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(2025/4/14〜15)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8019443.html
小屋に着くと、前日の大雨で板の間は雨水で濡れており、ログ作りの躯体からは雨が洩っていた。トイレは、ドアは閉まっているものの、ドア下部の空間から入ったのか、トイレ内のコンクリートの上に動物の糞が残されていた。この界隈にテンがいるのでこの仔のもの(物)か。
トイレの東側に出ると小屋の南斜面が見える。ゴミが散乱している。
3月14日に来た時に、小屋前南面のコオニユリの咲く場所を見渡していたが、ゴミは目に入ってはいなかった。
ゴミは小屋南面の下段の方にも飛んで行っている。ゴミに缶酎ハイ(500ml)の缶が3缶あった。缶の胴がギュッと潰されている。
・つらい人生を送っている人なんだろうか
・大人しい振りをして他人の前では感情表現ができず、自己表現としての行動なんだろうか
・誰かに見てもらい話題にしてもらいたかったのだろうか
・そうすることによって自己の存在感を確かめたかったのだろうか
などと思いながらゴミを眺めていた。
私が働いていた時代と違って、社会で生きてゆくことは大変なんだろうな、上司にあれこれ指示され、成果も認めてもらえず、その難しさから逃れ慰められるために来たのだろうか。かわいそうな人だ。
酉谷山避難小屋にゴミをまき散らした人よ、3缶ものロングの缶酎ハイを持って登ってこれるなら、その根性において君の人生はまだだいじょうぶだ。心を入れ替えて仕事に専心することによって君も存在感を認められ、心根も直すことも可能だから、適当に日常を過ごすことは止め、今後はがんばってほしい。
いつもの私ならそのごみを回収していたかもしれない(していたはずだ)。今回は朝2時まで野菜の出荷準備をし、いったん4時間ほど寝てさらに作業を再開して直売所に運んだ。そのまま山に向かったから、くたくたになって歩き、そのようなお人好しなことをする気分にはまったくなれなかったし、その人のためにもゴミはしばらくそのまま置いてあげたほうがいいのではないかとの結論に至ったのだった。
総務省行政監察局は環境省の所管業務に関し、自然公園を巡視の際には記録を作成することなど、様々な観点から行政評価を下していて、巡視中に小屋に置かれたゴミなどを見たときは漫然と放置することなく職員が持ち帰ることを求めている。公務員がその職務の記録を作成していないとするとはもってのほかだ。今回の酉谷山避難小屋のゴミの件は、レンジャーにお任せする。
今でもこんな人、いるんですね。
腹立つよりも、切なくなります。
おはようございます。
コメントをありがとうございます。
いろいろな人がいますが、今回の光景には心を寒々とさせられました。
もっと違うことで積もるうっぷんを晴らしたらどうなのかなと思ったのでした。
こんばんは。
コメントをいただきありがとうございました。
日記には書きませんでしたが、
トイレ清掃後の水かき用ブレードがトイレの外に出されて横たわってるし、
トイレ専用とテープラーで表示された箒が小屋内に置かれていたりと、
いつもの小屋の雰囲気とは違っていました。
それは誰のせいか分かりませんが、ゴミのことも考えてみると、
心の病理学として解き明かさないと理解のしようがないものと思ったのでした。
これまで小屋を利用された多くの方は善意の利用者がほとんどでした。
これから小屋を利用される方も、気持ちよく過ごしていただけたらと思っています。
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