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そのような場所では、熊鈴は手に持ってクリスマスセールの売り子さんのように、熊鈴をハンドベルのように持って鳴らす必要があります。そのためには大きな熊鈴を持つ必要があります。かといって熊鈴をのべつ幕無しに鳴らす必要はありませんが、どうしても鳴らしたい場合は、人の気配があったら鳴動を止める気遣いは必要です。
前回の日記「カールはヒグマの宝庫!」
https://www.yamareco.com/modules/diary/25396-detail-370681#google_vignette
で記載した熊鈴について、品番が抜けていました。
正しくはCAMPの「3号」の熊鈴であり、正確な商品名は「カウベルチロリアン #3」です。
このシリーズは次の3つです。
カウベルチロリアン #3 \5,500 (税込) 重量 165g
カウベルチロリアン #2 \4,730 (税込) 重量 110g
カウベルチロリアン #1 \4,180 (税込) 重量 85g
これ以外でカウベルチロリアンというのがあっても、あるいは後述するVARRONE PREMANAのものであっても、ネットで販売されているものはいずれも小さく軽く、実用の熊鈴としての活躍の場はあまりないものと思われます。
私は、日高山脈と酉谷山避難小屋を秩父側から登るときはカウベルチロリアン #2を使います。#1の出番はほとんどありません。#3は持っていませんが、このご時世ですから北海道の熊が頻繁に出る山に登るときは#3が安心でしょう。秀岳荘さん↓もそのような方向のように思います。
いくら熊騒ぎがトレンドでも、本州の山岳の人の往来があるところでの熊鈴は必要なしとの考えです。カウベルチロリアン #2でも相当うるさいです。日高の山でも#2を鳴らしっぱなしにしているといつまでも耳に残ります。
この熊鈴はCAMPの製造に係るものではなくイタリアの鍛冶屋さんを吸収し、CAMPがネーミングを変えて販売しているものかと思われますが、それは私の推察です。その鍛冶屋さんはVARRONE PREMANAという名で、製品には鹿の顔の絵があり、号数は「1」「2」「3」とそれぞれプレスで書かれています。
秀岳荘は札幌市に拠点を置く登山用品店です。楽天のモールにてカウベルチロリアン #3に関し、熊よけ対策の熊鈴として詳しくその特徴などを書いています。ご一読の価値は十分にあります。
https://item.rakuten.co.jp/shugakuso/8005436014531/
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