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2023年09月29日 20:51未分類全体に公開

日本山岳会東京多摩支部による避難小屋利用計画について

日本山岳会東京多摩支部は「小規模山行 11月 奥多摩・縦走」と称して、2023年11月18日(土)〜19日(日)の日程で、奥多摩・一杯水避難小屋を宿泊先とした登山を予定しています。

募集人数は明示されていませんが、前年の酉谷山避難小屋宿泊の山行では5人で使用しています。もともと酉谷山避難小屋は5人でも満杯状態なところ、登山技術講習「地図読み」との名目で、週末の土日に利用しています。

今回の日本山岳会東京多摩支部による集団での一杯水避難小屋での宿泊計画は、無名山塾が過去に計画した「安心登山者養成講座」
https://yamatabi-hanatabi.com/mumeisan.html
の酉谷山避難小屋宿泊予定人数20名(参加費20.500円)のような規模になるのかは分かりませんが、同支部が「従来のツアー登山のようなスタイルではなく、全員参加型のスタイル」を検討しますと謳っていますので、ツアー登山に準じた参加者があって小屋を占拠されるということも念頭に置く必要があります。

現代日本は、法に触れなければ何をやっても構わないだろうという風潮かもしれません。しかし、避難小屋を集団で、営利で、宴の場として利用するようなことがあってはならないものと強い違和感を覚えます。自重を促したいものです。

目白山岳会
https://yamatabi-hanatabi.com/hanajirosangakukai.html
練馬山の会
https://nerima-yama.club/2022/05/05/5%E6%9C%883%E6%97%A5%E3%81%8B%E3%82%895%E6%97%A5-%E4%BA%8C%E8%BB%92%E5%B0%8F%E5%B1%8B%E5%B0%BE%E6%A0%B9%E3%81%8B%E3%82%89%E9%95%B7%E6%B2%A2%E8%83%8C%E7%A8%9C%E7%B5%8C%E7%94%B1%E9%85%89%E8%B0%B7/

(補記)
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コメント

こんにちは。これは、明らかに避難小屋の使い方として、逸脱した行為です。

以前、北海道でも非常識な団体が避難小屋を占拠していたことがあります。良識ある人が指摘して辞めさせる以外ないと思います。

https://www.yamareco.com/modules/diary/73693-detail-121688
2023/9/30 6:24
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4
NYAAさん
おはようございます。
コメントをお寄せいただきありがとうございます。

2009/ 7/16日、トムラウシ縦走のツアー登山者(18人)による大量遭難事故がありましたが、このツアーでは添乗員が定員30人のヒサゴ沼避難小屋の場所取りをしていたと言われています。

個人または少人数の登山者もこの避難小屋を当てにして人気の大雪山の縦走するでしょうから、ツアーが最初から避難小屋を当てにして定員の半分のスペースを占拠するというのは、非常識である上に、夏山であっても時として厳しい気象条件に置かれるのですから、他の登山者の安全確保上からも問題は大きいものと思います。

多数を募っての宿泊を伴う奥多摩の山の登山は立派な山小屋がいくつもあるのですから、そちらの方に回って楽しんでいただければと思います。

「日本」という名を冠した山岳会には相応しくない登山計画だと思います。
改心していただきたいものですね。
2023/9/30 7:27
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5
ro-shonenさん、こんにちは。

どんなものかと思って、その山行の募集要項を見たところ以下の記載がありました。

・宿泊予定地の一杯水避難小屋の広さを考慮して、定員6名とさせていただきます。
・当山行は、東京多摩支部会員限定のイベントとなります。

以上のことからro-shonenさんが懸念される「小屋の占拠」については、一定の配慮がされていると思いました(同避難小屋の収容人数は15名)。また、会員同士の山行ですから「営利行為」ではないですね。もっとも「(度を越えた)宴の場」になるかどうかはわかりませんが…
2023/9/30 9:38
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3
山ボーイさん
コメントをお寄せいただきました。
ありがとうございます。

日記に書きました営利を目的として避難小屋を利用しようとしたのは、画像2でもお分かりになるように無名山塾のことであり、宴会の例は目白山岳会の例を挙げたものです。

日本山岳会(東京多摩支部)が公益法人として法人格を認められたのは、その事業が不特定多数の者の利益となるものであることとして認められたです。と言って、会員限定の山行を行うことはまったくもって第三者が口をはさむ余地のないことですが、2022年の酉谷山避難小屋の利用状況から見ると、一杯水避難小屋の収容人数がどうであろうと、このような形態の山行に否定的な意見があるということについては、会は受容すべきものと考えます。

日本山岳会がそのホームページを利用し、会員限定の「東京都」の避難小屋泊の山行を募集しあるいは山岳会として多人数で避難小屋を宿泊先として利用するのは、あまり行儀のいいものではないものと思います。

人は衆を頼むとうるさくなるものです。紅葉の時期の奥多摩の山、静かに楽しみたいものです。
2023/9/30 16:37
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3
ro-shonenさん、こんにちは。

同感します。
避難小屋をこのような使い方して良いものか疑問です。少なくとも酒飲んで宴会するような使い方が″避難″という目的を逸脱してると私は思う。

昔のように何処にでもテントを張り、誰に気兼ねすることなく山旅した時でも避難小屋の使用はその名の通り、避難する場合に限ると私は先輩に教わりました。

国定公園内の幕営禁止や意味不明なテン場の値上げ等、貧乏人は山に来るなと言わんばかりの現代、静かな山を楽しむのも難しいです。

このような輩たちに遭遇したくない気持ちです。私も酒飲みです。自然の音を聴きながらテントで独り酒飲んで寝ます。会=飲み会なんでしょうね、この人たちは。どんな凄い山登ろうと、どんな凄い挑戦しようとトイレに食べ残しを捨てるような奴は私は好かんです。
2023/9/30 20:45
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1
Bunjiroさん
こんばんは。

