なく入れてしまうのでしょう。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
酉谷山避難小屋に奉納された「汲み取りトイレバイオ消臭」は1包100円程度します。避難小屋のトイレがきれいであってほしい、臭わないでほしいというの気持ちをもって奉納していただいた方々の善意の賜物です。小屋にあるのだからバンバン使えばいいというものではないと思うのです。

宿泊料金の発生しない小屋（要はただで）に泊まって、善意で持ち上げられた汲み取りトイレバイオ消臭をばんばん使うというのは、ちょっと理解に苦しみますね。常識で考えれば。

長沢背稜に「ippaimizu refuge hut」と記された道標がありました。酉谷山避難小屋もrefuge hutですが、ほとんど多くの方はrefugeではなく、ここに泊まろうとあらかじめ計画してくるのでしょう。６/25に宿泊された方が徹底的にきれいにして去られたようですが、すばらしい「奉仕」の在り方だと思います。新しい雑巾を持ってきて、汚れた雑巾は下すなんていうのも求められる奉仕の在り方の1例です。