私が山の会を脱会して一人で山を歩くようになった理由の一つは、会の人たちの振る舞いが自分たち以外は存在していないような、往復の交通機関の中でも山中でも我関せずの振る舞い、大きな声でがやがや話し、仲間内での酒のだらしなさを見るのが嫌になったからでした。

避難小屋を身内のグループだけの場所とし、気の赴くまま過ごすのではなく、静穏に過ごしてもらいたいものです。特に奥多摩・秩父の避難小屋は、使用する個々人が小屋に愛着を持ち、他者の迷惑にならないように使われています。

小屋が広いのだからいいだろうとかという物理的な問題に考え方を矮小化するのではなく、グループが衆を頼んで避難小屋での一夜の雰囲気を「占拠」することへの忌避感を覚えるものです。

他者への配慮は、個人であっても、グループであっても忘れてほしくはないものです。今回の日本山岳会東京多摩支部による一杯水避難小屋を利用する「小規模山行 11月 奥多摩・縦走」は、同会の過去の山行記録の画像からしても直感的に、そんな危惧感が頭をよぎったのでした。
2023/10/1 0:11
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2
日本山岳会東京多摩支部の野口です。
本件は会員6名で実施する山行で、営業行為ではありません。6名の参加者が一杯水避難小屋の「占拠」にあたるでしょうか。山行内容を読んでいただければ6名ということをお分かりいただけたかと思います。
2023/10/2 17:50
日本山岳会東京多摩支部野口様

ご連絡ありがとうございました。

ご指摘のとおり、貴山岳会がツアーを組んで営業行為を行っているとは認識しておりません。酉谷山避難小屋を宿泊先とし営業行為を企図したのは無名山塾であり、貴山岳会がそのような行為を行っているとは申しておりません。

貴山岳会は歴史のある山岳会であり、その定款からも分かる通り「登山の指導」を事業の一つとしているようです。前年に実施された週末の酉谷山避難小屋での多人数での宿泊は、会のポリシーからして許容されていたのでしょうか。本部の見解をお聞かせいただければと思います。

11月の奥多摩は紅葉の時期に当たり、週末には利用者も多くなる時期です。避難小屋の適正収容人数に関わらずこのような形式の利用は果たしてどうなんだろうかということの疑問ですから、参加を希望されているメンバーのみなさまともよく話し合われていただきたいものです。
2023/10/2 19:56
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2
ro-shonenさま

差し出がましいコメントですが、白黒つけずグレーにしておいた方が良い事は少なくないと思います。避難小屋の避難以外目的利用もそのひとつかと。計画された宿泊が避難と言えない事は自明です。一方、純粋に避難のみに利用される事を前提とすれば、需要の観点から大多数の”避難小屋”が今後自治体によって維持される事は無いと危惧します。私にはそれが良い事とは思えません。

皆が避難小屋はパブリックな場所であるという事をきちんと認識するだけで、大概の不平不満は解消されるのではないかと思いますが…それすら期待できないのでしょうか?
2023/10/2 20:45
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1
tokumuraさん

こんばんは。

避難小屋が「遭難」時の「避難」のみの利用に限るとの理解は、小屋の設置の政策目的からすると、解釈は別のものになるものと思います。
節度ある利用ができないときは、東京都のようなお触れを出さざるを得ないのでしょうが、それは緊急措置ということでしょう。

節度を持ってマナーよく、他者とも良好なコミュニケーションをとって、山の静寂さ、小屋内の静謐さ、発つときの清潔さを保ちながら利用すること。そこのところを理解が必要です。

だからと言って、団体で集団で、大人数で自由気ままに使っていいということではないのです。節度と言うものがあります。なにも募集してまで小さな避難小屋を集団で利用する必要はありません。

たまたま出会った人たちが譲りあいながらひとときの出会いの場を過ごせばいいだけのことです。人は集団を組むと、他者が見えなくなるものです。
2023/10/3 18:05
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ro-shonenさん
申し訳ないです。

グレーゾーンをほじくり返すようですが、避難小屋は団体であろうと個人がマナーを守ろうと宿泊目的で計画の段階から利用目的で使用するのは団体利用と同じではないですか。避難小屋とは雷雨等の突発的な理由でやむなく避難せざるえない状況で避難する=利用するが、私の解釈です。計画するコースが歩けない距離なら計画を改善すべきだと思いますし、避難小屋利用を念頭に入れた計画は、個人利用でも違うのかなと私は思います。ひっそりと個人山行でマナーを守り、避難小屋を利用することは良いことなのでしょうか。こうした思いの利用者が全国で10人20人と集まると、それは集団となり早い者勝ちの占拠となんら変わりがないように私は感じます。
2023/10/3 21:00
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2
Bunjiroさん

法的には、避難小屋を誰がどのように使おうと文句を言われる筋合いのないこと、それ以上に国の政策として登山を推奨し、民営の小屋のない場所には縦走する者の利便に避難小屋を置き、そのために国費が使われています。

だからといって自由気ままに使い放題、汚し放題、宴会し放題、占拠し放題が許容されるかと言うとそんなことはありません。普通の社会人であれば分かることです。そのために常識的に行動せよということではないでしょうか。

避難小屋の新築・改修には多額の国費が使われています。
2023/10/4 21:22
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